GoProの使い方って? アウトドアでの上手な活用方法やおすすめマウントもご紹介
近年、アウトドアを楽しむ方を中心に人気を集めているアクションカメラ「GoPro(ゴープロ)」。GoProを活用することで、どのような映像を撮ることができるのでしょうか。
この記事では、GoProで撮影できる映像やGoProの基本的な使い方、アウトドアでの上手な活用方法やシチュエーション別のおすすめマウントなど詳しくご紹介します。
【目次】
■そもそもGoProで何が撮れる?
衝撃に強く防水機能も備えており、アウトドア時の撮影で活躍するGoProには、主に3つの撮影モードが用意されています。まずは基本的な撮影モードと、どのような映像を撮影できるのかを解説します。
・動画
GoProは一般的なビデオカメラと同じように、動画を撮影することができます。特にスポーツやアウトドア時の撮影に向いており、激しい動きの中でもブレを抑えて撮影を行うことが可能です。
また、魚眼レンズを搭載しているため、広い範囲を撮影できるのがGoProの特徴です。「広角」モードは魚眼レンズを使っているように歪みのある映像を、「魚眼無効」モードにすることで歪みを補正し、通常の画角の映像を写すこともできます。
・写真
動画だけでなく、一般的なカメラと同じように写真を撮ることも可能です。単発撮りだけでなく、連写や夜間撮影に対応した機能を搭載したモデルも販売されています。
連写モードの際は連写スピードの調整ができ、最も早い設定だと1秒辺り30枚もの写真を撮影することが可能です。また、夜間撮影モードの際はシャッタースピードの調整が行えるため、長時間露光などの撮影にも対応しています。
・タイムラプス映像
タイムラプスとは「低速度撮影」などと呼ばれる撮影方法で、長時間一定間隔で静止画を撮影し、その画像を組み合わせていくものです。一連の画像を早送り映像のように見せるため、日常的な風景を面白く撮影できます。
三脚などでGoProを固定し、人が行き交う街並みや空の様子といった風景を定点撮影する際に最適なモードです。
■GoProの使い方~最初の準備~
GoProを使うためには、まず初期設定が必要です。また、前もって準備しておきたいアイテムもいくつかあります。ここでは、購入後に行う必要がある最初の準備をご紹介します。
・充電
GoProはスマートフォンなどと同様に、バッテリーとしてリチウムイオン電池を使用しているため、使用前に充電しておく必要があります。
特に購入直後はバッテリーの消耗を防ぐ目的からフル充電されていないので、一度充電を行うようにしましょう。USBケーブルでアダプターやパソコンに接続することで充電することができます。設定や機種にもよりますが、充電の持ちはビデオ撮影時で長くても2時間程度です。
GoPro HERO7 Silverなど一部製品を除いてバッテリーは取り外し可能なため、長時間の撮影を行いたい場合は予備のバッテリーも購入しておくことをおすすめします。
・初期設定
GoProで撮影したデータはmicroSDカードに保存されるため、あらかじめ用意しておく必要があります。充電が完了しmicroSDカードを挿し込んだら、GoProを起動させ初期設定を行います。初回起動時は「言語設定」「利用規約への同意」「GPS機能の使用」の3つの設定が必要です。
GPS機能に関しては後から設定を変えることもできるので、好みや使用目的に合わせて変更すると良いでしょう。
初期設定が終わればすぐに撮影が可能ですが、このタイミングで撮影時の画質に関しても設定しておくとスムーズです。
画質の設定は背面ディスプレイの中央下にある、撮影時の解像度を設定できるボタンから行います。好みや使用容量の問題もありますが、基本的には4Kなど最高解像度にするのがおすすめです。
ただし、解像度が高い動画はデータ容量が大きくなります。多くの映像を残しておきたい場合は、microSDカードを複数枚用意しておくと良いでしょう。
・スローモーション撮影を行いたい場合はfpsに注意
GoProを使用してスローモーション撮影を行いたい場合は、フレームレート(fps)の設定も必要です。フレームレートとは「1秒間辺りにどれだけのコマ数を記録できるか」を示す数値で、製品仕様に書かれている「4K60」などの60という数字がフレームレートを表します。
フレームレートは数値が大きいほど滑らかな映像になります。4K画質の場合は最大値で60fpsですが、「広角」「魚眼無効」などレンズの設定や製品モデルによっては、画質を1080p(フルHD)まで落とすことで最大240fpsでの撮影も可能です。
