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running2023.11.06

shortcut to runner's high! On Cloudflow 4

「すべてのランナーにスピードを。」をコンセプトに2017年から続くクラウドフローの4代目が登場。

シリーズ最軽量の235gを実現し、インターバルなどのスピードトレーニングや、フルマラソン・ハーフマラソンなどのロードレースに適したモデルとして独自の地位を築いています。

早速スペックを見てみましょう。


アッパーにはオンのレーシングモデル「クラウドブームエコー(Cloudboom Echo)」にも使われている、通気性に優れたリサイクルポリエステル100%のハイテクウーブンアッパーを採用。


今回のアップデートでは、ミッドソールを一新。密度の異なる二層のCloudTec®がクッション性を強化し、そのミッドソールに挟まれたスプーン形状の Speedboard®が、滑らかなローリングと反発性を高め、ペースアップを助けます。


ソールのラバーパッドは、濡れた路面でも高いトラクションを発揮。

何やら溝が浅くなって、オンのシューズあるあるの小石が挟まれにくくなったらしいです笑

と、ここまでスペックの説明をしましたが、実は自分はオンのクラウドフローを履くのが初めてでして、ですのでレビューも前作からどうなったか、という比較ではなく、今回の4を単独でコメントしたいと思います。


まず率直に感じたのが、結構硬いな、でした。

シリーズの中ではかなりクッショニングが向上したとのことですが、他社モデルとトータルで比較すると、どちらかというと薄底の部類に属するくらいのダイレクト感。かと言ってそれはデメリットではなく、接地からのレスポンスが早く、スピードに乗りやすい走行感です。

ですので個人的にはロードよりトラックの方がフィーリングが良く、テンポよくスピードを出して走った時に一番しっくりきました。

厚底カーボンシューズとマックスクッションのジョグシューズの間に置いておきたい、履き分けラインナップのレパートリーに入る一足です。

そしてオンのシューズはほんとデザインが秀逸で、今作も言わずもがな、惚れ惚れするカラーラインナップ。


そしてなんと、メンズもウィメンズも直営店とアルペンのみ展開の限定カラーを揃えます。

共にダークトーンのグラデーションカラーで、ファッションとしても魅力的です。

早速ですが自分もデイリーコーディネートに取り入れてみました。

自分はあえてちょっと難しめなキーカラーで挑戦。


シューズのホワイト・イエロー・オレンジを頭に入れつつ、同系色で慣らしたアイテム合わせです。

ソックスの色合いで遠目にシューズの色を拾い、ショーツのブラウンとトップスのホワイトでブライトカラーを抑え込みました。キャップは正直ブラック以外であればなんでも合いましたが、ここは敢えての走れるメッシュキャップで「いつもで10km走れるコーディネート」に寄せたつもりです笑

こんな感じでランニング時だけでなく、普段のスタイリングにも取り入れやすいクラウドフロー4は、税込18,480円と、その活用度を鑑みるとコストパフォーマンスも抜群かと。

ぜひチェックしてみてください〜。
 


<著者プロフィール>

牧野 英明

BEAMS所属。キャリア約20年の中で、店頭とECスタッフを15年、2020年よりTIGORA by BEAMS DESIGNのディレクターを務め、Alpen TOKYOオープンを機にアルペン ランニング ディヴィジョンアドバイザーに就任。

自身も熱心なランナーであり、フルマラソンベストは2時間47分44秒(東京マラソン2023)。ロード以外にもトラックレースやトレイルランにも積極的に取り組む全方位ランナー。

「走るに快適なファッション日常着」を体現する#いつでも10km走れるコーディネート は業界でも有名。

ファッション目線を取り入れた独自のシューズレビューをぜひお楽しみください。

Instagram: @makinohideaki

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