ミズノ「KUGEKI ―空隙―」真夏の汗を超快適にするアンダーシャツ|プロ野球選手達の声をヒントに開発
炎天下の夏に大量の汗をかきながら、投げて、打って、走る野球選手たち。ミズノは研究に研究を重ね、練習中にかく汗を劇的に快適にする高機能アンダーシャツ「KUGEKI―空隙―(以下、KUGEKI)」を開発した。今回、ミズノの開発担当者の松井克徳氏に、KUGEKIの誕生秘話や機能性について語っていただいた。
――松井さん、まずはKUGEKIの開発秘話から話していただけますか?
松井:近年の夏はものすごく暑く、今年も酷暑が予想されます。多くのプロ野球選手と高校球児にヒアリングをした結果、「汗によるベタつき」と「汗による動きづらさ」が課題となりました。そこで、真夏の日中でも涼しく快適にプレーできるアンダーシャツKUGEKIを2年かけて開発しました。
――名前の由来が気になります。
松井:シャツに穴(隙間)が空いていまして、空気の隙間と書いてKUGEKIと名付けました。
――主な特長を教えてください。
松井:KUGEKIはミドルフィットスタイルのアンダーシャツでして、汗がべたつかずに通気性が良く、常に快適にプレーすることができます。着用感がタイトでもルーズでもなく、体のラインに程よくフィットするので、ストレスを感じることが少ないと思います。
――なぜ真夏の汗が快適になるのですか?
松井:素材の繊維に、水を吸う糸と水を吸わない糸を上手く組み合わせているからとなります。これにより、大量の汗がスムーズに処理されるので、快適な状態をキープし続けることが可能になりました。
――KUGEKIを実際に使用した選手達から、どのような声がありましたか?
松井:これまでは、「真夏に1日に3回は着替える」という選手ばかりでした。しかし、KUGEKIを着用したことによって、「着替える回数が減り、1日を通して快適に練習に集中できるようになった」という声が多くなっています。
――季節を問わずに活躍しそうですね。
松井:そうですね。真夏に限らず、どの季節でも効果を体感することができると思います。例えば、冬になるとアウターなどを着て体を動かすと汗をかきますが、KUGEKIは汗をしっかりと処理するので汗冷えを軽減してくれます。「KUGEKI Light feel」は、軽量と快適さをずっと維持してくれますね。
――「KUGEKIスライディングパンツ」は、どのような目的で開発しましたか?
松井:KUGEKI Light feelと同じ生地のインナーパンツとなります。真夏に、股ずれや汗のベタ付きがストレスとなっていましたが、KUGEKI Light feelは不快感を解消し、快適に動くためのサポートをしてくれます。インナーパンツも非常に重要なギアですし、多くの選手達から好評をいただいています。
――最後に、これからKUGEKIを着用する野球選手にメッセージをお願いします。
松井:野球選手のレベルが年々上がってきていますし、ミズノも同じように進化していかなければなりません。選手が素晴らしいパフォーマンスを発揮できるように、全力でサポートをする。そのために、新しい技術とモノを常に提供し続けていきます。
ミズノは野球界で幅広いシェアを誇り、圧倒的な情報量と技術を兼ね備えています。まずはKUGEKIを着用していただいて、最高峰の技術と機能性を体感してほしいですね。
これまで野球に関わってきた方、これから野球に関わる方の手助けをしていくことが、ミズノの役目であり、また使命であると感じています。
【商品着用イメージ】