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golf2022.10.11

フジクラ スピーダーNXグリーン ~ハードなクラブの振りやすさを劇的向上~【グッと深掘りゴルフギアVol.22】

ゴルフ5プレステージの腕利きフィッターたちがフィッティングの現場で気づいたギアの「深~い話」をお届けする連載【グッと深掘りゴルフギア】。第22回目は、フジクラのシャフト「スピーダーNXグリーン 40S」を取り上げる。

今年も続々と新作シャフトが発表・発売されているが、なかでもいちばんの注目はフジクラ「スピーダーNXグリーン」だ。前作「スピーダーNX」が高評価だったことから前評判が高く、実際発売前からすでに多くのプロが使用しはじめている。

「スピーダーNXグリーン」は、「スピーダーNX」の大きな特徴だった素直な振り心地をしっかり継承しつつ、手元側の剛性を高めると同時に中間部のトルクがゆるめられたことで切り返しでのタイミングがとりやすくなったと評判。もちろん「スピーダー」ブランドらしい走り感も健在だ。

このシャフト、「40g台のSやXがとくに面白い」と、プレステージのフィッターたちはイメージを膨らませているという。


「スピーダーNXグリーン」は、青いコスメの「スピーダーNX」の後継モデル。先端剛性はそのままに中間部のしなりと手元のしっかり感はアップ


というのも、軽量モデルでもタイミングの取りやすさとシャキッとしたしっかり感を兼ね備えているので、ヘッド重量がやや重めの海外ブランドアスリートモデルと組み合わせても、負けずにシャープに振れるのだ。そのため、40g台の軽めのシャフトをそういった“ハードめのクラブ”と組み合わせることで、本来の性能を損なわずに総重量を軽くしてスペックダウンするのに最適だという。

「ステルス」シリーズや「ローグST」シリーズなどが「ノーマルシャフトではちょっとしんどい」と感じている人にとって、「スピーダーNXグリーン」の40Sくらいをカスタムシャフトとして装着すると、抜群の振り心地でアスリートモデルを使いこなせるというわけだ。


軽量シャフトのSやXを重めのヘッドと組み合わせると、抜群の振り心地が得られる


これによって「ステルス」や「ローグST MAX」でも総重量280g台に抑えることができるし、バランスなどには注意が必要となるが、軽量グリップを使えば270g台も可能。ロフト選びさえ気をつければ、シニアでも「ステルス」を打ちこなせるというのは、夢のある話ではないだろうか。

普段「シャフトは50g台」などと自分のなかで決めている人にとっても、「スピーダーNXグリーン」の40Sや40Xなら、固定概念を覆す抜群の「振り心地」を得られ、飛距離アップにも貢献する可能性は十分にある。

軽くて振りやすいのに重量級ヘッドや大慣性モーメントヘッドにも負けない最新シャフトは、フィッティングの幅を広げる魔法のアイテム。「スピーダーNXグリーン」の軽量スペックは、そういったポテンシャルを大いに秘めたアイテムといえるだろう。
 


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