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golf2020.09.23

【フィッティング・ルポ】Vol.3 大MOIヘッドに“軽硬”シャフトで 真っすぐ飛ばせる!

ゴルフ5のクラブフィッティングは、発表直後の最新のクラブをいち早く試打できるのも大きな強み。各店舗のフィッターも試打クラブ入荷と同時に研究を重ね、発売前でも最適マッチングを見つけられる。

ゴルフ5でのフィッティング事例を紹介する「フィッターズレポート」。第4回目となる今回紹介するのは、発売前のピンの最新ドライバー「G425MAX」にカスタムシャフトを組み合わせることでヘッドの性能を引き出したフィッティングの実例だ。



ゴルフ5多治見インター店所属の岩島朋和フィッター


岐阜県の「ゴルフ5多治見インター店」では、先日発表直後のピン「G425シリーズ」を予約しに来たお客さまにフィッティングを行い、カスタムシャフトを装着したドライバーをご予約いただいたという。接客した岩島朋和フィッターに話を聞いた。

「ピンの最新モデルをぜひ欲しいと、指名買いでご来店されました。G410シリーズが好評でしたし実際かなり結果も出ているヘッドだったので、最新の後継モデルをいち早く手に入れたいという方は多いんです。ただ最新クラブは、まだフィティングの実例も蓄積されていないのでどうしても純正シャフト中心のご提案になりがちなんですが、私どもはせっかくなら最高のクラブをご提供したいと考えているので、試打クラブの入荷と同時にフィッターが徹底的に試打して特徴をつかみ、フィッティングに生かす努力をしています」


ヘッド内部の後方にウェイトが配されることで深重心・大慣性モーメントに


このお客さまは力むと引っかけが出るのが悩み。そこで岩島さんはピン史上最大という大慣性モーメントの「G425MAX」を提案した。フェースの開閉を抑えてスイングしやすく曲がらないヘッドなので、シャフトのチョイスを工夫すれば引っかけの軽減ができ、飛距離も伸びると考えたのだ。

「ヘッドスピードが40m/s前後の方でしたが、純正シャフトではなく、三菱ケミカルの『ディアマナZF』の40g台をSで装着することをご提案しました。いわゆる『軽・硬』のセッティングですね。シャープに振りやすいように総重量を軽めにしつつ、シャフトは硬めのものにして安定性を確保しました」



「ディアマナZF」は重量・硬さのバリエーションが豊富


「ディアマナZF」は2019年に発売された中元調子のシャフトだが、40~80g台までと重量帯が幅広く、フレックスも多様。手元が動いて自然とタメができるだけでなくインパクト前後の走り感もあり、軽・硬で重めヘッドをシャープに振り抜くのには最適だという判断だ。

「このほかにも、同じ三菱ケミカルの『グランドバサラGB29』も候補だったんですが、『ディアマナZF』のほうが振った感じの好みだったようで、こちらをチョイスされました。気持ちよく振れて曲がらないこの組み合わせなら、計測データ上はかなり飛距離が伸びており、発売が待ち遠しいとおっしゃっていただきました」


G425シリーズにはその他にも、つかまり重視の「G425 SFT」と低スピンモデルの「G425 LST」の合計3モデルがラインナップされている。


岩島さん曰く、つかまり重視の「G425 SFT」にはクセがなくヘッドが素直に追従して振り遅れにくいUST Mamiyaの「アッタスジャック」がおススメだという。気持ちよく振りぬきたい人には50g台がベストだ。


また、低スピンモデルの「G425 LST」には、手元にしっかり感があって思い切って叩ける三菱ケミカルの「テンセイCK プロ」が良いと話す。左のミスを怖れず強振して飛ばせるセッティングだ。


このように ゴルフ5 なら、フィッターの知識と経験で、最新のドライバーを最適なカスタムシャフトで購入することも可能。「落ち着いてから」と様子を見るのはもったいない。気になる最新クラブのフィッティングをどんどん受けに行こう!

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