スローモーション撮影を行う場合は、あえて画質を下げてフレームレートを上げるといったテクニックも重要になります。
■GoProの使い方~操作方法~
初期設定の次はGoProの基本的な操作方法や、撮影した映像を再生したりSNSサイトなどにアップしたりする方法をご紹介します。
・基本的な操作と設定方法
GoProは本体脇のボタンを押して電源を入れたのち、本体上部にあるシャッターボタンを押すだけで撮影が開始されます。撮影終了時もシャッターボタンを押すだけなので、基本操作は非常にシンプルです。
動画や写真など、撮影モードを切り替える場合は、ディスプレイ左下にあるカメラのアイコンをタップするか、ディスプレイを左右にスワイプすることで変更できます。
スワイプ操作の場合は「動画」「写真」「タイムラプス映像」の基本的な撮影モードへの切り替えが素早く行えますが、アイコンから変更する場合は夜間撮影モードや連写モードなど、より細かい設定の変更が可能です。状況に応じて適宜使い分けると、より上手に撮影が行えるでしょう。
・映像を再生したりアップしたりする方法
GoProで撮影した映像を再生する方法は2通りあります。
1つ目は、GoPro本体のディスプレイを下から上へスワイプする方法です。この方法だと、GoPro本体で映像を確認することができます。
2つ目が、スマートフォンやタブレットにGoPro専用アプリをインストールしておき、それらのデバイスをGoPro本体とBluetoothやWi-Fi接続を利用して連携させる方法です。
専用アプリを使うことでスマートフォンからGoProを操作できるようになるほか、スマートフォンへのデータ保存や映像の編集、インスタグラムやフェイスブックといったSNS、YouTubeなどの動画共有サイトへのアップロードもアプリから簡単に行えるようになります。
GoProを使用する際は、事前に専用アプリをインストールすることをおすすめします。
■GoProのアウトドアでの活用方法とおすすめマウント
GoProはさまざまな映像を高画質で撮ることができるうえ、高い耐久性を誇る点が魅力のアクションカメラです。
ここでは、そんなGoProをアウトドアで活用させる際の方法の一例と、シチュエーション別におすすめマウントをご紹介します。
・バイクや自転車に乗りながら
バイクや自転車に乗っている際の映像を撮影する場合、GoProは非常に便利です。マウントを活用することでヘルメットやバイク本体、自身の身体でもGoProを取り付けることができるうえ、ヘルメットに取り付ければ音声も拾ってくれるため、別途マイクを使用する必要もありません。
手ブレ補正機能である「HyperSmooth」を搭載しているGoPro HERO8 Blackなどを使えば、オフロードのような振動が激しい道でも綺麗な映像を撮影できます。その際GPS機能をオンにしていれば、走行場所のログを残すことも可能です。
【バイクや自転車での撮影におすすめのマウント】
ゴープロ ザ ストラップ (AHWBM-002) GoPro カメラアクセサリー : ブラック GoPro GoPro
手や手首にGoProを固定できるマウントです。チルト機能や360度のカメラ回転にも対応しており、GoProを取り外すことなく思い通りの角度から撮影することができます。
・登山での撮影
軽くかさばらないGoProは、荷物を少しでも減らしたい登山時に持っていくカメラとしても最適です。ランヤードなどで首からぶら下げておけば、登山中の美しい風景を手軽に撮影することができます。
音声操作を行えるモデルの場合、チェスト用のマウントなどを取り付けることで、クライミングのような両手がふさがる場面でも使用できるため便利です。
【登山での撮影におすすめのマウント①】
ゴープロ GoPro ライフスタイル 小物 GoPro チェストマウントハーネス(Ver.2.0) AGCHM-001
胸の位置にGoProを装着できるマウントで、臨場感ある映像をハンズフリーで撮影できます。軽量でサイズ調節も行えるため、冬の登山のように厚着をするシーンでも使用可能です。
【登山での撮影におすすめのマウント②】
ゴープロ GoPro ライフスタイル 小物 GoPro スリーブ + ランヤード ブラック ACSST-001
ランヤードは長さを自由に調節できるため、首からぶら下げれば両手をふさぎません。すぐにGoProを使うこともできるので、登山中によく写真を撮る方におすすめです。
・サーフィンやダイビングなど海での撮影
GoProは水深10mまで対応する防水機能が搭載されているため、サーフィンやダイビングをはじめとしたマリンスポーツ時の撮影にも適しています。
