フリーワード検索

football2024.12.26

稲垣祥選手と過ごす特別なひととき!ニューバランストークショー in Alpen NAGOYA

12月、今年も残りわずかとなった中、プロサッカー選手の稲垣祥選手を迎えたニューバランス主催のスペシャルトークショーがAlpen NAGOYAで開催されました。限定招待されたファンを前に、稲垣選手は試合の裏話やスパイクへのこだわり、プロ選手ならではの熱い想いを語り、会場を笑顔と感動で包みました。親しみやすい人柄が光るトークに、ファンは引き込まれ、特別な時間を共有しました。

さらにイベント終了後には独占インタビューを実施。稲垣選手が語ったプロとしての哲学や未来への抱負を通じて、その魅力をより深く掘り下げます。心温まる人柄とプレイヤーとしてのプロフェッショナリズムに触れる一日を、ぜひレポートを通じてお楽しみください。


ファンの期待が高まる開場前の空気

イベントが始まる前から、約30名のファンが席に着き、選手の登場を今か今かと待ち構えていました。会場内には静かな緊張感と期待が漂い、ファンたちはそれぞれの思いを胸にその瞬間を待ちわびていました。


そして、いよいよ稲垣祥選手が笑顔で登場すると、会場は一瞬で熱気に包まれました。溢れる拍手と歓声が鳴り響き、ファンたちの顔には感激の表情が浮かびます。稲垣選手もその温かな歓迎に応えるように手を振りながらステージに進み、一言挨拶をすると、さらに大きな拍手が巻き起こりました。その瞬間、会場全体が一体となり、特別な時間の幕が開けました。


ファンとの交流で紡ぐ“スパイクのこだわり”

トークショーの始まりは、事前にファンから募集した質問を取り上げる質問コーナーからスタート。最初の質問は、「スパイクを選ぶ際に重視していることは?」というもの。会場の視線が稲垣選手に集まる中、彼の答えはとても明快でした。

「僕が一番重視するのはフィット感。このニューバランスのスパイクは、履いた瞬間から足に馴染むようなフィット感を感じます。普通のスパイクは何度か履いて馴染ませるものが多いですが、これは最初から試合で使える快適さがあります。」


稲垣選手が愛用するモデル「442」に話が及ぶと、ファンから「これを履けば優勝できる?」という冗談交じりの質問が飛び出します。笑顔で「ぜひ試してみてください!」と答える稲垣選手の姿に、会場全体が温かい笑いに包まれました。

さらに「新しいスパイクはどれくらい使う?」という質問には、「だいたい3か月くらい使います。週末の試合が続くと、それくらいで履き替える感じですね。」と、実直な回答が続き、選手ならではの視点が垣間見える場面となりました。


試合の裏側に迫るトーク「決勝戦での心境」と「試合前の会話」

次の話題は試合中や試合前の緊張感について。特に大舞台での気持ちを尋ねられると、稲垣選手はこう語ります。

「決勝戦では独特な雰囲気を感じますが、ビビることはないですね。ただ、普段と違う空気に『今日は特別な日だな』と感じることはあります。」

また、元チームメイトや知り合いと同じ試合に出場する場合、入場シーンで交わされる会話については、「『最近どう?』とか『家族元気?』みたいな軽い世間話が多いですね。」と明かし、プロ選手のリラックスした一面にファンも驚いた様子でした。


子供たちへのアドバイス「環境の大切さ」と「自問自答」

小学生からの「どんなトレーニングが上達につながりますか?」という質問には、環境の重要性を強調しました。

「若いうちに高いレベルの環境に身を置くことは、成長への近道だと思います。今の時代は、自分次第で挑戦できる選択肢がたくさんあるので、積極的にいろんな経験を積んでほしいですね。」

さらに、技術向上のためには「自分自身に問いかけ続けること」も必要だと語ります。

「どうすれば上手くなれるかを常に考えることが重要です。他人に答えを求めるのではなく、自分で答えを見つける努力が成長に繋がると思います。」

稲垣選手の真剣な言葉に、会場のファンたちも頷きながら耳を傾けていました。


稲垣選手の人柄が垣間見えるエピソード

ファンから「森島司選手とはどのくらい一緒に過ごしていますか?」という質問が飛び出すと、稲垣選手は親しみやすい笑顔で答えます。

「森島は週に1回は家に来てご飯を食べていますし、練習の行き帰りも一緒の車で移動しています。結構な頻度で顔を合わせていますね。」

さらに、森島選手が稲垣選手を「とてもお世話になっている」と語ったエピソードも紹介され、会場には笑いと温かい雰囲気が広がりました。


サッカーの技術と哲学

ファンからの技術的な質問には、稲垣選手の冷静な分析が光ります。

「シュートの正確性を高めるには、自分の体の特徴を知ることが大事。僕の場合、足首のアウトサイドが少し外側に落ちていて、それがアウトサイド気味のシュートを得意にしているんです。」

また、「守備と攻撃を両立させるには?」という質問に対しては、「自分のやりたいプレーではなく、監督やチームが求めるプレーを最優先に考えることが大事です。」と語り、プロ選手ならではの視点を提供しました。


