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golf2022.09.01

【ゴルフ5レディス2022レポート】注目ホールレポートVol.4 アーサー王伝説になぞらえた難関パー3が目白押し!

ついに明日開幕する「ゴルフ5レディス」。今年は千葉県市原市の「ゴルフ5カントリーオークビレッヂ」に会場を移し、3日間で争われます。その注目すべきホールの見どころをトーナメントディレクターで今大会のコースセッティングを担当した中野晶プロに解説してもらいました。

「ゴルフ5カントリーオークビレッヂ」はパー3に特徴があるホールが多いので、今回はここまで紹介していなかったアウトコースの2つのパー3ホール、4・8番ホールにフォーカスします。


トーナメントディレクターを務める中野晶プロが解説してくれた


4番ホールは207ヤードの長いパー3。中野晶プロはこのホールを「3日間通して難易度が1位になるかもしれません」と話します。


長いうえに左右の圧迫感も大きい難関パー3。ボギー多発のホールになる可能性も


「距離もさることながら、グリーンが独特の菱形をしていて、ピン位置によってプレーヤーが使えるグリーン面がとても狭くなるため、攻め方が非常に難しくなります。そのためランを使って寄せるのは困難で、200ヤード近いにも関わらずキャリーで攻略することが求められます。グリーン左サイドはえぐれるような傾斜があってアプローチが難しく、グリーンを外すのであれば右サイドの花道しかありません。とにかくショット力が問われるホールだと思います」(中野プロ)


菱形の各頂点が傾斜によってセパレートされており、使えるグリーン面が狭い


左が谷で右も奥も狭く、逃げ場のないグリーン周り。傾斜によってセパレートされたグリーンのピンのある面をしっかりキャリーでとらえる。しかも200ヤードもの長いショットでそれが要求されるこのホールは、序盤戦のカギになるでしょう。


グリーン左のくぼ地はアプローチで寄せるのは難しい


8番ホールは、このコースのシグネチャーホールの1つ。3方が池に囲まれた半島状のグリーンと、グリーン奥の独特の形状のバンカーが特徴的です。

設計者であるデズモンド・ミュアヘッドは、「ゴルフ5カントリーオークビレッヂ」を設計する際にイギリスの「アーサー王伝説」をモチーフにしており、奥のバンカーは聖杯をかたどったものだそうです。


アーサー王の聖杯をイメージしたという美しい景観のパー3


「147ヤードと比較的短いホールですが、池に囲まれたグリーンを打ち下ろしで狙って行くため、ショットの滞空時間が長くなり、とくに風が吹くと選手はプレッシャーを感じると思います。グリーンは縦長の3段グリーン。手前ピンのときは落としどころの3方向が池になり、さらにプレッシャーが増します。一方奥ピンの場合は他ホール同様ボールの止め方がカギになります。きちんと同じ段に球を止められればバーディチャンスですので、強気な攻めを期待したいですね」(中野プロ)


強烈な3段グリーンだが、ピンのある段に乗せられればバーディチャンス


美しいデザインのホールで、勇気をもって打つことができればバーディも期待できますが、強風が吹けば池のリスクが一気に高まります。左右に注意しながらいかに距離感を合わせてピンのある段を狙っていけるか。各選手の球の高さなどに注目して見ると攻め方の個性が見えて面白いかもしれません。


池に突き出した半島状のグリーン。風が吹いたら一気に難易度が上がる
 


【YouTubeゴルフ5チャンネルで練習場中継をライブ配信(予定)】

9月2日(金)08:30~10:30  https://youtu.be/nWqKZ-nfz1M

9月3日(土)08:30~10:30  https://youtu.be/wMi64cpPNcA

9月4日(日)07:30~09:30  https://youtu.be/J_hkjcfHgCA


<アルペングループ創業50周年記念大会 ゴルフ5レディスプロゴルフトーナメント関連動画>

トーナメント関連動画はこちらをタップ(YouTubeが起動します)

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