フリーワード検索

running2023.12.01

アディダス初!駅伝の名を冠したコレクション発表「ADIZERO EKIDEN COLLECTION」

2023年11月10日(金)アディダス ジャパンは渋谷ストリームホールにて、駅伝ランナーを支える最先端テクノロジーを凝縮したシューズ「ADIZERO EKIDEN COLLECTION」発表会を行った。ADIZEROシリーズはMADE TO WIN(=速くなるための、すべて)をコンセプトにアスリートのため1秒でも1歩でも速く走ってもらうことを目的に開発されたシューズだが、2022年世界メジャーマラソン優勝者の約50%がADIZEROを履いていたといわれる。9月のベルリンマラソンでティギスト・アセファが驚異の2時間11分53秒で女子フルマラソンの世界記録を更新したのは記憶に新しいが、彼女が着用していたシューズもADIZEROシリーズのADIOS PRO EVO 1だった。

今回のEKIDEN COLLECTIONは、赤富士をモチーフにしたスカーレットレッドと駅伝の伝統を表すゴールドを基調に、100個のドットによる富士山のアニバーサリーデザインが施されている。

駅伝は日本を代表するスポーツイベントだが、アディダス ジャパンでは駅伝自体にさらなる価値と魅力をもたらすべく、初の駅伝モチーフである「ADIZERO EKIDEN COLLECTION」を発表。2012年には箱根強豪校である青山学院大学、2022年からは國學院大學とアスリート契約を結び、大学と密なコミュニケーションをとることで日本のランナーに沿った商品、デザインを目指す。

発表会では、11月5日(日)の全日本大学駅伝7区で区間賞を受賞した國學院大學の平林清澄選手(3年)、上原琉翔選手(2年)、前田康弘監督を招き、駅伝とADIZEROについてのトークセッションが行われた。


全日本3位表彰台で目標達成

箱根駅伝では、さらに上へ

――全日本大学駅伝では見事チーム3位。レースを振り返っていかがでしたか?

國學院大學陸上競技部、前田康弘監督

前田:チーム目標は表彰台。全日本大学駅伝では3位ということで目標は達成できました。けれど、心のどこかで「優勝」「もっと上に行く」という想いがあったので悔しさも感じます。次の箱根駅伝でもう1回チャレンジできるので、しっかり上を目指して頑張っていきたいです。


――エースとして臨んだ大会だったと思いますが、振り返っていかがですか?

全日本大学駅伝7区区間賞。副将平林清澄選手(3年)

平林:自分は7区が3回目の出走で、それまでとれなかった区間賞をとれたので自信になりました。ただ、レース展開としては最後青学と中央さんに負けてしまい悔しかった。チーム目標としては出雲4位、全日本3位と上がって来ていますので、これから箱根に向けて更に上がっていけるんじゃないかと思います。


――今回が伊勢路デビューとなりましたが、いかがでしたか?

上原琉翔選手(2年)

上原:3区は流れを変える前半の大事な区間ということでとても緊張していましたが、自分の走りができました。区間3番以内を目標にしており、それもしっかりとれたので、いい全日本大学駅伝デビュー戦になったと思います。


トレーニングからレースまで、エースが愛用するADIZERO

――ADIZEROシリーズを愛用されているということですが

平林:はい。TAKUMI SEN 9は自分が求めているちょうどいい厚さで日頃から練習の中で履いています。自分は足の感覚を大事にしていますが、接地の時に地面をつかむ感覚であったり、走る時に反発に頼り過ぎず足の力を使って走れる点が気に入っています。


――最善のパフォーマンスを発揮するために意識していることは?

上原:レースに向けては、トレーニングで自信をつけて、堂々とやってきたことを信じて走るというスタンスです。しっかり練習を積んだうえで、シューズを自分の走りに生かすという意味ではADIOS PRO 3は相性がいいです。蹴った時にしっかりクッションが潰れてくれて、そのまま反発で押し切るのが、自分のバネのある走りに生きています。


――駅伝やマラソンのような長距離を走る際に重要なことは?

