山田哲人インタビュー「アディダスはずっと憧れていたブランド。アスリートとして誇りを持ちながら着用している」
アスリートにとって、競技者から離れて、快適で心地よい時間を過ごすためにどんな工夫をしているのか。そこには、どんな服装やスタイルで、つかの間の休息を楽しんでいるのか。
今回は、” ミスター・トリプルスリー”の愛称で知られる山田哲人選手の素顔に迫ります。
「スポーツ生まれ、ふだん使い。」をコンセプトにするアディダススポーツウェアをカッコよく着こなした、山田選手の独占インタビューを紹介します。
※この記事の取材は2023年2月上旬に実施されました。
◆山田哲人が語る、競技から離れたオフの時間で大切にしていること
――心身共に想像以上の負荷がかかるアスリートにとって休息も重要だと思いますが、どんなオフを過ごしているのですか?
オフだからというよりも、シーズン中から睡眠を 1番大事にしていますね。基本的に8時間ぐらい寝ています。アスリートとしてシーズンをしっかりと戦うために睡眠への意識を高く持っています。
――そんなオフを過ごすときにもスポーツウェアを着用しますか?
そうですね。スポーツウェアを部屋着として愛用することが多いです。動きやすくてリラックス出来ますし、アディダスのスポーツウェアはオシャレなので、部屋着としてもよく着用しています。
――山田選手とアディダスとの最初の出会いは、どういう感じだったんですか?
最初の出会いは、アディダスの鈴木さんとの出会いがキッカケです。プロ3年目が終わった頃に鈴木さんから声を掛けていただきまして、「ぜひお願いします」という形で話が進みました。ずっとアディダスが好きだったので、決まったときは嬉しかったですよ。
プロ野球でもアディダスを着用している選手がいたので憧れもあり、いつか自分も身につけたいなと思っていました。
――アディダスのスポーツウェアでお気に入りのポイントはありますか?
どのスポーツウェアを見てもオシャレですし、この3本ラインがアディダスの象徴として認知されていますし、ブランドの歴史の偉大さなども感じています。
――ヤクルトのチームメイトでも、山田選手がアディダスを身にまとう姿をどう感じているのでしょうか?
とても羨ましがられますね。アディダスを使いたいって選手は沢山いますし、野球道具以外でアパレルに関しても「カッコいいから、俺も着たいな」って思う選手は多いなと感じています。
◆「ジムへ向かうとき、オフシーズンのランニングでスポーツウェアをカッコよく着こなしたい」
――山田選手が普段ハマっている趣味などはありますか?
そんな大した趣味はないですかね。家の中が1番好きなので、ゲームをしたり動画を観ていることが多いかもしれません。出掛けるにしても、基本的にご飯を食べに行くっていう感じですね。
――日常でスポーツウェアをカッコよく着こなしたいときは、どんなシーンですか?
例えば、ジムへ向かうときにカッコいいスポーツウェアを着てモチベーションを上げることもありますし、オフシーズンのランニングの時でもカッコいいスポーツウェアを着ていると気持ちよく走れますね。
――そんな山田選手のファッションへのこだわりなどを教えてください。
普段の私服は、ラフなスタイルが多いですかね。パッと見てカッコいいなと思う洋服や着心地がいいものを好んで着ています。カラーは、黒系が多いです。サイズ感も大きめのサイズからフィット性を重視しているタイプなど両方揃えて使い分けていますね。
――例えば女性がスポーツウェアを着用する際は、どんなスタイルが良いと思いますか?
スポーティースタイルをうまく取り入れている女の子は良いなと思います。でも、基本的にはその人に似合うものを好きなように着たらいいのかなと思いますね。その人らしさを大事にしてほしいです。
◆WBCで世界一の奪還、ヤクルトスワローズ3連覇。野球選手として目指すこと。
――野球のお話も質問させてください。来月から注目度の高いWBCが開催されます。
そこに向けた意気込みをお聞かせください。
WBCが来月から始まり、沢山の人が注目しているので、その期待に応えたいなっていう気持ちです。 個人的にも活躍して、もう一度WBCで世界一を獲れるように頑張りたいと思います。 サッカーもW杯でとても盛り上がったので、野球を通じて元気や感動を届けられたらと思います。
――山田選手が世界の大舞台で戦う時に、大事にされていることはありますか?
世界大会となると普段とは違うプレッシャーを常に感じますし、試合中もすごく緊張しながらプレーしています。でも、だからといって緊張をとろうという行動はしなくて、その緊張感の中でしっかりいいプレーが出来るようにしたい、そういう気持ちでプレーをしていますね。
――WBCでは、ヤクルトスワローズでのチームメイトの村上選手も選ばれていますが山田選手から見て村上選手の優れているところは、どう感じていますか?
優れているところは、沢山ありますよね。技術もそうですけど、右に左にセンターにと広角にどこでもホームランが打てるのは、彼の強みでもあり彼のパワーの凄みです。チームメイトとして同じプロ野球選手ですけれど、見ていて感動するというか。アスリートとしての考え方もしっかりしているので、年下ですが尊敬する部分はたくさんあります。
――WBCが終わったら、ペナントレースも始まります。そこへの想いは?
ヤクルトスワローズとしてセリーグ3連覇を目指すことや、去年は日本シリーズンで負けてしまったので“日本一を奪還”という高い目標を持っています。キャプテンとしてしっかりと成績を残して、みんなを引っ張っていきたいなと思っています。
――最後の質問になります。これから春になり、山田選手のように新たなことに挑戦を始める方も多いかと思います。また気候もよくなりスポーツウェアに袖を通す機会も増えるかと思いますが、どんな風にスポーツウェアを着て欲しいと思いますか?
僕らアスリートも新作のスポーツウェアを着たりすることで新たに湧き上がるエネルギーを感じています。アディダスのスポーツウェアは、普段からファッションを楽しんでいる方やデザインや機能性にこだわりがある方にも心機一転の気持ちで着用してほしいですね。きっと今の自分に合う、スポーツウェアが見つかると思います。
※
周東佑京選手インタビューはこちら