トークショーを締めくくる「じゃんけん大会」

イベントの最後には、ファン参加型のじゃんけん大会が行われました。勝者にはニューバランスのサイン入りノベルティがプレゼントされるとあって、会場は熱気に包まれます。

さらに、2ショット撮影会も実施され、ファン一人ひとりと真剣に向き合う稲垣選手の姿が印象的でした。イベントは終始和やかな雰囲気と盛り上がりの中で幕を閉じ、多くのファンの心に残るひとときとなりました。

イベントの最後に、ファンへの感謝と次シーズンへの意気込みを語りました。

「ルヴァンカップ優勝を応援していただき、ありがとうございました。来シーズンはさらに上を目指し、リーグ優勝に向けて全力で頑張ります。これからも応援よろしくお願いします!」


心に残る特別な1日

トークショーを通じて、稲垣選手の真摯な姿勢やファンを大切にする温かな人柄が強く伝わるイベントとなりました。ニューバランスの製品を通じて、サッカーの楽しさや用具選びのこだわりを共有しながら、選手とファンが心を通わせた時間。これからのシーズンで、さらに輝きを増す稲垣選手の活躍を期待せずにはいられません。

引き続き、アルペングループマガジンによる稲垣選手の独占インタビューをお届けします。


稲垣祥選手インタビュー「応援され、愛される存在へ―仕草や言葉で未来を描く選手像」

――本日のイベントの感想についてお聞かせください。

普段のチーム活動とは違って、稲垣祥とニューバランス、そしてアルペンという、普段とは異なる三角関係的な構図でのイベントでした。新しい角度から見た活動という感じで、僕自身も新鮮でしたし、観ている方々にとっても新しい視点が楽しめたんじゃないかなと思います。


――イベント会場にもなったAlpen NAGOYAのサッカーコーナーについて、どのような印象をお持ちでしたか?

正直、僕が見たのは店舗のほんの一部だけなんですよ。それもニューバランスのシューズコーナーを見逃してしまって、全体像はつかめていないんですけど、それでも広さに驚きましたね。『なんだここ!?』っていうくらい広い印象がありました。設備も最新で、測定室やジムみたいなものもあって、『こんなところまで揃っているんだ』って感心しました。


――これからプロを目指す中高生にとって、良い道具選びのポイントは何だと思いますか?

どんな道具を選んでも、それを大切に使い、しっかりケアしていくことが何よりも大事だと思います。そして、やっぱり履き心地や着心地、使い心地といった感覚的な部分が特に大切です。それを学生時代から意識して磨いておくと、プロになってからも活きてくると思いますね。

感覚を大切にしている選手ほど、道具のケアや選び方にも注意が行き届いている印象があります。だからこそ、自分にとって何がしっくりくるのか、どんな履き心地や着心地が好きなのかを模索しながら、自分に合った道具を選んでいくのがいいと思います。


――ニューバランスはファッション性も高いメーカーですが、普段のファッションでどう活用していますか? 

ニューバランスのウェアは、ファッションの観点から見てもかなりおしゃれだと思いますね。スポーツの用途だけに限らず、普段着や街歩き、セットアップのようなフォーマルな場面でも使えるような幅広いラインナップが揃っています。それぞれの用途に合わせて選べる幅の広さが、やっぱり魅力のひとつだと思います。

僕自身、普段着として使うことが多いです。たとえば、子どもと遊びに公園へ行くときや、ちょっとした散歩なんかで着られる部屋着っぽいリラックスウェアもたくさんあって、日常使いにも便利です。そのうえ、デザイン性も面白いので、ファッションとして遊び心があるのもいいですね。シンプルなかっこよさがあり着る人を選ばないデザインだから、どんな人が着ても似合うし、『これを着ておけば間違いない』という安心感もある。そんなところが特に魅力的だと思います。


――アルペングループマガジンは、多くの部活生も見るサイトです。学生時代に戻れるとしたら、どんな練習に重点を置きますか?

もし自分が中高生時代に戻れるなら、トレーニングをどうこうするよりも、環境を変えることを優先するかなと思います。たとえば、早いうちから海外でプレーする選択肢を取っていたかもしれないですね。今の時代、行こうと思えば自分の意思次第でいくらでも海外に挑戦できますし、もちろん親のサポートも必要ですが、選択肢の幅は広がっています。そういう高いレベルや刺激のある場所に身を置くことが、成長への近道かなと思います。

結局、成長するためには環境が大事だと思います。もちろん、自分自身の意識や努力があってこその話ですけど、それを前提にしたうえで、環境を変えてみることは大きな意味を持つと思います。自分の成長に繋がる良い環境に身を置くという意識が、上達の近道ですね。


――最後に今後の選手としての理想像と意気込みをお聞かせください。

選手としては、まず応援される存在、愛される存在でありたいと思っています。そして、プレーだけでなく、仕草や発言からも何かを伝えられる選手になりたいですね。子どもたちに夢や希望を届けるというのは、ありきたりな言葉かもしれませんが、僕みたいなキャリアの選手が活躍することには確実に意味があると思っています。だからこそ、子どもたちが何かを感じ取れるような存在でいたいです。

ピッチで活躍するのが一番重要ですが、それ以外の場面でも、自分の経験を通じてどんな境遇や体格でも努力次第で道を開けることを伝えていきたいですね。それが僕の使命だと思っていますし、これからも意識して続けていきたいです。

SEARCH フリーワード検索