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other2024.12.25

名古屋ダイヤモンドドルフィンズが贈る、未来への一歩!プロの舞台で学ぶ「スポーツデポ PRESENTS バスケットボールクリニック」

ⒸNAGOYAD

名古屋ダイヤモンドドルフィンズが主催するバスケットボールクリニックが、ドルフィンズアリーナで開催されました。プロのリングを前に子どもたちがシュートを放つ姿は、夢への一歩を感じさせます。担当コーチの山下諒さんからの熱い指導と励ましのメッセージが響く中、子どもたちは全力でプレーを楽しみました。

さらに、自分たちが汗を流したコートで行われるB.LEAGUEの試合観戦も実施。プロ選手のプレーを目にし、大きな刺激を受けた1日となりました。夢を描き努力を学んだこの特別な時間の様子をレポートします。


■ドルフィンズアリーナで行われたクリニックの様子をお届け


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名古屋の象徴ともいえるドルフィンズアリーナ。試合前の静けさを感じさせる会場に、子どもたちの笑顔と熱気がいち早く広がり始める。プロのリングを目の前にした瞬間、彼らの目は好奇心で輝き、自然とコートへと足を踏み入れる。「スリーポイントいけるかな!」と声を上げる子、リングの高さに驚きながらボールを投げる子。それぞれが夢中でバスケットを楽しむ中、クリニック前の会場は自由で伸びやかな空気に包まれていました。


■名古屋ダイヤモンドドルフィンズU15アシスタントコーチ山下諒さんによる熱いメッセージと指導


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本日のクリニックを担当するのは、名古屋ダイヤモンドドルフィンズU15のアシスタントコーチを務める山下諒さん。開始早々、子どもたちに向けた力強いメッセージが響きました。

「これからみんなで一緒に取り組んでいきますが、まずはたくさん失敗してみてください。失敗は成長の第一歩。失敗しないと上達しないし、そこから学ぶことでさらに強くなれます。どうやったらうまくいくのか、試行錯誤しながら最終的には成功に繋げていきましょう。短い1時間ですが、全力で頑張りましょう!そしてお互いに頑張りましょうね!」



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元気いっぱいの挨拶の後、山下コーチは子どもたちにウォーミングアップの準備を指示します。

「それでは、ちょっと寒いので軽くウォーミングアップを始めましょう。みんな、サイドラインに集まって前後2列で並んでください。準備は大丈夫ですか?」

子どもたちはコーチの指示に素早く反応し、期待に胸を膨らませながら笑顔で列を整えました。これから始まるクリニックに向け、会場の熱気が一層高まります。


■ウォーミングアップ:基本の積み重ね


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クリニックはウォーミングアップからスタート。軽く走りながら体をほぐし、ハンドリングの基礎練習に入ります。ボールを頭やお腹の周りで回したり、足元でのリフティングに挑戦する子どもたちの表情は真剣そのもの。



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次にスキップを取り入れたドリブル練習へ。強いリズムを意識しながらドリブルを行い、折り返しの際にはレックスルーを加えるなど、ステップとボールコントロールを同時に鍛えるメニューが展開されました。基礎的な動きの中にも、スピード感や工夫を取り入れた練習が子どもたちの集中力を引き出していました。


■チームプレーの練習:スピード感を意識して


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4人1組で行われたトレーニングでは、パスを受け取った後にドリブルで返す動きを繰り返し練習。コート上ではスピードを意識しながら、テンポよくパスをつなげる姿が見られました。コーチたちの声掛けが飛ぶ中、子どもたちは一つひとつのプレーに全力で取り組み、汗を流していました。


■シュート練習と体力トレーニング


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シュート練習では、一人ひとりが自分のフォームを確認しながらリングに向かいます。練習後にはバービージャンプ(筋力と持久力を鍛えるエクササイズ)も実施。シュートだけでなく、バスケットに必要な体力面の強化も大切にするプログラムが印象的でした。


■コーチの熱い指導:声の重要性を伝える


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練習の合間には、コーチから声出しの重要性について指導がありました。

「試合中の声掛けは、チームメートを励まし、前向きな気持ちを引き出す力があります。『頑張れ』や『いいね』など、ポジティブな言葉を意識して声をかけてみましょう。」

子どもたちはコーチの話を真剣に聞きながら、試合中にどのような声掛けをするべきかを学びました。


■ゲーム形式の練習:全力プレーが光る


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最後はコートを使ったゲーム形式の練習へ。コーチの合図で人数やルールを変えながら、5対5、4対4、2対2、3対3といった試合が行われました。短い制限時間の中で、子どもたちは全力で走り、ゴールを目指して必死にプレーする姿が印象的。勝敗に関係なく、どの子も笑顔でシュートを決める喜びを噛み締めていました。


