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outdoor2024.06.06

徒歩キャンプってどんなスタイル? 始め方や注意点について知ろう

近年は、さまざまなスタイルでキャンプを楽しむ人が増えてきています。その中でも、オートキャンプとは異なる楽しみ方ができると注目を集めているのが「徒歩キャンプ」です。
しかし、実際にどのようなスタイルのキャンプなのかよく知らないという方もいらっしゃるでしょう。
ここでは、徒歩キャンプの魅力や注意点、楽しむ際に用意したいアイテムの例などをご紹介します。

 

【目次】

■オートキャンプにはない徒歩キャンプの魅力

■徒歩キャンプを楽しむためのポイント

・最寄り駅からキャンプ場までの距離

・アウトドアギアは厳選しよう

■徒歩キャンプで最低限用意したいキャンプギア

・バックパック

・テント

・シュラフ

・ランタン

・調理器具

・アウトドアテーブル・チェア

■準備を整えて徒歩キャンプを楽しもう

 

■オートキャンプにはない徒歩キャンプの魅力

オートキャンプにはない徒歩キャンプの魅力

 

徒歩キャンプは、文字どおり歩いてキャンプ場に向かうキャンプスタイルです。自動車を使ったオートキャンプや、バイクを使ったツーリングキャンプとは異なり、最寄り駅まで電車やバスを使用して、そこから歩いてキャンプ場を目指します。
魅力としては、以下の3つが挙げられます。

【渋滞に巻き込まれる心配がない】
車に荷物を積んで移動するオートキャンプは、便利な一方で渋滞に巻き込まれる場合があります。特に、大型連休や週末にキャンプ場に向かうとなると、道が渋滞している可能性は高いでしょう。
しかし、徒歩キャンプでは現地まで公共交通機関を使用します。事前に時刻表さえ調べておけば、スケジュールどおりに到着することが可能です。

また、車で行くと運転手の方はお酒を飲むのが難しくなります。お酒を飲みやすい点も、徒歩キャンプのメリットです。

【旅をする感覚を味わいやすい】
徒歩キャンプの移動手段は、公共交通機関と歩きだけです。最寄り駅からキャンプ場までの道中で土地の特産品を楽しんだり、お店に寄ってみたりすることができます。
オートキャンプでは気が付かなかった場所やお店に立ち寄ることで、旅をしている感覚をより味わうことが可能です。

【達成感を得られる】
徒歩キャンプは、重たい荷物を持って自分の足でキャンプ場を目指します。長い距離を歩いたり、山道を登ったりすることもあるでしょう。達成感を得やすい点も、徒歩キャンプの魅力です。

 

■徒歩キャンプを楽しむためのポイント

徒歩キャンプの際は、基本的には徒歩で移動することになります。オートキャンプと同じ感覚でチャレンジすると、つらい思いをする可能性も捨てきれません。
快適に楽しむために、以下の注意点を押さえておきましょう。

 

・最寄り駅からキャンプ場までの距離

キャンプの計画を立てる際に、最寄り駅からキャンプ場までの距離や高低差、移動にかかる時間、道の状態などは調べておきましょう。

前述のとおり、徒歩キャンプでは最寄り駅まで電車やバスなどの公共交通機関を利用して、そこからキャンプ場までは歩いて移動します。重たい荷物を背負ったまま長距離を歩くと、疲れてキャンプを楽しめないだけでなく、けがにつながる恐れもあります。
最寄り駅からのアクセスが良いキャンプ場を選ぶのがポイントです。

また、最寄り駅からキャンプ場までの距離だけでなく、周辺施設の確認もしておきましょう。買い物ができる施設の有無や営業時間などを確認しておけば、キャンプ場に向かう途中で食材を購入できます。

 

・アウトドアギアは厳選しよう

持って行くアウトドアギアを厳選するのもポイントです。たくさんの荷物を持って行くと、キャンプ場に移動するまでに体力を消費してしまいます。
具体的なギアの量は楽しみ方や体力などにもよりますが、不要なアイテムは持って行かないことを心がけてください。

ただし、荷物のコンパクト化にこだわり過ぎると、キャンプを快適に楽しむことができません。キャンプ場の環境や、キャンプで楽しみたいことなどをイメージして、アウトドアギアを厳選するようにしましょう。

