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football2022.09.29

中田浩二(元サッカー日本代表)も「あらゆる速さに驚いた」と語る、アディダススパイク『X SPEEDPORTAL』の魅力と特徴を徹底分析。

8月の灼熱の熱さが降り注ぐ中、アディダスは、スピードコンセプトスパイク「X(エックス) 」シリーズの最新モデル『X SPEEDPORTAL(エックススピードポータル)』の試し履きイベントをJFA夢フィールドにて行った。


現代サッカーで求められる異なる3つのスピードに焦点を置いて開発された今作は「あらゆる速さ」を極めた最速の一足となっている。

年々プレースピードと強度が増している現代サッカーにおいて、異なる3つのスピードの重要性に注目したという。


縦への突破に必要な直線的な『スプリントスピード』、方向転換や切り返しに必要な『ステップスピード』、スピードを落とした状態から相手を出し抜く瞬間的な『ゼロイチスピード』の3つだ。


アディダスはこの3種の「スピード」について、世界的なスピードプレーヤーからアマチュア選手まで多くのアスリートへのヒアリングを実施し、最速の「X(エックス)」を完成させた。現代サッカーにおいてプレーヤーに求められるあらゆる「スピード」の向上を徹底的に追求した上で、革新的なテクノロジーとの融合に成功したスパイクなのだ。


今回は、クーバー・コーチングによるトレーニングセッションでよりスパイクの魅力を感じ取ってほしいという試みが行われた。

ウォーミングアップから始まり【Sprint Speed】、【Step Speed】、【0→1 Speed】と3種類のスピードの中でのボールコントロールを求められるトレーニングが行われた。


エックスの特徴でもある軽量性と高いフィット感でトレーニングの中でも多くの『スプリントスピード』に貢献していた。さらに部分的に凹凸の加工を施し、ボールのグリップ性も向上している為、重心移動がスムーズに出来ていた。


踵部分にはカーボンヒールロックと翼の形をしたスタビリティウィング。中足部にはサポートケージを採用し、踵の安定性を最大限に高め、『ステップスピード』のクオリティを進化させる。ブレない踵で変幻自在のステップが可能という印象がトレーニングでも見受けられた。


強い蹴りだしと推進力の強化で『ゼロイチスピード』のトレーニングでもアジリティーの高さから、1対1でも抜き切る場面が多く見られた。


アディダスは、環境に配慮したサステナブルな製品を作るために様々な取り組みを行なっており、今回のエックスはサステナビリティにも配慮している。Xシリーズとしては初めてバージンポリエステルを一切使用していない。アッパーの50%以上にリサイクル素材を採用しながら、現代のスパイクに必要とされる高い機能性を実現した一足だ。


クーバー・コーチングによるトレーニングセッションを終えると、ハーフコートでのゲームが行われた。今回のシークレットゲストとして、元サッカー日本代表の中田浩二さんも参加した。

「みなさんに負けないように、この数日間、身体を動かしてきました。今日はよろしくお願いします」と意気込みを語ってくれた。


灼熱の太陽が降り注ぐグランドの下で、合計21分の試合が行われた。「X(エックス) 」のスパイクを履いて、スピードトレーニングで実感した手応えを発揮すべく、真剣な表情でサッカーボールを追った。


参加者は、瞬発力や、スピードに乗りながらの巧みなボールコントロールを体感しながら充実した表情がグランドで多く見られ、ゲームの終わりには、活躍したプレーヤーにMVPが贈呈されました。

イベント終了後には今回のイベントに参加した、今年の春、新宿にオープンしたアルペングループの旗艦店「Alpen TOKYO」のサッカーフロアチーフを務める松田浩太さんが、新作のエックスを使用した感想や、その魅力を語ってくれました。


◆めちゃくちゃ軽くなったので、前回のエックスと大きく違った感触です。

――まずは、イベントを終えられた感想をお聞かせください。

松田:実際にスパイクを履いて、走って、ステップを踏んでボールを蹴るなどダイレクトに体感できたのが何より良かったです。うちのスタッフやお客さんにもダイレクトに言葉で伝えられると思います。


――「エックス」の履き心地や、気になった点はありますか?

松田:今回のエックスは、前回のエックスと大きく違ったイメージや感触があります。

アジリティーや小回りがスムーズです。前作に比べてホールド感があがった印象なので、切り返しの踏ん張りの際にも効果を感じました。


――松田さんが感じているアディダススパイクの特徴や魅力をお聞かせください。

松田:アッパーにグリップが効いてるが多いのでボールコントロールに優れてるスパイクが多い印象です。今回のエックスもスピードをコンセプトにしていますけど、アッパーにも一定のグリップ感があるのでボールコントロールやボールタッチに優れているのが特徴だと感じています。


――「Alpen TOKYO」では、どんな方がアディダススパイクを求めてきていますか?

松田:ポジション問わず、スパイクにフィット感を強く求めている方が多いですね。素足感覚で自由というよりも、しっかり足に包み込んでプレイをサポートしてくれることを求めているお客さんが多いです。


――今後のアディダススパイクに期待することをお聞かせください。

松田:アッパーのグリップ力がアディダススパイクの特徴だと思うので、それプラス足馴染みの良さを追求したようなスパイクが発売されたら、是非履いてみたいと思います。


さらにシークレットゲストで来ていた、中田浩二さんにもインタビューを行うことができました。最後にその模様をお届けします。


◆現役時もこだわりがなく、強いて言えば、“重くないスパイク”を好んで履いてました。

――ゲームでも履かれた「エックス」スパイクの感想をお聞かせください。

中田:スピードを重要視したスパイクと聞いていたので一歩目がとてもスムーズに重心移動できました。足入れた感覚もとても良く、ロングボールを蹴った感触も問題なく、とても良かったです。


――現役の時代は、スパイクにどんなこだわりをお持ちでしたか?

中田:こだわりは特になかったんですよ。アディダスのスパイクはとても合うので何でも履いてましたね。強いて言えば、“重くないスパイク”を好んで履いてました。

僕はパスを得意とした選手だったのですが蹴る際にも軽さや足入れしたときの感触などは重要視していました。そういう意味で今回のエックスは、とても軽いのでバッチリでした。


――アルペングループマガジンは、部活生にも多く見られているメディアです。部活生に対して、効果的なトレーニングや練習法などあればアドバイスいただければ。

中田:ゲームとかしてると楽しいんですけど地味な基礎トレーニングがプロになって1番大事だなと気づきました。特に止めて蹴る、運ぶとか。中高生もただ練習をするんじゃなくて、試合をイメージして、様々な状況を想定しながら具体的なトレーニングをすると上達するスピードが違います。僕も学生時代にそういう練習をもっとやっておけば良かったなと思いますね。


――中田さんはW杯などの大舞台を経験していますが、部活生たちに試合前の平常心の保ち方などアドバイスがあれば。

中田:誰でも緊張はすると思うんです。考えすぎると余計に緊張してしまうと思うのでなるべく考えないようにすることが大事です。後は、試合までにトレーニングでどれだけしっかりやれたのか?準備がしっかり出来ていたら、そんなに緊張しないと思うので。自信をもって試合に臨んでほしい。それだけですね。


――最後に中田さんから、日々サッカーを頑張っている部活生たちにエールをいただければと思います。

中田:いま、コロナ禍で色々制限されてる中でも出来ることが多々あるので、その中で全力を尽くしてほしい。やっぱり夢や目標を持ってトレーニングやゲームに取り組んでほしいですね。今だと、海外に行ってる選手も多いですし、そういう選手をお手本にしながら日々のサッカーを頑張ってほしいなと思います。

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