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running2019.03.30

上野裕一郎(元横浜DeNAランニングクラブ所属/現立教大学駅伝部監督)と高瀬慧(富士通)、長距離、短距離それぞれの視点でPUMA『HYBRID NX(ハイブリッドNX)』を語る「前に向かって走りやすい

※左 上野裕一郎氏(取材時、横浜DeNAランニングクラブ所属)、右 高瀬慧氏

ヒール部分にハイブリッドフォームを搭載し、究極のクッション性により快適なロングランが可能となったPUMA「HYBRID NX」。

PUMA「HYBRID NX」の主な特長
(1)ヒール部分にハイブリッドフォームを搭載し、安定性と優れたフィット感を実現。
(2)究極のクッション性により快適なロングランが可能に。
(3)ビギナーランナーのランニング、シリアスランナーのLSDやリカバリージョグにも最適。
 

――「HYBRID NX」を履いて走ってみて
 
上野:楽に履けるので、足を休ませることができると思います。
 
高瀬:足入れに余裕があるので、優しい感じがしますね。
 
上野:クッション性が良いので、リカバリージョグに適していると思います。
 
高瀬:走っていて地面と接地した時に、足裏全体でクッション性を感じることができます。かかとを上手く捉えながら、前に向かって走りやすいシューズであると思いますね。

ハイブリッドNXディライト(4月上旬発売予定)


――「HYBRID NX」のデザインについて
 
上野:シンプルで良く、落ち着いている感じがしますね。
 
高瀬:カッコイイですし、普段でも履くことができますよね。
 
このシューズはカラーが変わるだけで、見た目の印象が変わりますね。
 
――競技シューズのカラーについて思うこと
 
高瀬:陸上スパイクは、黒や白などシンプルな色が好きですね。
 
上野:昔は走る前から目立ちたかったので、他の選手が履かないような緑や真っ白なものを選んでいました。
 
――オフをどのように過ごしているのか
 
高瀬:僕はオフの時は走らないですね。
 
上野:全然種目が違いますからね。短距離は、バーッと走ってバーッと休むと思いますが、長距離の場合は、1日や2日を完全に休んでしまうと、筋肉がだらけてしまいます。常に筋肉を良い状態に保つためにも、リカバリージョグが必要となってきますね。
 
高瀬:練習ではダッシュをしているか、休んでいるかとなります。リカバリーに関しては、あまり意識しないようにしています。

――ランニングのフォームについてのアドバイス
 
上野:自然体が1番良いと思いますね。マラソンですと42kmも走るわけですから、強制されると窮屈になります。自然に足が出て前に進むのが楽で良いと思いますね。
 
高瀬:僕はフォームを凄く気にしています。2年前までは蹴って走っていたんのですが、それだと反発力をもらえなく、海外のトラックで通用しないんですよね。世界で戦うためには、上から叩いて走らなければならないということに気付きました。あとは体がブレないようにすることですね。
 
――走る上で重要となる筋肉は、どこ?
 
上野:同じ陸上競技でも使う筋肉が違いますからね。それが見ている方にもやっている方にも面白いのではないかと思います。
 
高瀬:もも裏とお尻の筋肉が重要となります。これは長距離の選手にも言えることだと思います。走る際の力を発揮する仕方は変わりますが。
 
上野:使う強度が違うだけですね。体幹がしっかりしていないと走ることができないです。

高瀬:ここ最近、長距離選手でもウェイトトレーニングをやる選手が増えていますよね。
 
上野:昔は単に走って腹筋と背筋をやるだけでしたが、トレーナーからフィジカルの指導も受けています。
 
高瀬:怪我の予防にもなりますからね。
 
上野:怪我の予防もそうですし、鍛えた部分の使い方も意識できるようになりますよね。筋肉を上手く使えるようにしたいので、筋力を強化しようというよりは守るために鍛えています。
 
高瀬:僕らは結構重いものを持ち上げています。
 
上野:長距離選手は全般的に細い方が多いですが、短距離選手は太い方もいれば細い方もいるので不思議ですよね。

――ランニングを続けるためのアドバイス
 
上野:ランニングやマラソンをやる上で、窮屈になってはいけないと思いますね。マラソンだと42kmを走らなければならないので、それなりに練習をしなければなりません。ですが、今日はこれをやらなければならないと考え過ぎてしまうと、続かなくなると思います。 
 
そうではなくて、走りたいと思った時に今日はまだいけそうかな?と簡単に考えて楽しくやり続けてほしいです。趣味に窮屈になってしまうと、趣味ではなくなると思いますからね。
 
高瀬:走ることに関しては、他人とではなく自分と競うことですね。昨日の自分より少し越えるというイメージを持って練習をします。怪我をしてしまうと続けるのがシンドイと思うので、そうならないためにシューズ選びが重要となります。どういった走り方をすると怪我をしなくなるかを探っていくと、楽しく続けていけると思います。

――最後に、PUMAプーマについて思うこと
 
高瀬:サッカーのイメージが強いんですが、陸上だとウサイン・ボルトが思い浮かびますね。僕も最速の選手になりたいです。デザインや機能性に関しては独自路線を走り攻撃的な感じがするので、自分も強く攻めていきたいですね。
 
上野:ボルトは物凄く強く、世界一の選手となりましたからね。PUMAプーマさんはランニングに力を入れているので、今後が非常に楽しみです。



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