6、7番アイアン代わりになるやさしい“ショートUT”【グッと深掘りゴルフギアVol.35】ダンロップ「ゼクシオ12ハイブリッド H6」編
ゴルフ5プレステージの腕利きフィッターたちがフィッティングの現場で気づいたギアの「深~い話」をお届けする連載【グッと深堀りゴルフギア】。第35回目はダンロップ「ゼクシオ12ハイブリッド」を紹介する。
近年9番や11番などのショートウッドをラインアップするクラブが増えつつあり、ショートウッド復権の兆しがあるが、「やさしく上がる」のはショートウッドだけではない。ユーティリティ(以下、UT)も多ロフトモデルはあり、アマチュアにとっては大きな味方になるのだ。
たとえばダンロップの「ゼクシオ12ハイブリッド」にはロフト26度の「H6」がラインアップされている。「ゼクシオ12ハイブリッド」は6番アイアンがロフト25度なので、ほぼこれに相当するロフトだ。
実際にはH6は、6番アイアンよりも長さが1.25インチ長いうえ、ヘッドの性能を見てもアイアンよりも深重心でフェースの弾きもいいので、ロフトが1度多くてもより球が上がりやすく飛距離も出やすいといえる。
ロフト26度と、6番アイアン相当の多ロフトUT
アマチュアのキャディバッグを覗くと、アイアンは6番から入れているもののコースではほとんど使わないという人は多い。従来は5番アイアンがこういった扱いをされることが多かったが、アイアンのロフトが立ってきたいま、6番アイアンがその立場にあるケースが増えてきている。
こういう人にとってH6は、6番アイアンよりも球が上がりやすく飛距離も出しやすい「安心してコースで使えるクラブ」として大いに役立つはずだとプレステージの腕利きフィッターたちは言う。
ショートウッドがあくまでウッドとして「上から」の流れで考えるクラブであるのに対して、多ロフトのショートUTはアイアンの延長として「下から」の流れで考えやすい。その点、ウッドが苦手という人にとっては間違いなく大きな武器になるはずだ。
ウッドからではなくアイアンからの流れで考えたいクラブ
構えてみると、トップラインはオフセットしているがリーディングエッジは「出っ刃」に見えて違和感があるという人は多いが、こういった違和感は、ある程度打ちなれてナイスショットの成功体験が増えれば消えるもの。
またショートウッドと比べるとリーディングエッジの丸みが弱く、フェースが四角い形状をしているぶん、アイアンに近い感覚でスクェアにセットしやすいはずだ。
フェースが四角形でリーディングエッジの丸みが小さくショートウッドよりも構えやすい
「ゼクシオ12ハイブリッド」のH6なら、さらにロフトの立った超飛び系アイアンの7番アイアン代わりとしても使える。
バッグに「使わないアイアン」が入っている人は、一度ゴルフ5プレステージに足を運び試打していただきたい。その穴を埋めるクラブとして大いに期待できるはずだ。
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