■夢の一歩を踏み出す


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プロの舞台で行われたドルフィンズアリーナでのクリニックは、子どもたちにとって特別な時間となりました。リングの高さに挑む楽しさ、チームで声を掛け合う大切さ、そして全力でプレーする充実感を味わったこの日。参加者たちは、未来のスター選手としての夢を大きく膨らませたことでしょう。


■子どもたちにとって忘れられない1日

ドルフィンズアリーナで行われたクリニックは、子どもたちにとって練習の場だけにとどまらず、特別な体験となりました。この日、彼らは自身が汗を流した同じコートで、名古屋ダイヤモンドドルフィンズと横浜ビー・コルセアーズの試合を観戦。



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試合はB.LEAGUE 2024-25 第12節 GAME1として開催され、会場には熱気が満ちていました。プロ選手たちが繰り広げる迫力あるプレーを目の当たりにし、子どもたちは目を輝かせながらその姿を追いかけました。


■踏み出す一歩、未来への希望


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「スポーツデポ PRESENTS バスケットボールクリニック」での体験は、子どもたちに単なるバスケットボールの楽しさを超えた、夢を描く素晴らしさと、その実現に向けた努力の大切さを教えてくれました。

クリニックでの汗、試合観戦で受けた刺激、そしてプロと同じコートに立つ感動――これらすべてが子どもたちの心に深く刻まれ、未来のスター選手として成長するための大きな原動力となるはずです。

スポーツデポは、これからもこうした活動を通じて、夢を持つ子どもたちを全力でサポートし続けます。

最後に本日のクリニックを担当した山下諒さんのインタビューをお届けします。


■名古屋ダイヤモンドドルフィンズU15アシスタントコーチ山下諒さんインタビュー


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プロの舞台を子どもたちへ―楽しみながら学ぶ特別な体験を

――本日のクリニックの感想をお聞かせください。

普段から子どもたちに指導していますが、今日参加してくれた子どもたちは特に元気が良かったですね。僕が投げかけた言葉に対して反応がすごく良くて、とてもやりやすいクリニックだったと思います。


――コーチングで大事にしていることはどんなことでしょうか?

僕は指導の中で、子どもたちに質問をすることを意識しています。自律性や自主性を引き出すために、どうすればクリニックを“楽しい”と感じてもらえるかを常に考えています。そのために、質問形式を取り入れたり、勝負形式のアプローチをしたりと、楽しめる工夫を心がけています。


――クリニックの中で声かけの重要性について伝える場面がとても印象に残りました。


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僕自身、大学生までバスケットボールをプレーしてきました。その中で、ネガティブな発言が周囲に与える影響を実感してきました。逆に、ポジティブな発言を心がけると、周りの雰囲気が明るくなり、全員が良い表情でプレーできることも分かりました。今のコーチングでは、こうした経験を生かして、ポジティブな声かけを意識的に取り入れています。


――スポーツデポとのコラボについて、どのような相乗効果を感じていますか?

スポーツ全般に言えることだと思うんですけれども、こういうクリニックを通じてスポーツデポさんのことを知ってもらうだけでなく、バスケットボールの普及にも繋がる活動だと感じています。今日はバスケットボールのクリニックでしたが、こういった取り組みをたくさん行うことで、スポーツの魅力を多くの人に届けられると思います。僕自身もこれから積極的に続けていきたいですね。


――子どもたちがドルフィンズアリーナのようなコートでプレーする機会は珍しいと思いますが、こういった取り組みについてどう感じますか?


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確かに、こういう大きな会場でプレーできる機会は少ないですよね。でも、ドルフィンズでは比較的多いと思います。たとえば、スクールのホームゲームで前座試合を行うなど、子どもたちがプロと同じ舞台を経験できる場を設けています。こうした機会を通じて、子どもたちが楽しみながら学べるのはとても大切だと感じています。


――他のクラブと比較した時のドルフィンズの強みは何だと思いますか?

ドルフィンズの強みの1つは、ユースのコーチが直接クリニックを担当するところだと思います。今日もU15のアシスタントコーチである僕と、U18のアシスタントコーチがクリニックを担当しました。他のクラブではスクール専属のコーチが指導することが多いと思いますが、ドルフィンズではユースのコーチが参加することで、より深い指導ができる点が特徴だと思っています。


――今回のような活動を通じて、今後の抱負について教えてください。


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僕が大切にしているのは、バスケットボールを通じて子どもたちやその保護者を含め、多くの人と繋がり、交流を深めることです。親子向けのクリニックを開催することもありますが、そこで生まれる繋がりが広がれば、「ドルフィンズのクリニックは面白い」と口コミで広がると思っています。そうすれば、もっと多くの人が参加して、楽しいバスケットボールができる場が増えると思います。

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