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football2022.08.09

サッカー日本代表の長友佑都も「格段に推進力が上がった」と語る新作マーキュリアルの見どころをAlpen TOKYOフロアチーフが徹底解析

スポーツメーカーのナイキは、7月6日に発売された新作スパイク「エア ズーム マーキュリアル」の発表イベントと、トライアルセッションを都内で実施した。大幅なモデルチェンジが施された最新作では、フットボールシューズでは初となる「ズームエアバッグ」を搭載。かねてから定評のあったスピードや、敏捷性を極限まで追求した一足に仕上げられている。


元五輪サッカー日本代表で「選手時代はナイキのティエンポを使っていた」という那須大亮氏(写真)が司会を務めたこの日のイベントには、サッカー日本代表の長友佑都選手(FC東京)や、日本屈指の強豪でもある市立船橋高校サッカー部に在籍する3選手がゲストとして登場。新作マーキュリアルの見どころを語った。


1998年の登場以来、多くのサッカーファンに愛されてきたマーキュリアルシリーズの最新作の「エア ズーム マーキュリアル」は、(写真左から)「エリート」、「プロ」、「アカデミー」の3種類を用意。エントリーモデルの「アカデミー」と、その上位モデルの「プロ」には、ハイカットの「スーパーフライ9」と、ローカットの「ヴェイパー15」を揃えるなど、さまざまなニーズに応えるような工夫が施されている。

(「プロモデル」は、ローカットモデルの「ヴェイパー15」のみ販売)


大幅なモデルチェンジが施された最新作は、フットボールシューズでは初となる「ズームエアバッグ」を搭載。つま先部分に埋め込まれたクッションシステムが、俊敏でブレのない動きを実現させた。


イベントに参加した市立船橋高校サッカー部の佐藤凛音、郡司璃来、丸山侑吾の3選手は、デザインのかっこよさや軽さなど、新作マーキュリアルの魅力や、思いの丈を語った。


■「俊敏でキレのある動きをしやすくなった」サッカー日本代表・長友佑都が語る新作マーキュリアルの魅力

その後、イベントのスペシャルゲストとして、長友佑都選手が登場。「日本の未来を背負っているので、頑張ってほしい」と市立船橋高校の3選手にエールを送った後、新作マーキュリアルの印象や、今秋に開催されるW杯に向けた思いを言及した。


――まずは、新作のマーキュリアルを履かれた率直な印象をお聞かせ下さい。

長友:今回初めて搭載された「ズームエアバッグ」のおかげで、推進力が格段に上がりましたし、シューズ自体も軽量化されました。スパイクの裏にあるポイント部分が芝にかかるので、アジリティや1対1でのキレのある動きにも繋げやすくなったという印象を感じています。


――スパイクを選ぶ上でのこだわりを教えて下さい。

長友:スパイク自体の軽さや、1対1の場面で滑らないグリップ力にはこだわります。


――長友さんがハイカットを愛用されている理由をお聞かせ下さい。

長友:2010年の南アフリカW杯の頃から、ハイカットを履き始めました。初めて履いた時に、足へのフィット感に衝撃を受けて、すぐに「ハイカットの虜」になりました。そこからは10年以上は、練習でもローカットは履いていません。


――長友選手が考えるスピードの重要性は?

長友:僕はサイドバックなので、世界で対峙するサイドアタッカーはまず足が速い。スピードで負けていると、1対1の場面でやられてしまうので、スピードやアジリティは特に大事にしている部分でもあります。


――6月のブラジル代表戦で対峙したヴィニシウス(レアル・マドリード)選手の印象を教えてください。

長友:バロンドールを取ってもおかしくないくらいの勢いがある選手なので、良い形でボール持たれた時の怖さは感じました。6月の試合では、味方のサポートがあったおかげで良い形を作らせませんでしたが、速さを備えた選手と対峙するには、「組織的な守備ができるかどうかが大切だ」と改めて感じさせられました。


――これまでに対戦した中で、最も速さを感じた選手は誰ですか?

