引っかけないのに適度につかまる「やさしい手元調子」【グッと深掘りゴルフギアVol.43】三菱ケミカル「ディアマナWS」編Part1
ゴルフ5プレステージの腕利きフィッターたちがフィッティングの現場で気づいたギアの「深~い話」をお届けする連載。【グッと深堀りゴルフギア】。
第43回目は、三菱ケミカル「ディアマナ」シリーズの最新モデル「ディアマナWS」がテーマとなる。
話題のニュードライバーが続々と発表・発売されている今春、それと呼応するようにシャフト市場もヒートアップしている。
なかでもゴルフ5プレステージの腕利きフィッターたちが注目しているのは、三菱ケミカルの「ディアマナ」シリーズのニューモデル「ディアマナWS」だ。
「ディアマナWS」は手元調子のいわゆる「白マナ」の系譜に連なるシャフト。ディアマナシリーズとしては第6世代にあたり、2月10日に発売されたばかりだ。先端剛性が高く左に行きにくい白マナ系ならではの安定感が特徴で、すでにツアープレーヤーにも使用者が多いという。
そのような状況の中、プレステージのフィッターたちが「ディアマナWS」の特徴として注目するのは、白マナ系についてまわる「ハードなシャフトでアマチュアには手ごわい」という印象を覆す扱いやすさにあるという。プレステージ名古屋店のフィッター金子尚平さんも、多くのゴルファーに打ってみてほしいシャフトだと話す。
ゴルフ5プレステージ名古屋店の金子尚平さん。プレステージ神戸店→名古屋店と歴任してきた経験豊富なフィッター
「手元調子のシャフトはハードヒッター向けという印象を持っていらっしゃる方が多いんですが、この『ディアマナWS』はわかりやすく言うなら『やさしい手元調子』なんです。先端剛性は高いのですが、ガチガチに硬いものではなく普通の人でもしなりを感じられる動きがあり、手元調子にありがちなつかまらない感じではないです。重量・フレックスのバリエーションが多いこともあり、パワーのない人でも手元調子の『引っかけない』安心感を享受しつつ、適度なつかまりを得られます」(金子さん)
手元調子なのに適度につかまってくれる安心感がある
とくにハマりそうなのは、引っかけに悩んでいる人やドローヒッター。
普段がんばって「6S」くらいのスペックを使っている人なら、1スペックダウンして50g台、さらに思い切ってやわらかめのRやSRにすれば「ディアマナWS」の強みを最大に生かして、ミスなく飛ばせるだろうと金子さんはいう。
普段より軽め、やわらかめのスペックを選べばその性能を活かしやすいだろうと金子さん
「引っかけがイヤだったり左へのミスが怖い人にとっては、手元調子ならではの『左に行かない安心感』が効きますし、やわらかめのフレックスならフェースの急激なターンも抑えられます。その一方で、適度なつかまりがあるのでハードすぎずプッシュアウトなども出にくいので、ドローヒッターやフラットめの軌道の方が、思ったとおりのつかまった球が打てるシャフトです。この二律背反的である意味矛盾した性能を兼ね備えているという点でいままでにない可能性を秘めたシャフトだと思います。ぜひ最新の人気ヘッドと組み合わせて試打してみていただきたいですね」(金子さん)
人気の最新ヘッドとの相性もよさそう
「ディアマナWS」は、重量・フレックス展開も豊富で、40g台のR2から80g台のTXまで、実に21スペックで展開されている。そのため上記のケース以外でも多くの人にマッチしやすいのも大きなメリット。
ゴルフ5プレステージでは、「ディアマナWS」に加え、最新ヘッドも豊富にご用意。
ぜひフィッターにご相談の上試打していただき、実際にその性能を確かめてみてほしい。
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