ランニング初心者必見! 必須グッズとあると便利なアイテム
ランニングは、他のスポーツのように特別な器具を用意する必要がありません。最低限のグッズさえ用意すれば、誰でも気軽に始めやすいスポーツのひとつです。運動不足の解消やダイエット目的などで、ランニングにチャレンジしてみたいという方も多いのではないでしょうか。
しかし、ランニングを始めるにあたって最低限必要なグッズがなにか、わからない方もいらっしゃるでしょう。そこで今回は、ランニング初心者の方も必ず用意しておきたい必須グッズと、持っているとより快適にランニングを行える便利なアイテムをいくつかご紹介します。
【目次】
■ランニング初心者の方も必ず用意しておきたいグッズ
ランニングは、特別なアイテムがあまり必要ないスポーツですが、怪我防止などの目的で用意しておきたいグッズはいくつかあります。
最初に、ランニング初心者の方が用意しておきたい、最低限必要なグッズをいくつかご紹介します。
・ランニングシューズ
ランニングなどの走るスポーツを行う際に、最初に揃えたいのがランニングシューズです。
着地時の足にかかる衝撃を和らげる、ランニング中の足のブレを抑えて負担を軽減するなど、一般的なスニーカーや他の運動靴に比べて、ランニングシーンに適した機能性を備えていて、怪我のリスクを下げられます。
ランニングシューズの持つ機能性を最大限に発揮するために、自身の足のサイズや形に合い、フィット感に優れるシューズを選ぶようにしましょう。
ランニング初心者の方は、足を守るのに必要なクッション性や安定性に優れたシューズを選ぶのがおすすめです。
・ランニングソックス
シューズだけでなく、ソックスもランニング専用のものを用意しておくと良いでしょう。土踏まずをサポートするアーチサポートや、足がシューズ内で動くのを防止する滑り止め機能などを備えているランニングソックスがあれば、ランニングをより快適に行えます。
ランニングソックスは、通常の靴下と同じくつま先が丸みを帯びているタイプと、指が別々になっている5本指タイプに大きく分けられます。5本指タイプのランニングソックスは、蒸れや指同士の擦れを軽減してマメを防ぐなど、機能性に優れているのが特徴です。
違和感を覚える方が無理に着用する必要はありませんが、基本的には5本指タイプのソックスを選ぶことをおすすめします。
・ランニングウェア
ランニングは、手持ちの動きやすいシャツとジャージでも始められるのが魅力のひとつです。しかし、ランニング専用のウェアを用意しておいた方が、より快適に走れるようになります。
最低限、汗をかいてもすぐに乾く速乾性のTシャツとパンツ、防寒具として使えるパーカーやウインドブレーカー、ランニングタイツ(スパッツ)は用意しておくと良いでしょう。
コンプレッション機能のあるタイツやシャツを用意しておけば、適度な着圧がランニング中の疲労を軽減してくれます。タイツは足元の防寒対策としても使えるので、ロングパンツを履かない場合は用意しておくと便利です。
また、夜走ることが多い方は、接触事故などを防ぐために明るく目立ちやすい色のウェアを選ぶことも大切です。
■暑さや紫外線対策・寒さ対策で用意したいグッズ
屋外で行うことが多いランニングは、日差しや気温で快適さが大きく変わります。日焼けや熱中症、体温の低下などを防ぐための対策は欠かせません。暑さや寒さ対策の一環で用意しておきたいアイテムの一例をご紹介します。
・帽子(キャップ)
ランニング用に帽子(キャップ)を用意しておけば、日差しが直接頭に当たるのを防げます。日差しが強い日にランニングを行う場合は、熱中症対策として帽子を被るようにしましょう。
日差しを防ぐ以外にも、汗を吸収したり雨が顔に当たりづらくなったりする効果があります。前髪が長い方は、前髪を固定できるのもメリットです。
メッシュ構造で通気性に優れる帽子を選ぶと、頭部の熱を逃しやすく夏でも快適に使えます。夏はメッシュタイプ、冬は吸汗性に優れるタイプなど、季節で複数の帽子を使い分けるのもおすすめです。
・サングラス
日中に走ることが多い方は、サングラスも用意しておくと便利です。日差しが気になりづらくなるのに加えて、ランニング中に飛んでくるゴミや虫などから目を保護できます。