平林:長距離でまず意識するのは有酸素ですが、単に長い距離を走るだけではなく、速さも求めるとなると、色んな要素が影響します。シューズの力を役立てる場合、マラソンで安定したペースで推すのが得意なのはADIOS PRO 3。僕の場合、スピード持久力があるので、浮力に乗ってくるとTAKUMI SENが合っているのかなと思います。


上原:高校では1500、5000でタイムを残し、高校から10km、20kmは走っていたんですけれど、長い距離が得意というわけではありませんでした。大学に入るにつれて少しずつ距離を伸ばしていきました。無理したペースで長い距離を走ると、市民ランナーはキツイと思うので、まずはじっくりゆっくりのペースから徐々に時間を増やして、距離を伸ばして、そこからペースをつけて行けばいいと思います。自分はそのやり方で長い距離に耐性をつけてきました。ゆっくりのペースを走る際はSLを履いて。


目指すは箱根のてっぺん、まだ見ぬ赤紫の快進撃に期待!

――前回の箱根駅伝を振り返って

前田:箱根駅伝は1年間トータルの戦いの集大成と位置づけています。前回はレース前の31日にキャプテンが故障。チームとしてはマイナスの部分が強いと思われましたが、若い選手が結束して立ち向かっていった。自分のチームではあるんですが、感動した大会だった。総合4位ということで、自分たちの目標である三大駅伝表彰台には届かなかったんですけれど、非常に価値のある4番だったし、いまのチームにもつながっています。やっぱり箱根の借りは箱根で返す。今年は絶対に3番以内。そして、その上。國學院の赤紫をしっかり掲げたいと思います。


――レースでTAKUMI SEN 9を履いていてよかったことは?

平林:TAKUMI SEN 9を使っている理由として、自分が思った通りに動いてくれるというのがあります。苦しい時だったり、ラストにも力を発揮してくれるシューズなんですけど、レースで上りがある場面でも、TAKUMI SEN 9を履いてしっかり臨むことができたので、良かったと思います。


――2024年の箱根駅伝に向けて

前田:この二人が主軸のチームでありますので、チーム戦略も含めて堂々と第100回大会を戦いたいと思います。二人とも共通していえることは覚悟をもって競技に取り組んでいるという点です。私どもはチャレンジャーです。過去最高が総合3位という大学ですから、確実にそこを超えて、今年の勝負を全力で選手ともども戦って、感動してもらえるような2日間にしたい。

平林:去年から駒澤大学さんを目標にし、そこにまだ勝てていないというのが悔しい気持ちでいっぱいです。今年の集大成として箱根でしっかり勝てるように、まずは自分が最大限の走りができるよう精いっぱいあと2か月準備して、やっていきたいなと思っています。最後勝てるように。勝って笑顔で終えられるように頑張りたいなと思います。


上原:今年のチーム目標である「3大駅伝表彰台」と、「てっぺん」を目指して。個人の走りとしては、まだとったことのない区間賞をとってチームに貢献したい。「全員駅伝」というものを掲げているので、チーム全体で箱根駅伝に向かって頑張っていきたいです。


――「ADIZERO EKIDEN COLLECTION」はいかがでしょうか?

前田:アディダス製品は、スタイリッシュなデザインがすごく気に入っていますが、今回そこに情熱が加わった。うちのチームと私の指導論にもってこいの赤。富士山に朝日がのぼるように駅伝で自分たちが一番でのぼれるイメージも沸きます。


自己ベストを目指すランナーのための「速くなるための、すべて」をシューズに

上原選手も愛用しているADIOS PRO 3は、高反発で推進力に優れており、レース本番でパフォーマンスを発揮。距離走を中心としたトレーニングにおススメなのはBOSTON 12。安定性、耐久性に優れており、市民ランナーの場合、走力によってはレースでも使える。定番要素を過不足無く詰め込んだSLはほどよい硬さを維持し、國學院の選手もジョグに使用。気軽にデイリーで履きたいシューズだ。その他、中高部活生向けのDURAMO SPEEDや短・中距離をタフに走り込みたいランナーに向けたRC 5、規定度外視で、革新性を追求したPRIME X2 STRUNGなどADIZEROシリーズはシーン、用途に合わせトレーニングからレース当日まで幅広くランナーをサポート。走力や自分の特徴に合わせて履きこなしていきたいラインナップだ。今回は更に年始の駅伝を寿ぐかのようなEKIDEN COLLECTIONが登場。赤富士のエネルギーを力に、てっぺん目指した快進撃が巻き起こるのか。年明けもEKIDENから目が離せない。

BUY NOW

SEARCH フリーワード検索