長友:エムバペ選手(フランス代表・パリ・サンジェルマン)です。とにかく尋常じゃない速さでした。


――今年11月には、カタールW杯が開催されます。大会に向けた意気込みをお聞かせ下さい。

大袈裟に言うと、「命をかけて戦っている」と言っても過言ではないくらいの強い思いを持って、W杯の本大会に臨んでいます。これまでの歴史の中で、4大会連続でW杯出場を果たした日本人選手はいないので、「誰も成し遂げていない記録を成し遂げたい」という思いはもちろんありますが、まずはきちんと代表に選ばれて、「チームの勝利に貢献できるように頑張りたい」という気持ちです。


■「一歩目の動き出しの機敏さが印象的」Alpen TOKYOフロアチーフの松田浩太が語る新作マーキュリアルの見どころ

トライアルセッションでは、瞬発力や、スピードに乗りながらの巧みなボールコントロールが体感できるメニューや、参加者同志のミニゲームが行われた。


トークイベントに続いて、新作のマーキュリアルの履き心地を体感するトライアルセッションを実施。トライアルセッションの終了後に、今年4月、新宿にオープンしたアルペングループの旗艦店「Alpen TOKYO」のサッカーフロアチーフを務める松田浩太(写真)が、新作のマーキュリアルを使用した感想や、その魅力を語ってくれた。


――まずは、イベントを終えられた感想をお聞かせください。

松田:ナイキのスパイクは、新作が発売される度に多くの方からのお問合せをいただく人気商品です。実際に自分が試着した感想を、売り場にきていただいたお客様にお伝えすることができるので、僕らにとっても貴重な体験だったと思います。


――7月に発売された「エア ズーム マーキュリアル」の履き心地や、気になった点はありますか?

松田:かかと部分がホールドされる感覚があり、しっかりと足の動きをサポートしてくれるシューズだなと思いました。しっかりとフィットする感覚がありながらも、足の横幅が広い方も履きやすさが感じられるところが、新作エア ズーム マーキュリアルの特徴だなと感じています。


※松田は「最初の一歩目の動き出しが機敏だった」と、新作のエア ズーム マーキュリアルの印象を語った。


――「マーキュリアルシリーズ」は、これまでにどのような方に選ばれてきましたか?

松田:ナイキというブランドや、マーキュリアルシリーズがお好きだという方や、数々の有名選手が使っていることを理由に、これまでも幅広い層のお客様に支持されてきました。ですが、アジリティや推進力に特化し、走ることに優位性があるスパイクなので、スピードで勝負したい前線の選手や、ウイングやサイドバックのような、試合中に縦の動きを繰り返す選手に好まれる傾向がありました。履きやすさが格段に向上した最新作は、どのポジションのプレイヤーでも履きやすさを感じていただけるのではないかなと思います。


――新作のマーキュリアルは、(写真上から)「エリート」、「プロ」、「アカデミー」、3種類がラインナップされるようですね。

松田:「アカデミー」、「プロ」、「エリート」とシューズのグレードが上昇するにつれて、足の甲や足首周りのフィット感や、履き心地の良さを感じていただけるのではないかと思います。そして、アカデミーとプロはかかと、エリートはかかとより前方に搭載された「ズームエアバッグ」によって、プレーヤーの推進力のある動きやアジリティのあるプレーを後押ししてくれることでしょう。


――最後になりますが、読者の皆様へのメッセージをお願い致します。

松田:Alpen Tokyoのサッカーフロアは、スタッフ全員がサッカー経験者が接客を担当させていただいているので、プレイヤーの目線に立ったお話ができる点が他店にはない特徴です。サッカーの話をするだけでも良いので、ぜひ気軽にお店に足を運んでいただいて、声をかけていただけたら嬉しいです。皆さんのご来店をお待ちしております。

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