ウェッジおすすめ5選!顔やソールがマッチすればミスは激減、距離もそろう!
パーオン率の低いアマチュアにとって、アプローチの精度はスコアメイクの要。多くのゴルファーが、アイアンセットの下に2~4本の単品ウェッジを入れてクラブセットを構築していると思います。
そうやって単品で選ぶことが多いうえに、ドライバーのような飛距離というわかりやすい選択基準もなく、モデルごとの差も大きいようで打ってみてもなかなか違いがわかりにくいウェッジは、モデル選びを迷いがちなクラブだと思います。
そこでゴルフ5が自信を持っておすすめするウェッジ5モデルをご紹介します。
1つ目はテーラーメイドの【ハイ・トゥ ロウ】
「ハイ・トゥ」ウェッジは、フェース面全面にスコアラインが刻まれているデザインが特徴的ですが、その名のとおりフェースのトゥ側が高くなっていて、重心位置がヒールに寄りすぎず芯でとらえやすいウェッジです。さらにバックフェースにはキャビティポケットが配されて高重心化され、当たり負けを防ぐとともに高いスピン性能を備えています。
バックフェースのソール側にキャビティポケットを配置し、スピン量が増えるエリアを拡大している
「ハイ・トゥ ロウ」は、「ハイ・トゥ」ウェッジのノーメッキバージョン。メッキ処理をしないぶん、打感がやわらかく、溝のエッジが立っていてスピンの効きがいいのが特徴です。フェースを開いて使う人、ノーメッキの打感が好きな人にはおすすめの1本です。
フェース面はノーメッキで新設計の溝デザインを採用した「ハイ・トゥ・ロウ」。スピン性能が更に向上した。
2つめはキャロウェイの【JAWS フォージド】
「JAWSフォージド」は、ボールに噛みつくようなスピン性能で評判の高い「JAWS」シリーズの鍛造バージョンです。スコアラインの溝を鈍角にしてエッジを立たせることで、あらゆるショットで強いスピンを効かせられる「37Vグルーブ」が最大の特徴。モデルごとにフェース背面の厚みを変えることで重心位置を最適化し、S20C鍛造ヘッドのやわらかい打感と相まって、ボールをしっかりつかんで強いスピンをかけられます。
ソール形状はS・W・C・Xの4種をラインアップ
ヘッドは名匠ロジャー・クリーブランド氏が設計しており、構えやすく開きやすい顔と、抜けのいいソールを兼ね備えています。ウェッジにはとにかくスピン性能を求めるという人はコレで決まりです。
「JAWSフォージド」はフェース上の溝のエッジを鋭角にデザインした「37 V グルーヴ」を搭載することで、スピン性能を飛躍的に高めている。
3つ目はクリーブランド【RTXディープフォージド】
クリーブランドの「RTX」シリーズの最新モデル「RTXディープフォージド」は、フェースの溝を深くし、本数を増やすことであらゆる条件下で強いスピン性能を発揮する「ULTIZIP GROOVES」を搭載しています。
逆テーパーブレード設計や広くなったソールでミスを減らしてくれる
ヘッド素材にはS20Cに特殊熱処理を施した軟鉄を使用するとともに、バックフェースの打点面の後ろを厚くしたヘッド構造で、打感がやわらかいのも特徴の1つ。
ブレード上部に厚みを持たせた逆テーパーブレード設計や、前モデルよりも広くなったソール幅がミスへの許容性を高めたことで、ボールの浮き沈み幅が大きく上下打点がばらつきやすい日本の芝で安定した性能を発揮できるウェッジとなっています。
打点のミスを減らし、打感にこだわる人におすすめのウェッジです。
「RTXディープフォージド」はS20C軟鉄素材に独自の特殊熱処理技術を施すことで、打感とスピン性能を向上させている
4つ目はフォーティーンの【DJ-4】
「DJ-4」は、「DJ-22」の後継モデルに当たるキャビティバックのウェッジです。「ド真ん中ウェッジ」というキャッチコピーが示すように、プロのようなパワーや高い技術がない人が扱いやすく、結果が出るウェッジとして開発されました。
セミラージサイズのヘッドと幅広なソール形状は、ミスショットへの許容性が高い
実際、やや大きめなヘッドサイズとキャビティバックの効果で打点のミスに非常に強く、ソール幅も広いためザックリなどのミスも出にくい。セミグースネックでリーディングエッジもストレートなため、構えやすく、オートマチックなイメージの出るウェッジです。
一方で、「超高精度・ミラー鍛造スコアラインフェース製法」を採用した溝は、従来の彫刻溝よりさらにルールギリギリの断面積を実現し、高いスピン性能を備えています。
ウェッジにやさしさを求める人は、ぜひ試してみてください。
フェースに「超高精度・ミラー鍛造スコアラインフェース製法」を採用した「DJ-4」。従来の彫刻溝よりさらにルールギリギリの断面積となっている。
5つ目はタイトリストの【ボーケイSM8】
ボーケイウェッジ「スピンミルドシリーズ」の8代目となる最新モデルで、多くのプロが愛用するウェッジ界のスタンダードと言っていい人気モデルです。
ソールグラインドのバリエーションも6種類と豊富だ
プロや上級者向けのウェッジと思われがちですが、打点と重心を揃える「プログレッシブCG」の技術で打点が安定しやすく、実はアマチュアにとってもやさしいウェッジです。
何よりロフトやバウンスのバリエーションが多く、ウェッジセッティングの組み合わせの自由度が高いことに加え、「F」「M」「S」「D」「L」「K」の6種類のソールグラインドがあり、スイングのタイプや求める機能などに合わせて最適なものを選べることが非常に大きな強みと言えます。
ウェッジに迷ったらまず「SM8」から試してみてほしい、定番の1本です。
「SM8」はフェースの溝をロフト角ごとに変えたグルーブ設計により、スピンコントロール性能が向上している
ウェッジは、どれも同じように見えるかもしれませんが、実際に打ってみるとモデルごとの違いは意外に大きいクラブです。ロフトやバウンス角はもちろんですが、顔の形やソールの形状などが自分のスイングやクセに合ったものを見つけることで、ミスが激減し、距離感がそろうなどの効果が確実に現れます。
ぜひ ゴルフ5の店舗 で打ち比べてみてください。
<2021年春 話題のウェッジ打ち比べ!おすすめ5選動画はこちら>
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