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golf2022.09.01

【ゴルフ5レディス2022レポート】注目選手レポートVol.2 メルセデスランキング上位は01年生まれの同級生!山下美夢有が抜き去るか、西郷真央が再逆転か!?

いよいよ今週金曜日、9月2日に開幕する「ゴルフ5レディス」。女子ツアーも26戦目となり、全体の3分の2に差し掛かっています。

今シーズンは序盤戦に西郷真央選手がスタートダッシュをかけ、それを山下美夢有選手と稲見萌寧選手、西村優菜選手などが追いかける展開。先週の「ニトリレディス」を終えた段階で、メルセデスランキングでは、山下美夢有選手が西郷真央選手を逆転して初めて首位に立ちました。

今週の「ゴルフ5レディス」にも山下美夢有・西郷真央両選手は出場しており、直接しのぎを削ることになります。

西郷真央選手は、2001年10月生まれで現在まだ20歳。ジャンボ尾崎門下生らしいショットのキレが武器のショットメーカーで、小柄ながらドライバーの飛距離も十分(2020-21シーズンのドライビングディスタンスは10位)なうえ精度も高く、飛距離とフェアウェイキープ率で算出されるトータルドライビングは昨年1位でした。

2020-21シーズンはルーキーイヤーながらベスト10フィニッシュ21回、そのうち2位(タイ含む)が7回という安定した成績を残しました。しかしメルセデスランキング5位に入りながらも、優勝には手が届かない悔しいシーズンでした。

しかし今シーズンは開幕戦でアッサリと初優勝を遂げると、7戦連続ベスト10入りを含む出場10試合で5勝という驚異的なスタートダッシュを見せます。
その後は海外メジャーへの挑戦なども含め国内の試合出場を減らしたこともあり後続の肉薄を許しましたが、8月の「CATレディス」「ニトリレディス」で本格的に国内戦に復帰。ここからの巻き返しが期待されます。


ジャンボ尾崎の指導で磨いたショット力が武器。飛んで曲がらないドライバーはツアー屈指


千葉県出身の西郷真央選手は、「パナソニックレディス」(浜野GC)、「ブリヂストンレディス」(袖ヶ浦CC袖ヶ浦C)と地元千葉県での試合で2勝している点も見逃せません。

序盤戦の爆発の印象が強すぎたこともあり、「調子を落としているのでは」と懸念する声もありますが、むしろメジャー挑戦でさまざまな経験を積んできたぶん、さらにレベルアップしていると考えるほうが妥当でしょう。

山下美夢有選手も西郷真央選手と同じ2001年生まれ(21歳)でプロテスト合格も同期(92期)。

身長150cmと西郷真央選手よりもさらに小柄ですが、アイアンショットの精度には定評があり、今季パーオン率2位のショット力を武器に活躍しています。

2020-21シーズンはメルセデスランキング12位と、順位こそ西郷真央選手よりも下でしたが、「バンテリンレディス」で初優勝を挙げており、ベスト10フィニッシュも16回。すばらしいルーキーイヤーを過ごしました。

今シーズンは、国内メジャー「サロンパスレディス」を完全優勝で制し1勝目を挙げると、「サントリーレディス」で今季2勝目。その後8戦連続でベスト5以上フィニッシュ継続中と、抜群の安定感を見せています。

事実、スタッツを見てもダブルボギー率2位、リカバリー率1位とピンチでも崩れない安定感が際立ちます。「全英女子オープン」でも13位タイに入っており、この安定感がハイレベルな試合でも十分通用することを証明しています。


山下美夢有選手のアイアンの精度はツアー屈指。乱れない・崩れない安定感で連続上位進出中


今週の「ゴルフ5レディス」は、メルセデスランキング(2022年8月28日時点)で先行した西郷真央選手と追いかける山下美夢有選手がちょうどクロスしたタイミング。山下美夢有選手の好調ぶりも目立ちますが、西郷真央選手にもこのまま抜き去られるわけにはいかない意地があります。
この同級生対決、みものです!
 


【YouTubeゴルフ5チャンネルで練習場中継をライブ配信(予定)】

9月2日(金)08:30~10:30  https://youtu.be/nWqKZ-nfz1M

9月3日(土)08:30~10:30  https://youtu.be/wMi64cpPNcA

9月4日(日)07:30~09:30  https://youtu.be/J_hkjcfHgCA


<アルペングループ創業50周年記念大会 ゴルフ5レディスプロゴルフトーナメント関連動画>

トーナメント関連動画はこちらをタップ(YouTubeが起動します)

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