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running2023.12.19

速さ、むきだし。「FAST-R NITRO ELITE 2」突き抜けたカーボンの推進力。駅伝への想いを込めたプーマ渾身の4モデル「EKIDEN RUSH PACK」登場

写真提供:プーマ ジャパン株式会社

プーマ ジャパンは、11月30日(木)駅伝シーズンに向けた4モデル「EKIDEN RUSH PACK」を初お披露目した。なかでも前作からフルアップデートされた「FAST-R NITRO ELITE 2」は推進力・反発力ともに向上。都内で開かれた発表会では、プーマ契約アスリートである中西亮貴選手(トーエネック)、米満怜選手(コニカミノルタ)とのトークセッションを交え、シューズの魅力を訴えた。説明会の後、参加者は代々木公園陸上競技場に移動。実際に試し履きをすることで、シューズの爆発的推進力を体感。今回は参加者の一人であり、自身でもフルマラソンを走るAlpen TOKYOのショップ店員国松君祥さんが実際に「EKIDEN RUSH PACK」を履いて走った感想とあわせて、イベントの全貌をレポートする。

今回発表された「EKIDEN RUSH PACK」では「FAST-R NITRO ELITE 2」「DEVIATE NITRO ELITE 2」「FAST-FWD NITRO ELITE」「DEVIATE NITRO 2」の4モデルをラインアップ。いずれもプーマの最新フォームを搭載することで高い反発性を実現している。サイケデリックなカラーに加え、襷が力になるという想いを込め4モデル全てのシューズの内側に襷をデザイン。「100%の力を出し切る」意味で100と書かれたパッチも印字している。

注目は、前作から大幅な進化を遂げた「FAST-R NITRO ELITE 2」。ミッドソールから突き抜けたカーボンプレートが接地面積を増やすことでストライドを伸張。爆発的推進力につなげている。文字通り「速さ、むきだし。」のシューズだ。ソールは前作同様に「NITRO ELITE FOAM」採用だが、製法を変えることでアップデート。反発は前モデルから46%、エネルギー貯蔵力は22%向上。これにより前モデルと比較して、フルマラソン3時間半切のランナーは平均2分30秒、2時間半切のランナーは平均1分24秒タイムを縮めることができるというリサーチ結果も出ている。


実業団選手を魅了するプーマ最速「FAST-R NITRO ELITE 2」

「DEVIATE NITRO ELITE 2」のリアルスペックとは?

発表会では、実際に「FAST-R NITRO ELITE 2」「DEVIATE NITRO ELITE 2」を履いて走られている中西亮貴選手(トーエネック)と、米満怜選手(コニカミノルタ)が登壇し、プーマ最速シューズの魅力を語った。

――「FAST-R NITRO ELITE 2」の第一印象は?

中西:夏の40km走ではじめて走りました。反発が強く、グリップ力が素晴らしいというのが第一印象です。当初は3分半で推して、徐々に上げていくイメージだったのですが、履いた瞬間の反発が凄くて、アベレージ10秒くらい上がって3分20秒くらいでポンポン進んでいきました。上げ過ぎている感覚もありましたが、クッション性も反発もあり、後半まで脚がもつので、そのまま走り抜けました。接地から蹴り出しまでのサポートがしっかりしており、力を使わず後半まで走り切れるのも特長だと思います。


米満:12,000mのペース走ではじめて履きました。踵から接地までそのまま流れる感覚で、足を置いたら前にすっと進む。ソールの踵側にも「NITRO ELITE FOAM」が搭載れていて、フィーリングが違いました。


――「FAST-R NITRO ELITE 2」「DEVIATE NITRO ELITE 2」はどう履き分けますか?

中西:「DEVIATE NITRO ELITE 2」を履いた感覚は回転を出すイメージです。短い距離でスピードを出す時に使っています。「FAST-R NITRO ELITE 2」は反発が強いのでマラソンに近い長い距離を走る際に使っています。

米満:コンディションが良い時は、「DEVIATE NITRO ELITE 2」。悪い時は、足を置くだけで進むイメージがあるので「FAST-R NITRO ELITE 2」です。


――もし、いま年始恒例の駅伝を走るとしたら「FAST-R NITRO ELITE 2」「DEVIATE NITRO ELITE 2」どっちを履きますか?

中西:6区の山下りでしたらスピード勝負なので「DEVIATE NITRO ELITE 2」。上りや平坦な区間であれば「FAST-R NITRO ELITE 2」を履きます。


――プーマにしかない厚底シューズの魅力はどこだと思いますか?

