HOKAの代表的モデルが全面刷新!?CLIFTON 9(クリフトン 9)登場!
リーバイスでいう501、オールデンでいう990に相当するホカの定番モデル「クリフトン」がついに9代目に突入。
しかも今回は前作から仕様を大幅にアップデートしたとのこと。個人的には3くらいから履いてますが、その頃からずっと良いシューズだったので、むしろ毎回のアップデートがもうよくわからなくなっているのが正直なところ笑。そんなことを言ってはお仕事になりませんので、今回もしっかりと紐解いて参りましょう!
と言っておいていきなりオフィシャルから抜粋。
今回のいちばんのポイントは「厚くなったのに軽くなった」に尽きます。
クリフトン 8より3mmソールが厚くなったにも関わらず軽量化を実現。機能や容量を増やして軽量化を図る、ということはひとえに、エンジニアの努力の賜物、テクノロジーの発展、人類の進化!ありがたく享受いたしましょう。
個人的にはこの片サイドのみのガセットシュータンが、程よいフィット感で好みでした。
前作8(上段)と並べて比較すると…結構ちがいがわかりますね。丸く、厚くなってる。
そして実は広くもなってるみたいです。
更に安定感もアップ。
いちおう詳細スペックも載せておきます。
◆メンズ
(25.0cm–29.0, 30.0cm ・10色・248g/27cm)
ソールスペック:オフセット5mm/ヒール32mm/フォアフット27mm
◆ウィメンズ
(22.0cm–25.0cm ・10色・205g/24cm)
ソールスペック:オフセット5mm/ヒール29mm/フォアフット24mm
19,000円(税込20,900円)
実際にクリフトン 9を履いてこのペースで2時間走をしてみましたが、かなり快調。
エントリーモデルにして幅広いスピードにも難なく対応できる、まさに定番というべき一足ということを改めて感じました。サブ4向けのレースシューズから、サブ3以上のデイリートレーニングまで、実に守備範囲は広いです。
と、シューズの性能はこのくらいにして、私の本職であるファッション視点でのシューズアドバイスに入りましょう。
今回はこのメインカラーのオレンジを主役にAlpen TOKYOで取り扱いのあるインディーズブランド各種とコーディネートしてみました。
ファッションの基本である「色合わせ」のコーディネート。
またの表現を「シューズの色をウエアで拾う」と言います。
シューズのオレンジ×ブルーを、同じくブルー〜オレンジグラデーションのショーツと合わせる。これだけでインパクトは十分なので、トップスはモノトーンでシンプルに。今回はヘッドギアにもシューズと同カラーを持ってきましたが、実はシューズと帽子を同じカラーで挟むのはNOT GOOD。合わせすぎると野暮になる典型がこのパターンなのですが、今回はサンバイザーなのでギリセーフなんです。その理由は、髪の毛の色が大半を占めるので、言うほどくどくはなりません。この場合は黒髪ロングがベストですね。金髪だとまたちょっと違う雰囲気になりそう。今回はあくまでイメージでお送りしてますが、いやはや、ファッションってほんと、着る人ありきです。
サンバイザー:エルドレッソ
ジャケット:エルドレッソ
Tシャツ:エルドレッソ
ショーツ:エルドレッソ
※Alpen TOKYOでお取扱い。品切れの場合にはご容赦ください。
続きまして、また違うコーディネートを。
太陽のオレンジ、空のブルーときたら、大地のブラウンと森のグリーンでしょう。
そうです。実はこれも地球の色、アースカラーです。しかもTシャツの木のグラフィックに加えて、ヒョウまで出てきちゃいました笑。裏テーマはアフリカです。ちなみにショーツのロゴでシューズの色を確信犯的に拾っています。
キャップ:エルドレッソ
ジャケット:フーディニ
Tシャツ:マウンテンマーシャルアーツ
ショーツ:エルドレッソ
※こちらもAlpen TOKYOでお取扱い。品切れの場合にはご容赦ください。
ちょうど今日の自分のコーディネートもアースカラー合わせでした。
主観ですが、ホカのシューズと合わせるウエアはアウトドアメーカーが相性良いです。フランス生まれアメリカ育ちのホカなら、いろんなブランドともマッチするでしょう。
ちなみにカラバリがこんなにあるんです。
合計10色!迷っちゃう。
◆メンズ
◆ウィメンズ
いまやランニングシューズの枠を大きく超えてファッションのフィールドでも大人気のホカ。
ブランドの代名詞クリフトンの最新モデルをランニングにもファッションにも履くことこそ、いちばんブランドをリスペクトすることだと思って、僕はいつも最新のパフォーマンスシューズを兼用で履いてます。
ランナーはもちろんですが、ファッション視点の方も、ぜひこの最新版クリフトンをランにもファッションにも取り入れてみてはいかがでしょう〜。
■HOKA CLIFTON 9 (クリフトン 9)特集ページはこちら
https://store.alpen-group.jp/lp/contents1/3864
<著者プロフィール>
牧野 英明
BEAMS所属。キャリア約20年の中で、店頭とECスタッフを15年、2020年よりTIGORA by BEAMS DESIGNのディレクターを務め、Alpen TOKYOオープンを機にアルペン ランニング ディヴィジョンアドバイザーに就任。
自身も熱心なランナーであり、フルマラソンベストは2時間49分01秒。ロード以外にもトラックレースやトレイルランにも積極的に取り組む全方位ランナー。
「走るに快適なファッション日常着」を体現する#いつでも10km走れるコーディネート は業界でも有名。
ファッション目線を取り入れた独自のシューズレビューをぜひお楽しみください。
Instagram: @makinohideaki
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