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golf2021.12.02

“グローブは片手だけ”なんて誰が決めた?【両手グローブ】で冬場のゴルフが快適に

本格的に冬を迎えようというこの季節、【両手グローブ】に注目が集まっているのはご存じだろうか。ゴルフのグローブといえば片手にするもの。そういう固定観念を持っているゴルファーは多い。「クラブを握る前に片手にグローブをはめる」と、何の疑いもなく無意識に行動を取っているゴルファーがほとんどだろう。

しかし、「ゴルフのグローブは片手だけにするもの」というイメージがどうして広まったのかはハッキリしておらず、利き手でない弱いほうの手のグリップ力を確保するためとか、ゴルフのスイングは利き手と逆側リードだからなど諸説あるが、いずれもあまり合理的とは思えない。

ならば、利き手のグリップを安定させるためにも、そして手を保護するという意味でも、両手にグローブをすることにメリットがあるのではないだろか。

実際に、女性ゴルファーの間では日焼け対策や握力不足を補う目的で両手にグローブをしているのを見かけるが、最近では男性でも両手にグローブをするゴルファーが増えており、そのメリットを実感している人が増加中だと話してくれたのは、東京・新宿にある初心者専用ゴルフ5 新宿フラッグス店の金田悠さんだ。


JR新宿駅南口を降りてすぐ、「フラッグス」の5階にある初心者専用ゴルフ5 新宿フラッグス店の金田悠さん


「素手でスイングをしてみると滑りやすく不安だと思いますが、グローブによってこれを防ぐのが片手だけというのはやはり変ですよね。両手にグローブをすることによりグリップ力をしっかり確保でき、左右の手のコンディションが同じになるメリットは大きいと思います。とくに利き手がゆるんでしまうというリスクが軽減され、同時にゆるむことを嫌がって力むことも防げます」(金田さん)

さらに両手グローブのメリットは、冬にこそ倍増すると金田さん。寒さや乾燥から手を守るという意味でも男女問わず勧めたいと話す。

「冬のラウンド後に、グローブをしていない方の手だけがやたらと荒れてしまったり、ひび割れができたりするという人は多いと思います。グローブをせずに寒風にさらされていればそれも当然です。そういった肌荒れや寒さを防ぐために、ミトンや厚手の防寒用オーバーグローブを使う方も多いと思いますが、それよりもまず普通のグローブを両手に着用する、というのが自然なのではないでしょうか。クラブを持ち歩くときのスチールシャフトの冷たさも緩和されますし、ミスヒット時の手のしびれなども軽減できます。冬に両手グローブをすることは、実はメリットばかりなんですよ!」(金田さん)


両手グローブにデメリットはほとんどない。特に冬はいいことずくめだ


両手グローブによってグリップがしっかりすれば、飛距離が落ちがちな冬でもその不利をカバーし、スコアアップにつなげることも期待できる。「冬は飛ばない」と感じている人はとくに、両手グローブを試してみる価値は大きいだろう。冬用のやわらかいシャフトにリシャフトするよりもはるかに安上がりで手軽な対策だ。


男性用にも両手グローブがある商品は意外に多く、ゴルフ5各店舗でも多数取り扱っている


そんな冬ゴルフにはメリットだらけの両手グローブ。ゴルフ5では女性用のみならず、男性用のグローブでも両手が揃うモデルを数多く扱っているという。そこでゴルフ5が特におすすめする商品を、金田さんにご紹介してもらった。


・キャロウェイゴルフ「ハイパーグリップグローブ」(1,980円/片手)

グリップを握る手のひら側が、さまざまなパターンのシリコンで高いグリップ力を誇っている。見るからに「グリップしてくれそう」なグローブだ。乾燥でグリップが滑りがちな冬のゴルフでも、スイングに集中できそう。甲側も伸縮性のあるニット素材を多用し、フィット感が抜群。


・ブリヂストンゴルフ「ウルトラグリップ」(1,760円/片手)

手のひら全面だけでなく、グリップ時に絡む人差し指部分にもシリコンプリントが施され、しっかりと滑りを抑えてくれる。少々の天候でも心配のない全天候型なのも嬉しいポイント。


・ブリヂストンゴルフ「ツアーグローブ」(1,870円/片手)

人工皮革「クラリーノ(R)〈ソフリナμ(R)〉」を使用しており、付け心地抜群の両手グローブだ。ツアープロが愛用する全天候型モデルだけに水・汗に強い。

さらに、シンプルなデザインは両手に着けても品良くまとまって、好感が持てる。


・フットジョイ「ウェザーソフ」(1,320円/片手)

ポイントは、しっかりとしたフィット感をもたらしてくれる高性能合成皮革とメッシュだ。握ったときにもつっぱらず、実に快適。手のひら側の擦り切れの多い部分も、しっかりと補強されている。


・タイトリスト「スーパーグリップ」(1,650円/片手)

合成皮革と天然皮革を組み合わせた構造で、両者のメリットを生かしてフィット感、グリップ力ともに優れている。耐久性も高く、高機能なグローブだ。


・ティゴラ「メンズゴルフグローブ」(1,419円/片手)

冬でも滑りを気にせずにグリップできるよう、スイングに合わせたパターンにシリコンをプリントされているのが特長。非常に高いグリップ力を誇る。ソフトで豪華な感触のスエード合皮製だ。


・アディダス「ZG」(2,200円/片手)

ヌバックレザー(起毛革)を再現した合成皮革なので肌触りがよく、伸縮性が高いのでフィット感に優れている。メリハリの効いた差し色で、デザイン的にも楽しませてくれる。


ご紹介したこれらの両手グローブ。初心者専用ゴルフ5ではとくに売れ行きが伸びているというが、このメリットは初心者だけのものではない。ベテランゴルファーもぜひ、古いイメージを捨てて両手グローブを試してみていただきたい。

※価格はすべて税込み
 


<ゴルフグローブ一覧はこちら>

https://store.alpen-group.jp/f/dsd-001047007-1-1?S=1

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