中西:グリップ力が優れている点です。MGCは雨だったので、敬遠されるのは足元でした。雨の時は滑りがちですが、プーマだと滑らない。MGCの180度の折り返しももちこたえられる。地面に吸着するようで「全然、滑らなかったよ」と話していました。

米満:デザインがカッコ良く、走りやすい点です。以前は走っていて前腿がパツパツになることがあり、なにか鍛えなければいけないと思っていました。しかし、プーマに変えてからそれが無くなったので、相性がいいのかなと。

中西選手、米満選手ともに年明けはニューイヤー駅伝を控えている。シューズの機能はどんどん上がっているが、選手たちは「シューズとともに自分ももっと進化したい」とのこと。2024年もプーマの最速シューズと、駅伝ランナーから目が離せない。


フルマラソン2時間35分のショップ店員が実感した

「EKIDEN RUSH PACK」でレースを走る魅力

イベント後半は代々木公園陸上競技場に場所を移し、シューズのトライアルセッションが行われた。参加者は400mのトラック1周ごとに異なるモデルのシューズに履き替えて、感覚の違いを体感。参加者の一人でAlpen TOKYOのショップ店員である国松君祥さんは、ご自身も月間400kmを走るランナーだ。フルマラソンのベストは大学4年生の時に走った横浜マラソンの2時間35分。400m1本目は「DEVIATE NITRO ELITE 2」、2本目は「FAST-R NITRO ELITE 2」を履いてダッシュ。国松さんに走ってみた感想を伺った。


――「FAST-R NITRO ELITE 2」で走ってみた感覚はどうですか?

「FAST-R NITRO ELITE 2」は前に乗れる感じがあります。ランニングは、スピードが出た時に、ある程度自分で重心をぐっと前に持ってくる動作が必要ですが、それをシューズが勝手にやってくれます。その分、無駄なブレーキがかからず、アクセルを踏み続けていられる。1本目は「DEVIATE NITRO ELITE 2」で68秒、2本目は「FAST-R NITRO ELITE 2」で67秒でした。「FAST-R NITRO ELITE 2」は、楽に前に進める感じがあり、自然とストライドが伸びるので、周回のタイムが1秒くらい縮まるのではないかと思います。重量約240gなのでトラックで回すには若干重いですが、マラソンにはちょうどいい。エリートランナーにおすすめしたいシューズです。


「FAST-R NITRO ELITE2 」を履いてトップを走る国松さん


――セパレート型のミッドソールは走りにどう影響しますか?

今作は、ミッドソールもエッジがきつくなり抉れていますが、フラットやヒールで足を着いた時、接地面積が削れている分、前に蹴り出されるので、ブレーキがかかりにくい。フォアでついても、踵は自然と下がる。抉られていることでアキレス腱の反射をすごく使いやすい感覚がありました。ふくらはぎを使わない、省エネランニングができますね。理想とするペースをシューズが作り出してくれると思います。


――カーボンプレートが前足部に突き出している点についてはいかがですか?

第2コーナーを回ったところでスパートを掛けたのですが、内側に倒れ込むと普通は遠心力で外側に力をもっていかれます。けれど、グリップが効いているのと、カーボンの接地面積が広がっているので踏ん張ることができ、身体が外に広がる感覚が全然なかった。PUMAGRIPの効果もあると思いますが、飛び出しているカーボンの接地面積の大きさも影響しているのではないかと思います。グリップ性や最後の蹴り出し感覚が、ストライドの伸びであったり、着地時の安定性にすごくつながっている。


――「DEVIATE NITRO ELITE 2」を履いた感覚はいかがですか?

「FAST-R NITRO ELITE 2」は弾んでいる分、上下動が凄い。関節が伸びている分、ぐっと縮んでもいるはず。走力によっては、脚もちで壁が出てくる気がします。その点、「DEVIATE NITRO ELITE 2」は上下動をクッションが吸収してくれるので、おすすめです。フルマラソン4時間から3時間半くらいの方にはちょうどいいんじゃないでしょうか。個人的な感覚としては、マラソン前の30km走を「DEVIATE NITRO ELITE 2」で行けたら、レース本番「FAST-R NITRO ELITE 2」でも大丈夫な気がします。

ピッチで回す方の場合、「FAST-R NITRO ELITE 2」は接地感はそこまでないので、自分のペースを作るという意味でも「DEVIATE NITRO ELITE 2」はいいと思います。「DEVIATE NITRO ELITE 2」の方が軽いのでトラックだと走りやすいですし、ウィンドスプリントは回しやすい。加えて、インターバルでも距離走でもジョグでも幅広く使えるシューズだと思います。


――どのような方に「EKIDEN RUSH PACK」をおすすめしたいですか?

日々トレーニングする中で「もう少しシューズの助力がほしいな」「カーボンシューズがほしいけど、どれを選べばいいかわからない」という方に履いて頂きたいです。特に「FAST-R NITRO ELITE 2」は、振られる感じもなく、グリップ性ももの凄くあるので、はじめてサブ3を目指す方にもおすすめです。


今回発売された「EKIDEN RUSH PACK」は、他にも「FAST-FWD NITRO ELITE」「DEVIATE NITRO 2」の2モデルを揃えている。真ん中で着くと回転数が上がりスピードアップできる「FAST-FWD NITRO ELITE」は5~10kmのスピード重視のロードに使えるほか、山登りの傾斜にも対応。安定性がありつつ、カーボン採用で推進力もある「DEVIATE NITRO 2」はビギナーも気軽に試せるシューズだ。マラソンシーズン真っ只中のこの冬は、ご自身にぴったりの一足を手に入れて、駅伝ランナーのような快走を体感してみてはどうだろうか。

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