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running2024.10.04

小さな変化が大きな変化「MIZUNO WAVE RIDER 28(ミズノ ウエーブライダー 28)」

各シューズブランドから続々とアップデートモデルが発表されていますが、ミズノのロングセラーモデル「ウエーブライダー」もしっかり数字を重ねて、今回で28代目に突入です。


今回のキーカラーはこれ。

まさに波!海!青空。

まだ終わらせたくない、夏を感じるカラーリングとデザインです。

キービジュアルは、某化粧水や某スポーツドリンクにもマッチしそうなほどの、超爽やか青春フォントデザイン&カラー。履くだけで若返りそうです(笑)

今回の28は、前回モデルを踏襲したセミアップデートに近い進化ですが、それでも着実に、そしてしっかりとアップデートされているところを、オフィシャルの比較情報と共に見ていきましょう。


驚きのクッション弾性を体感したMIZUNO NEO VISTAの記憶にも新しい、新素材MIZUNO ENERZY NXTをヒール部分に加えることで、前作よりも踵部(ヒール部)の反発性15%UP、クッション性も20%UPしています。

完全に個人的な感想なのですが、数値上ではこのように出ているのですが、最初に履いた時は特に大きな変化は感じなかったんです。その後に前作と比較してみたときは実感できたのですが、いわゆる、おお、変わったぞ、ということには気付けなかったのですが、僕はそれがウエーブライダーの良さだと思っていまして。

ロングセラーモデルは、代々ずっと愛用している方も多いため、大きな変化をしない方がベター。そういう意味では、すんなり受け入れられちゃう履き心地こそ、ウエーブライダーの良さだと思っています。


はい、ここです。

正直、言われないと気付かないし、並べてみないと気付けないほどの変化なのですが、これがまた前作と走り比べてみると、絶妙に変化が感じ取れるんですよ。より安定感が増しており、信頼度もアップ。こんな気の利く仕事ができる人に、僕もなりたいです。


この二つもまさにシゴデキなマイナーアップデート。

「こっちの方が良いかなと思い、勝手ながら整えときました!」と言わんばかりにさらっとやっているところがニクイ。

でもでも、実際に足入れしたところを見ると、シュータンの形状と履き口のカーブのアップデート感がわかります。このさりげないけど確かな仕事ぶりこそ、いぶし銀なウエーブライダーらしさ。


以下全体のまとめです。


解剖図。

ウエーブプレートの下にMIZUNO ENERZY NXTを敷いているので、特にかかと接地のランナーは、クッショニングと安定感を実感できることでしょう。


最後にあらためて、こちらのキャッチコピーに注目。

各社デイリートレーナーの目指すべき目的であり原点こそ、この内容かなと思いました。

スムーズな走りができれば、もっとランが気楽になる。

ケガせず走る距離や頻度が増えれば、ランはどんどん楽しくなる。

勝手にコメントを追加するとこのようになるかなと。

ウエーブライダーの28代目も、変わらず皆さんに安心と安定をお届けするでしょう。
ぜひチェックしてみてください。


■WAVE RIDER 28特集ページはこちら

https://store.alpen-group.jp/lp/contents1/6270
 


<著者プロフィール>

牧野 英明

BEAMS所属。キャリア約20年の中で、店頭とECスタッフを15年、2020年よりTIGORA by BEAMS DESIGNのディレクターを務め、Alpen TOKYOオープンを機にアルペン ランニング ディヴィジョンアドバイザーに就任。

自身も熱心なランナーであり、フルマラソンベストは2時間47分44秒(東京マラソン2023)。ロード以外にもトラックレースやトレイルランにも積極的に取り組む全方位ランナー。

「走るに快適なファッション日常着」を体現する#いつでも10km走れるコーディネート は業界でも有名。

ファッション目線を取り入れた独自のシューズレビューをぜひお楽しみください。

Instagram: @makinohideaki

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