タイトリストから最新作「TSR」シリーズが登場!「TSi」シリーズから格段の進化を遂げた、驚異の初速性能に注目!
タイトリストの大ヒットギア「TSi」シリーズ。その後継モデルとなる「TSR」シリーズ(9月30日発売)が先日発表となった。「TSR」は、2022年6月のトラベラーズ選手権でツアーデビューすると、デビュー初戦にも関わらず18名のプレーヤーがスイッチするという注目のドライバーだ。「TSi」の特徴を踏襲しつつ、さらなる進化を遂げているという。
「TSR」シリーズは、「TSR2」、「TSR3」、「TSR4」という3機種のドライバーがラインアップされている。各モデルに共通する進化として、まず構えやすさの向上が挙げられる。
前作よりもやや大きくなったフェースは、溝の数を4本から3本にして間隔を広げることで、よりフェース面が大きく広く見える形状に。それによって、インパクトするエリアも広く見えるため、より安心感の増した顔つきになっているという訳だ。
ヘッド形状は3機種ともに洋梨型に近づいたシェイプとなっており、よりシャープな印象を与え、操作性のよさを感じさせる。またフェースプログレッション、いわゆるアゴの見え方も変え、構えた時に適度なつかまりをイメージさせてくれる形状となっている。これらの工夫により生み出された構えやすさは、アドレスをした瞬間に弾道を想起させ、バックスイングがしやすくなるなど、イメージ通りのインパクトを迎えるための準備につながるのだ。
写真は左から「TSR2」「TSR3」「TSR4」。いずれもFP値が小さくなり、構えやすくなった
また、シリーズを通して「SufeFit 調整機能」を搭載しており、個々のプレーヤーのニーズによりフィットさせたカスタマイズが可能となっている。
モデル別に見ていきたい。まず最初は「TSi2」の許容性をさらにアップさせた「TSR2」ドライバーに注目したい。フェースには好評だったVFTフェースを進化させた「マルチプラトーVFTフェースデザイン」が搭載されている。フェース内側全面の肉厚差を精密に設計し加工することで、高い反発力をフェースの広範囲で実現。これによってオフセンターヒット時にも、驚くほどの許容性とボールスピードをフェース全体で生み出し、エネルギーロスを大幅に軽減する。
デザインと性能がバージョンアップした「TSR2」のフェース
また、重心をより低く、より前方に配置することで、ボールスピードを上げると同時に、打ち出し角を最適化してスピン性能を向上。さらに空力性能がアップしたこともボールスピードアップに寄与しており、飛び性能全体が前作に比べて引き上げられている。ヘッドは大きめの投影面積ながらシャープな形状で、操作性のよさを感じさせる。
高い安定性とボール初速が特徴の「TSR2」ドライバー。ツアープレーヤーの求める構えやすさと安心感が追及されている
「TSR3」ドライバーは「TSi3」の後継モデルとなる。ツアーNo.1(※)の信頼を獲得した「TSi3」の美しいシェイプと打感・打音はそのままに、空気抵抗を低減してさらにスピードパフォーマンスを向上させたモデルが「TSR3」だ。
(※)ダレルサーベイ社調べ
センターヒット時のボール初速を極限まで高めた「TSR3」ドライバー。弾道調節機能付きのカスタムモデルだ
円錐形の可変フェース厚設計を採用した「スピードリングVFTテクノロジー」によってスイートスポットが拡大。誰もがスイング時にターゲットとするフェースセンターで、最大飛距離が出る設計となっている。センターヒット=ナイスショット時の飛距離性能がアップしているという訳だ。
さらに、進化した弾道調節システム「SureFit CG トラック」を搭載することでより精密な弾道チューニングが可能に。簡単に打点のバラツキを抑え、驚異のボールスピードとパフォーマンスを最大限に発揮することができる。
弾道調節システム「SureFit CG トラック」を搭載。可動式ウェイトを移動して好みの弾道に調整できる
重量の異なるウェイトも別売りで完備。幅広くカスタムできる仕様に
最後に注目するのは「TSR4」ドライバー。究極のロースピンモデルだ。
ソールの前後2カ所に配置された「SureFit CG ウェイト」の調整によってスピン性能を最適化し、過度なスピン量の発生を抑制。前重心による低スピン性能も相まって、風に負けない強弾道と安定性を実現している。
ヘッド体積は430ccなので、コンパクトなヘッドシェイプを好むプレーヤーにおすすめだ。
叩いて飛ばせる低スピンモデルの「TSR4」ドライバー
ソールの前後2カ所に配置されたウェイトは重量のカスタムが可能
同時に発売されたフェアウェイウッド3モデルについても触れておきたい。
「TSR2 フェアウェイメタル」は、タイトリストのフェアウェイウッド史上、最も低い重心位置に設定されており、過度なバックスピンを抑え、速いボールスピードと高い打ち出し角が得られるという。大きめのフェース面でボールを拾いやすく、「より高く、よりやさしく、より遠くへ」を実現した。
ミスヒットに対して高い許容性を発揮し、高弾道で飛ばせる「TSR2」フェアウェイメタル
「TSR2+」は、ティーショットでの使用を意識してデザインされた。「TSR2」より大きなヘッドシェイプと高さのあるフェース、そして低く深い重心が許容性を高め、ドライバーで打てない状況でも飛距離と正確性を備えたドライビングショットを可能にする。
FWに飛距離を求めるなら「TSR2+」フェアウェイメタル
「TSR3」は、さらなる精密さを備えた調整機能「SureFit CGトラック」 が調整範囲の幅を広め、より高い精度を実現。さらに、より深く、わずかに低くして、フェース中心に近い位置に配置された重心がショットの正確性をアップさせ、より簡単に、より高く打ち出すことができる。
ドライバー同様に、ウェイト調節機能で弾道をカスタムできる「TSR3」フェアウェイメタル
PGAツアーの信頼が厚い「TSi」の後継とあって、多くのゴルファーが注目する「TSR」シリーズ。その期待を上回るハイパフォーマンスを、ぜひお近くのゴルフ5で確かめてみてほしい。
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