ミズノ【JPX 923シリーズ】が本日発売！操作派から飛距離追求派まで網羅した5つのアイアンが登場！

2020年9月にグローバルモデルとして発売されて以降、国内外のツアープレーヤーに選ばれ続けているミズノ「JPX」シリーズ。その最新作「JPX 923」シリーズが本日9月16日に発売となった。注目は、「JPX 923 FORGED」「JPX 923 TOUR」「JPX 923 HOT METAL」「JPX 923 HOT METAL PRO」「JPX 923 HOT METAL HL」のアイアン5機種だ。

「JPX 923 FORGED」と「JPX 923 TOUR」は、自分で球筋をコントロールしたい“操作系“アイアン。そして「JPX 923 HOT METAL」「JPX 923 HOT METAL PRO」「JPX 923 HOT METAL HL」は、飛距離性能を求めた“飛び系“アイアンとなっている。

まず注目したいのは、「JPX 923 FORGED」。飛びと打感、やさしさをバランスよく実現したオールマイティなモデルだ。素材は高強度のクロムモリブデン鋼で、鍛流線を切らさずに1本の丸棒をフェースからネックまで一体成型する、ミズノ独自の「グレインフローフォージドHD」製法により鍛造。打球音が長く響き、心地よい打感を実現している。

ミズノの鍛造技術が注入されている「JPX 923 FORGED」アイアン

強度と伸びを兼ね備える「クロモリ鋼SCM420」を使用。その鍛流線を途切れさせないのが「グレインフローフォージドHD」製法だ

また、進化したマイクロスロット加工により、従来モデルより約15％薄くなったJPX鍛造アイアン史上最薄フェースを実現。高い反発性能を発揮し、30度（7番）というややストロングロフトとの相乗効果で、納得の飛距離性能を発揮する。

歴代JPXシリーズ史上、最高の反発性能を誇る薄肉フェース

番手別設計を採用し、ロングアイアンはより深重心で上がりやすく、ショートアイアンになるほど重心を高くフローさせてスピン性能を強化。8番～GWはヘッド素材に精密鍛造したマイルドスチールを採用することによって、ロングアイアンではキャリーが出て距離を稼ぎやすく、ショートアイアンではマイルドな打感と高いスピンコントロール性でピンを狙いやすくしている。

やさしさと打感の良さを両立させた「Vシャーシ」構造を搭載。周辺への重量配分でスイートエリアが広がり、ヒール側の余剰重量をトゥ側に寄せて重心をフェースセンターにすることで、許容性はさらに高まった。

5モデルのなかで最も売れ筋となりそうなのが「JPX 923 FORGED」だ

「JPX 923 TOUR」は、シャープな顔とソリッドな打感を備えたモデル。トップエッジを薄く設計し、さらにバック側をグラインドすることで、プロ・上級者が好むフォルムを実現している。

前作「JPX 921 TOUR」よりもバウンス角を増加。その分、ソールトレーリングエッジ部のグラインドを増やして丸みをつけることで、ソールの抜けを向上させている。こうしたアイデアは、ツアー現場からのフィードバックを具現化して生まれたという。

ツアーで支持されるシャープな形状と抜け良さが特徴の「JPX 923 TOUR」アイアン

ツアーレベルで求められる打感にもしっかりとこだわった。全番手の素材にマイルドスチールを用い、軟鉄ならではのフィーリングを確保。「JPX 923 FORGED」同様に「グレインフローフォージドHD」製法で鍛造されている。打感を向上する要素としてはもうひとつ、JPXシリーズでは初めて銅下メッキが採用されたのだ。そのため、フェース面とボールがコンタクトする時間が通常より長く感じられ、よりマイルドなフィーリングを得ることができる。

シリーズ初となる銅下メッキは吸い付くような心地良い打感を実現する

続いては“飛び系“の「JPX 923 HOT METAL」3モデルだ。共通の特徴として、高初速素材のニッケルクロムモリブデン鋼を採用している。従来品よりも強度が約35％高い新素材がフェースの薄肉化を可能にし、JPXアイアン史上最薄の「新コアテックフェース」が誕生。飛距離性能が格段に向上した。

また、溶接部を持たない「シームレスカップフェース構造」は、高初速エリア拡大と深低重心化を両立。ソールの薄肉エリアも約18%拡大（従来品比）ソール部までたわむことで高初速・高打ち出しによる大きな飛びを実現している。

飛行機や軍用機など高い耐久性が要求される部分に使用される「ニッケルクロムモリブデン鋼」が採用されている

溶接部を持たないカップフェース構造によって、高初速エリアを拡大し、更なる深低重心化を実現した

「JPX 923 HOT METAL」はロフト28.5度（7番）だが、「シームレスカップフェース構造」によりしっかりボールが上がってくれる。ややグースネックで、全体的に長く大きいヘッドは構えたときに安心感を与える。シャフトは振りやすさを求め、軽量スチールの「N.S.PRO 950GH neo」が装着されている。

キャプ大型ヘッドで飛距離性能に優れた、やさしく飛ばせる「JPX 923 HOT METAL」

「JPX 923 HOT METAL PRO」は、「JPX 923 HOT METAL」と同じロフト（28.5度/7番）ながらヘッドは小ぶりでストレートネック。飛びとやさしさはもちろん、見た目や操作性にもこだわりたい欲張りなゴルファーの願いを叶えてくれる。また、シャフトはスチールの「Dynamic Gold 105」、バランスもD3（7番）と、振り心地はややしっかり目に設定されている。

「JPX 923 HOT METAL」に操作性を加えた小ぶりでストレートな顔つきの「JPX 923 HOT METAL PRO」

そして「JPX 923 HOT METAL HL」は、ヘッドスピードの問題で「JPX 923 HOT METAL」「JPX 923 HOT METAL PRO」でボールを上げきれないゴルファーに向けて開発された。ロフト31度（7番）とストロングロフトのアイアンではないが、低ヘッドスピードでもボールを上げ、グリーンで止めやすい設定となっている。シャフトも軽量カーボンを採用し、徹底的ヘッドスピードが遅めの方への飛距離欲求にこたえるモデルとなっている。

“ハイローンチ”の頭文字がモデル名の由来「JPX 923 HOT METAL HL」

「5モデルもあると、どれを選べばいいのか迷いそう……」。そんなゴルファーの声が聞こえてきそうだが、まずは歴代から幅広い層に人気の「JPX 923 FORGED」から順に、ゴルフ５の店頭で試してみていただきたい。そのデータをもとに、ゴルフ5のフィッター達のアドバイスも参考にすれば、あなたにベストな「JPX 923」にたどり着けるはずだ！
 

＜ミズノアイアン商品一覧＞

https://store.alpen-group.jp/f/dsd-001047001004-1-1?B=479