ハウジングを装着すれば水深60mまで使用できるようになるうえ、砂利や泥から本体を保護することができます。また、ハウジング装着時でも操作感はほとんど変わりません。
水中での撮影やサーフィンの様子などをカメラに収めたい場合は、ハウジングを用意しておくと良いでしょう。
【サーフィンやダイビングなど海での撮影におすすめのマウント】
ゴープロ ダイブハウジング (AADIV-001) GoPro カメラアクセサリー : クリアー GoPro
水深60mまでの防水性能を誇り、装着時も普段と変わらない画質で撮影できます。ダイビングをはじめ、水中でGoProを使用する場合は用意しておきたいマウントです。
・旅行先での撮影
GoProは小さく場所を取らないため、旅行に持っていく際も荷物になりません。専用のケースを用意すれば、マウントやアクセサリー類もコンパクトに収納することができます。
また、GoProは広角レンズを標準搭載しているため、一般的なカメラよりも広く周りの風景を切り取ることが可能です。自撮り棒を活用して、普通のカメラでは難しい映像を撮影するのも良いでしょう。
【旅行先での撮影におすすめのマウントケース】
ゴープロ ケイシー (ABSSC-001) GoPro カメラアクセサリーケース : ブラック GoPro GoPro
GoPro本体やマウント、アクセサリー類を収納できるケースです。中の仕切りは取り外し可能で、手持ちのマウントによって収納部の形状を変えられます。耐候設計で作られているため、雨や雪から中身を保護することも可能です。
【旅行先での撮影におすすめのマウント】
ゴープロ エル グランデ (AGXTS-001) GoPro カメラアクセサリー 延長ポール : ブラック GoPro GoPro
最大97cmまで伸ばすことができる延長ポールです。折りたたむことで38cmまで短くなるので、持ち運びにも向いています。GoProを取り外すことなく、自由に角度を変えられる点も魅力です。
・スポーツ時も活用できる
衝撃に強く身体のどこにでも取り付けられるGoProでスノーボードやスケート、サッカー、野球といったスポーツ時の映像を撮るのもおすすめです。
身体にGoProを装着することで、試合中の映像をより臨場感あふれる視点から撮影することができます。
スローモーション映像を活用し、ゴールシーンなどのここぞという名場面を切り取るのも良いでしょう。
【スポーツ時の撮影におすすめのマウント①】
ゴープロ ザ ストラップ (AHWBM-002) GoPro カメラアクセサリー : ブラック GoPro GoPro
手や手首にGoProを固定することで、より臨場感あふれる映像を撮ることができます。水中や水上でも使用できるので、サーフィンなどマリンスポーツ時の撮影にも最適です。
【スポーツ時の撮影におすすめのマウント②】
ゴープロ GoPro ライフスタイル 小物 GoPro チェストマウントハーネス(Ver.2.0) AGCHM-001
クッション性や通気性に優れているので、スポーツ時でも快適に装着することができます。揺れに強い構造なので、激しい動きをしながらの撮影にも向いています。
■日常で活用するのもおすすめ
もちろん、アウトドアやスポーツ時だけでなく、日常的にGoProを使用するのもおすすめです。
高い耐久性や防水性能を生かして、一般的なカメラでは難しい場所も撮影できるほか、マウントを利用しての自撮り、タイムラプス機能を使用した風景撮影など、さまざまな場面で活用できます。
【日常での活用におすすめのマウント】
ゴープロ ショーティー (AFTTM-001) カメラ小物 ミニ延長ポール+三脚 : ブラック GoPro
11.7cmとポケットにも収まるサイズ感で、手軽に持ち運ぶことができるマウントです。最大22.7cmまで伸ばせるほか、三脚としても利用できるため、自撮りや定点撮影などさまざまなシーンで活躍します。
■さまざまな場所でGoProを使いこなそう
GoProは高品質な映像を簡単な操作で撮影できるアクションカメラです。専用アプリをインストールすれば、撮影や編集からアップロードまでスマートフォンだけで完結する点も魅力といえます。
また豊富に用意されたマウントを活用すれば、より多くの場面で活用できます。アウトドアやスポーツといったアクティブな場面だけでなく、日常的にも上手にGoProを使いこなしましょう。
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