渡部豪太(俳優)が伝えてみたいことvol.1「ランニング中に地面を感じたい」
幼少期より芸能活動を始め、現在では、テレビ、映画、舞台などで大活躍中の渡部豪太氏。2018年大河ドラマ「西郷どん」では、主役の西郷隆盛の弟・吉二郎役として、家族を守り隆盛を支える強くて優しい人物を演じている。今回は、渡部氏に、自身が好きなランニングやスケートボードについて熱く語っていただいた。
――スポーツとの出会い
渡部:小さい頃から体を動かすことが好きで、鬼ごっこ、柔道やスケートボード(以下、スケボー)をやっていました。
――東京オリンピックで正式種目となったスケボー
渡部:スケボーが正式種目となったので、ものすごく楽しみです。スケボーの魅力って、多面的なんですよね。スポーツの面を持ち合わせつつも、カルチャーの面もありますから。
また滑っている時に、その人の生き様がすごく出るんですよね。音楽やファッションもスケボーの大事な要素となってきます。
大会に多くの観衆が集まれば、スケボーの魅力が伝わって盛り上がると思います。
――俳優の道を選んでみて
渡部:これまで、大きなターニングポイントがあれば、小さなものも沢山ありました。作品1つ1つが曲がり角だらけでしたし、これからもそうだと思います。役を演じる際にエネルギーを使いますから、その役が考えていることを自分の中に入れています。例えば、料理人の役をやる際に料理について学びますし、それもターニンングポイントとなっています。
――人の癖について思うこと
渡部:どんなスポーツでもそうだと思いますが、人は癖で動いていることが多いですよね。自分の癖が個性となってパフォーマンスに繋がると思います。ですが癖により、それ以上進歩しないことがありますよね。 走りと同様に歩きにも癖があり、役を演じるとなると難しくなる時があります。私の場合は足音がうるさかったりするので、下っ腹を使って歩くのを心掛けています。 歩き方は、役によっても全然変わります。牧師と一般の方との歩き方は違いますよね。綺麗に歩く方の姿を観て、「あのように歩きたい!」と思う時があります。
――ランニングについて思うこと
渡部:普段、軽いランニングをしています。距離は計らなく、外に出て1時間ほど走りますね。ウェアは気にしていないですが、シューズはやっぱり大事になります。履くシューズによって、走りが変わってきますので。 走る時間帯を特に決めていません。走りたくなる時があるので、その時にランニングをするようにしていますね。
――走ることは気持ちいい
渡部:走り始めると疲れたと思いますが、ランニングをしていると急に何も感じなくなるんですよね。ある時を境に、気持ちよくなるんです(笑)。あとは漫画じゃないですが、足が勝手にタッタッタッタと回ってくれる。 走りながら一瞬スピードを出したり、ペースを変えたり、坂道や階段を走ったり変化を楽しんでいます。
――ランニングシューズについて
渡部:軽くてソールが薄いものが良いです。ランニング中に地面を感じたいんですよね。東京で走る時はアスファルトの上となりますが、土があればその上を走るようにしています。 土の上を走ったからといって、野生の感覚が呼び覚まされるわけではないですが(笑)。 スケボーでは、素材によって滑りが変わってきます。レザーなのか、スエードなのかで全然違いますね。道具は大事であると思います。
――環境の変化が好き
渡部:基本的に環境に慣れるのが嫌で、変化が欲しくて新鮮でいたいんですよね。それと、当たり前を当たり前と思いたくないというのもあります。 人間って、いつの間にか舗装されたコンクリートの上を当たり前のように歩いていますが、「違うでしょ?」って思います。でこぼこの道のほうが、足も喜ぶのではないかと。
――睡眠について
渡部:質の良い睡眠は大切であると思います。7時間は眠りたいですね。ドラマのロケなどがあればスケジュールが変わってきますので、そこはうまく調整しています。
■プロフィール 渡部 豪太 / Gota Watabe
生年月日:1986.3.8
身長:179cm
血液型:AB
■インフォメーション
【舞台】 『さよなら鹿ハウス』主演
「劇団鹿殺し」の旗揚げを描いた自伝小説を舞台化 劇団鹿殺し代表・丸尾丸一郎役を熱演!
日程:2018年11月8日~11月25日
会場:東京(座・高円寺1)・大阪(HEPホール)
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(先着式)
特設サイト/受付URL http://shika564.com/sayonara
※8月25日(土)12:00?9月2日(日)23:59
【TV】
2018年NHK大河ドラマ『西郷どん』西郷吉二郎役
毎週日曜日 20時00分~O.A
原作:林真理子 脚本:中園ミホ
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