サングラスを気にせず快適に走るために、ずり落ちないための工夫がされていて、かけ心地が良いものを選ぶのがポイントです。
・ネックカバー
ネックカバーやフェイスマスクと呼ばれる、首元から口までを隠せるアイテムも用意しておくと便利です。サングラスと帽子も一緒に使用すれば、顔全体を日差しから守れます。
また、口元を覆えるため、新型コロナウイルス感染症予防のエチケットや花粉症対策としても活用できます。
日常的に使用している不織布マスクと異なり、スポーツシーン向けに作られたネックカバーなら着用時の息苦しさを軽減できるのが魅力です。ランニングシーンはどうしても息遣いが荒くなりがちなので、ネックカバーを用意しておくことをおすすめします。
・アームカバー
アームカバー(アームウォーマー)があれば、半袖のTシャツを着用してランニングを行う際も腕の日焼けが気になりません。
保温機能を持つものは寒さ対策にも活用できるので、1つ用意しておくと年間通して使いやすいです。
■用意しておくと便利なアイテム
他にも、用意しておくと快適にランニングを楽しめるようになる、便利なアイテムがいくつかあります。不便を感じたら用意しておきたいアイテムの一例は、以下の通りです。
・ランニングポーチやバッグ
ランニングの際は、持ち物が少ない方が走りの邪魔になりづらいです。家の鍵やスマートフォン、お金、水分補給用の飲み物などが、最低限持っておきたい持ち物の一例です。
しかし、持ち物をウェアのポケットに入れたままランニングを行うと、揺れが気になって走りに集中できなかったり、ランニングフォームが崩れたりする可能性があります。
ランニング中のアイテムの揺れを抑えたい方は、持ち物を入れるバッグを用意しておくと良いでしょう。腰に巻き付けて使えるウエストポーチタイプだと、揺れが気になりづらく便利です。
スマートフォン程度しか持って行かない方は腕に装着できるアームポーチ(アームバンド)タイプを、着替えなどが必要な通勤ランシーンにはランニング用のバックパックを用意するなど、持ち運ぶ荷物の量に応じた容量のバッグを選びましょう。
・手袋(グローブ)
ランニング中に手袋(グローブ)を着用していれば、指先が冷えるのを防げます。また、転倒して手をついた際などに怪我を防止する効果も期待できます。
走っているうちに暑くなって脱ぐことも考えられるので、薄くポケットやバッグにしまいやすいデザインの手袋を用意しておくと便利です。
・時計
ランニングシーンには、ランニングウォッチやスマートウォッチと呼ばれる時計を用意しておくのもおすすめです。
ストップウォッチ機能やGPS機能、ラップタイム測定、心拍数の測定といった機能性を備えている時計があれば、ランニングのタイムや移動距離、消費カロリーといったデータを管理しやすくなります。
また、音楽再生機能や電子決済、スマホとの連携などに対応した高性能な商品なら、ランニングに持って行く荷物を減らせるでしょう。
ランニングシーンで使用する時計は、急な雨や汗にも対応できる防水加工が備わっているものを選ぶのがおすすめです。
・ヘッドライトや反射板
日差しのない夜間は視界が悪く、接触事故の危険性が高まります。夜間走ることが多い方は、明るい色のウェアを着用するなど、自身の視認性を高める工夫が必要です。
また、自動車などのライトを反射する反射板(リフレクター)の活用や、ヘッドライトを装着するのもおすすめです。夜間のランニングを行う際は、事故防止のために必ずグッズを用意しておきましょう。
■グッズを用意してランニングをさらに楽しもう
ランニングは、たくさんのグッズを用意しなくても始められる手軽さが魅力の運動です。しかし、シューズやソックス、ウェアなどは最低限用意しておく必要があります。
また、紫外線対策や防寒対策グッズ、小物を入れるバッグなどもあれば、より快適にランニングを楽しめます。
自身のランニングスタイルに応じて少しずつグッズを用意し、今まで以上にランニングを楽しみましょう。
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