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outdoor2024.10.31

トレッキングにもチェアを用意しよう! 山で使えるチェアの選び方

トレッキングや登山といった山の中で行うアクティビティでは、山道を長時間歩き続けることになります。雄大な自然を眺めながら散策できる反面、疲れてつらさを覚えることもあるでしょう。
山で過ごす時間を少しでも快適に楽しみたい方は、トレッキング用にトレッキングチェア(アウトドアチェア)を用意するのがおすすめです。
ここでは、トレッキングチェアを用意するメリットや、トレッキングシーンに適したチェアの選び方をご紹介します。

 

【目次】

■山歩きにもトレッキングチェアがあると便利!

・どこでも休憩できる

・食事や炊事の時にも便利

■トレッキング用チェアの選び方

・軽量なものを用意しよう

・収納サイズも確認を

・組み立て方もポイント

・安全性に関わる耐荷重

■チェアを用意してトレッキングを快適に楽しもう!

 

■山歩きにもトレッキングチェアがあると便利!

山歩きにもトレッキングチェアがあると便利!

 

トレッキングや登山といった「山歩き」は、不要な荷物を減らしてできるだけ身軽な状態で楽しむのが基本です。「荷物が増えるからチェアは必要ない」と考えている方も多いのではないでしょうか。
しかし、山のアクティビティはトレッキングチェアがあると快適に楽しみやすくなります。トレッキングシーンにチェアを用意するメリットには、以下の点が挙げられます。

 

・どこでも休憩できる

山道は、いつでもどこでも、自分の思うように休憩できるわけではありません。
登山道の途中や山頂に、休憩場所としてベンチとテーブルが配置されているケースもありますが、人気のある山だと先客で埋まっていて座れないことも考えられます。山によっては、そのような休憩スペースがなく、大きな石に腰かけたり、地面に座ったりして休憩を済ませることもあるでしょう。

トレッキングチェアがあれば、ベンチが埋まっていたとしても、座って休憩できます。
他の人の邪魔にならない場所という前提はありますが、好きな場所でより快適に体を休められるのは、トレッキングチェアを用意する大きなメリットです。

また、登山中は常に足に負担がかかった状態です。無理な姿勢で休憩した結果、かえって体を痛めることも考えられます。トレッキングチェアで適度に足を休ませることで、疲労回復できる点も魅力です。

 

・食事や炊事の時にも便利

トレッキングや低山登山に慣れてきた方は、テント泊を伴う本格的な登山にチャレンジしたいと考えることもあるでしょう。
山中での夜間の行動は危険が伴うため、テント泊は早い時間に宿泊地に到着するのが基本です。そのため、山で過ごす時間はもとより、テント内で座って過ごす時間も多くなります。

そのような際にチェアがあれば、座りながら食事や炊事を行ったり、コーヒーを飲んでのんびり過ごしたりできるようになります。山で過ごす時間を少し贅沢なものにしたい方も、トレッキングチェアを用意しておくと便利です。

 

■トレッキング用チェアの選び方

トレッキング用チェアの選び方

 

基本的に、トレッキングをはじめとした山でのアクティビティは、必要な荷物を自分一人で全て持ち運ばなければいけません。用意できる荷物が限られるため、トレッキングチェアは山で使いやすいものを選ぶ必要があります。
トレッキング用にチェアを用意したい方は、以下の点を確認することが大切です。

 

・軽量なものを用意しよう

トレッキングや登山の際は、荷物をできるだけコンパクトかつ軽量にまとめることが大切です。荷物が重くなったり、大きくなったりするほど持ち運びにくさが増し、体にかかる負担も増えてしまいます。

トレッキングチェアは、できるだけ軽量なものを用意するのがおすすめです。とはいえ、極端に軽量なチェアは座り心地や安定感に欠ける恐れがあります。体格や体力などにも左右されますが、1kg程度を目安にすると快適です。

また、チェアの重量と一緒に、背もたれの有無も確認しておきましょう。
基本的に、背もたれのついていないトレッキングチェアは軽量な傾向にあります。組み立てが簡単で使い勝手に優れたチェアが多い点も魅力ですが、座り心地は背もたれつきのチェアよりも劣ります。

一方で、背もたれつきのチェアは体をしっかりと預けられるため、快適性に優れているものの、背もたれなしタイプに比べると重たいです。
椅子に座る時間が多い方は快適さに優れた背もたれつきのチェア、携帯性を重視するなら背もたれなしのチェアなど、快適性と軽量性のどちらを重視したいかに応じて選ぶようにしましょう。

 

・収納サイズも確認を

トレッキングや登山で使うチェアは、バックパックに適した収納サイズのものを選ぶことも重要です。収納サイズが大きいチェアは、持ち運びにくさを感じたり、移動に支障をきたしたりする恐れがあります。

バックパックの中にしまえるくらいのサイズか、バックパックの外に取り付けて運べる程度のサイズを選ぶのがおすすめです。
バックパックに取り付けられるサイズなら、若干大きくてもかさばらずに持ち運べます。

 

・組み立て方もポイント

トレッキングチェアの組み立て方もポイントです。組み立てにくいチェアは使い勝手が悪く、休憩するのに余計な手間がかかる恐れがあります。
トレッキングチェアの組み立て方は、大きく組み立て式と収束式の2種類に分けられます。それぞれの特徴は、以下のとおりです。

【組み立て式】
ポール(脚)と座面を分解して収納できるタイプです。設営や片付けに手間がかかりやすいものの、コンパクトにまとめて持ち運べます。背もたれが大きいタイプなら、体をしっかりと預けられる点もメリットです。

【収束式】
開くだけで座ることができるタイプのトレッキングチェアです。座面が小さい商品が多く、座り心地は組み立て式に劣る傾向にありますが、すぐに椅子を用意できます。
背もたれがないコンパクトな収束式のチェアは、携帯性に優れているのも魅力です。

 

・安全性に関わる耐荷重

安全性に関わる耐荷重の確認も欠かせません。基本的には、トレッキングチェアを使用する人の体重よりも、少し余裕があるものを選ぶのがおすすめです。
耐荷重に余裕があるトレッキングチェアなら、バックパックを抱えたまま座ることもできます。

耐荷重が低すぎるチェアだと、座った際にチェアが壊れてしまう恐れがあります。けがにつながる可能性もあるため注意が必要です。
ただし、耐荷重が大きく安全性に優れたチェアほど、本体の重量は重たくなる傾向にあります。安全性と携帯性のバランスが取れたチェアを用意するようにしましょう。

また、耐荷重に優れているチェアだとしても、使い方によっては破損することはあります。勢いよく座ったり、特定の部位に負荷をかけたりするのは控え、正しい方法で座ることが大切です。

 

■チェアを用意してトレッキングを快適に楽しもう!

トレッキングチェアは、トレッキングや登山といったアクティビティで絶対に使うものではありません。チェアを用意しなくても、トレッキングを行うことはできます。

ただし、チェアを用意することで、トレッキング中の休憩時間がより快適に過ごしやすくなります。キャンプやフェスなど、トレッキング以外のシーンでも役に立つため、1つ用意しておくと便利です。
しっかりと座って休憩したい方や、テント泊を行う方、アウトドアアクティビティが好きな方は、トレッキングチェアを用意してみてはいかがでしょうか。

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