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running2018.04.30

サブ4を大会で切る為にエントリーランナーが3カ月前に取り組むべき3つの切り口(メンタル編)

ランニングを続ける中で「今年こそはサブ4!」と決意を表明したり、「どうしてもサブ4達成したい!」と、再挑戦を試みる方は多いのではないでしょうか?

皆さんの「今年こそは!」を叶えるため、日本で最も多くの足を速くしたプロ走コーチの荒川さん(株式会社スポーツクラウド代表取締役社長)とお話する場を頂きました。

今回は、エントリーランナーが、サブ4切りに向けて、大会3カ月前に取り組むべき、3つの切り口(メンタル・コンディション・トレーニング)について、元プロサッカー選手で完全プライベートジム【ボディゴールド】を経営する金宏明さんが対談形式で、その極意をお伝えいたします。

メンタル指導
今回はメンタルについてです。

金:近年、サブ4を切りたいランナーが増えていますよね。大会3カ月前からの準備をする中で、トレーニング・コンディショニング・メンタルはかなり大切だと感じます。

どれも大切だと思いますが、その中でメンタルでは、荒川さんから見て、3カ月前に大切な心構えや心の取り組みは何だと思いますか?

荒川:3カ月先でマラソンに出たいという方で一番失敗しがちなパターンは、目標を最初の段階から高く設定しすぎちゃう…ようは最初に頑張りすぎちゃうんです。なので、自分が心がけているのは、最初の1カ月で達成可能な目標にしっかりとどめてあげるというのを意識しています。

金:なるほど。たしかに目標が高すぎると途中で嫌気がさしてきちゃったりしがちですね。

荒川:例えば、今フルマラソンを5時間でしか走れないような人が、いきなり4時間30分で走ろうとするとします。1カ月くらいで達成しようというと無謀とまではいかないですけど、無理があると思うんです。カラダもそれだけ追い込まなきゃいけないし、つらいですし...。

それを目指しちゃうとやっぱり最初の1カ月目を頑張りすぎてしまうので、達成可能なところで設定してあげる。1カ月目は緩めで。まずは、4時間以内に入る。4時間55分でも良いので、まずは4時間台に入るところに設定しましょう。ギリギリのタイムでも良いです。

金:いいですね。掴めそうで掴める。掴みたい欲望が増す…。

荒井:まず、10kmのタイムでも良いので、そのペースのタイムでしっかりそれをコンスタントに走れるようにしてから、じゃ次は4時間40分くらいを狙ってみましょうというように2か月目に入っていく。

金:段階的トレーニングを経て、ステップアップしていく方法ですね。モチベーションが上がります。

荒川:そうなんです。またそこからコンスタントに走れるようになってから、4時間30分を狙ってみましょう、というように、ちゃんとしっかり、確実に目標を積み上げていく。小さくても一歩一歩確実に積み上げる目標を設定してあげることです。

メンタル指導
金:一つずつクリアしていく事で、モチベーションも保てますものね。

荒川:はい。タイムだけでなく、体重でも何でも良いと思います。
そして、例え10kmのタイムが同じであっても、前より楽に走れたような感じがしたなら、それはレベルアップしている証なので、そういうのを発見するのも良いですね。

金:ランナーがどうしても目標達成したいという気持ちが強くて、最初から無理な設定をしたい気持ちもわからなくもないですけどね(笑)。最初は特に気持ちが前にまえに、出すぎてしまうから。その気持ち、わかりますね。そこを抑えて自分の足元に合わせて取り組んでいく。かなり大事ですね。

荒川:そうなんです。それで最初から飛ばしてやりすぎてしまう人が多いんです。三日坊主が多い原因は最初からやりすぎてしまう事がありますね。逆に、最初こそゆっくりスタートでやった方が良いと思います。

金:なるほど。まさに挫折しないように大会3カ月前に持つべき心構えとやるべき心の取り組み方ですね。


※次回は、 大会3カ月前に取り組むべき3つの切り口(コンディション編) をお届けします。



【取材協力】
荒川優
プロ走コーチ、株式会社スポーツクラウド代表取締役社長
競技実績:100m、10秒56、ニュージーランド オタゴオープン 銀メダル
経歴:筑波大学(体育専門学群)→一橋大学大学院(経営学修士(MBA)コース)→プロコーチ兼社長就任
出身地:福井県坂井市
主な出演作品:NHKテレビスポーツ教室 ほか 福井県出身、筑波大学では100m選手として活躍し、ニュージーランド大会銀メダルなどの実績をあげる。その後は一橋大学大学院で経営を学び、日本では数少ないスポーツ選手のMBAホルダーとなる。スポーツ 経営によって、スポーツクラウドの社長となりFacebookのファンは42000人超。 現在はプロ走コーチとして、100mで10秒台選手や400mで50秒切りの選手を大量に輩出。国内外の科学的な知見や経験をもとに生み出されるオリジナルの”速くなる練習法”が話題となり、全国から生徒が指導を求めて殺到している。指導した生徒数はなんと30000人を超え、日本で最も多くの足を速くしたコーチとしても有名。オリンピック選手をはじめとしたトップ選手や、Jリーグ・プロ野球選手・ラグビー日本代表など競技を越えて数多くのアスリートを指導している。
 NHKやラジオなどのメディア出演も多数。2017年からは全国の小学校を回る『スクールキャラバン』の走指導代表コーチにも任命。その他にもイベントや講演会など全国で幅広く活動している。代表的なイベントは「1時間で50mを1秒速くする特別レッスン」。主なDVDに「速く走るための6つの法則」ほか。


金 宏明(キム ガンミョン)GWANG MYONG KIM
Body Gold代表取締役社長
元プロサッカー選手。元フットサル韓国代表選手。1984年東京都生まれ。流通経済大学経済学部経営学科卒。サッカー選手時代は日本、韓国、タイでプレー。引退後パーソナルトレーニングジムを設立。2017年に渡米し、米国でプロ選手復帰を経て欧州、中東、東南アジアの11カ国18地域での世界一周の挑戦を終えた。趣味は銭湯と神社巡り。アジアの良さを世界に伝え、日本と各国の橋渡し的存在になることが目標。
完全プライベートジム【ボディゴールド】
http://www.bodygold.jp/company.html

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