 

■徒歩キャンプで最低限用意したいキャンプギア

徒歩キャンプで最低限用意したいキャンプギア

 

徒歩キャンプではアイテムを厳選する必要があるものの、初心者の方は何を持って行けば良いのかわからないかもしれません。
ここからは、徒歩キャンプの際に最低限用意したいキャンプギアをご紹介します。

 

・バックパック

徒歩キャンプの際は、両手をあけられるバックパックに荷物を詰めるのが基本です。持って行きたいギアを収納できるか、背負った際に体にフィットするか、荷物が取り出しやすいかなどをチェックして、適切なバックパックを選びましょう。
必要な容量はキャンプスタイルにも左右されますが、荷物の取捨選択が難しいという初心者の方は、50~60L程度のものを用意するのがおすすめです。

また、バックパックではなく、キャリーケースを使用して徒歩キャンプを楽しむこともできます。移動が楽で、パッキングも簡単なのがキャリーケースのメリットです。
悪路では取り回しが難しいので、キャンプ場までの道が整備されている場合は、キャリーケースで代用するのも良いでしょう。

⇒バックパックを探す

 

・テント

キャンプ場での宿泊を予定している場合は、テントの用意が欠かせません。荷物を少しでも軽くするために、コンパクトで軽量なテントを選ぶようにしましょう。軽量なものが多い山岳テントを活用するのもおすすめです。

ただし、軽くコンパクトに持ち運べても、快適に過ごせなければ意味がありません。
サイズや重さ、快適さ、設営のしやすさなどのバランスを考慮して選ぶことが大切です。

⇒テントを探す

 

・シュラフ

テント泊を行う場合は、シュラフ(寝袋)の用意も欠かせません。化学繊維ではなく、ダウン(羽毛)の中綿を使っているシュラフの方が、軽量さやコンパクトさに優れています。

また、シュラフは快適に使用できる温度が商品ごとに異なります。季節やキャンプ場の気温などを踏まえて、適切な商品を選ぶことが大切です。
春から秋の3シーズン使いたい場合は、快適使用温度が-5~5℃程度のものを選ぶと良いでしょう。

⇒シュラフを探す

 

・ランタン

キャンプ場は、都市部と違って明かりが多くありません。日が落ちると周囲が見えず、身動きが取れなくなるので、ランタンの用意も必須です。
ガスランタンやオイルランタンなど、ランタンにはいくつか種類がありますが、テント内で使用できて火事の心配もない、小型のLEDランタンを用意するのがおすすめです。

また、夜間トイレに行ったり、作業したりする場合に備えて、ヘッドライトを用意するのも良いでしょう。

⇒ランタンを探す

⇒ヘッドライトを探す

 

・調理器具

クッカーやマグカップ、フォーク、スプーン、シングルバーナーなども用意する必要があります。作りたい料理に応じて、必要最低限の調理器具を用意すると、荷物を軽くできます。
重ねてコンパクトに収納できるクッカーセットや、幅広い調理に対応できるメスティンを用意するのもおすすめです。

⇒調理器具を探す

⇒シングルバーナーを探す

 

・アウトドアテーブル・チェア

アウトドアテーブルやチェアも忘れずに用意しておきましょう。なくてもキャンプは行えますが、休んだり、食事をしたりする際に便利です。
折りたたんだり、組み立てたりするタイプを選ぶと、コンパクトにまとめることができます。

また、荷物を軽くするために、高さが低く、軽量なサイズのものを選ぶのもポイントです。

⇒アウトドアテーブルを探す

⇒アウトドアチェアを探す

 

■準備を整えて徒歩キャンプを楽しもう

自分の足でキャンプ場を目指す徒歩キャンプは、オートキャンプとは異なる魅力がたくさんあります。キャンプ場に行くだけでなく、周囲のお店を楽しんでみるのも良いでしょう。
ただし、キャンプ場までの移動時間が長かったり、荷物の量が多かったりすると、疲れてキャンプを楽しめないことも考えられます。
しっかりと準備を整えてから、徒歩キャンプにチャレンジしてみてください。

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