golf2023.02.21

FWの打点の悩みをシャフトで解消！【グッと深掘りゴルフギアVol.39】フジクラ「ベンタスTRレッド」編

ゴルフ5プレステージの腕利きフィッターたちがフィッティングの現場で気付いたギアの「深～い話」をお届けする連載【グッと深堀りゴルフギア】。第39回目はフジクラの最新シャフト「ベンタスTRレッド」を紹介する。

プロ、アマ問わず幅広い人気で大流行しつつあるフジクラの「ベンタスTR」シリーズ。手元調子系の方向安定性の高いシャフトで、最新ドライバーとの相性もいいが、ゴルフ5プレステージの腕利きフィッターたちが注目するのは、フェアウェイウッド（以下FW）のシャフトとしてのポテンシャルだ。

FWが苦手でどうもダフリがちというアマチュアには、実はシャフトに問題があるケースが多いという。というのも、FWの純正シャフトの多くが先調子系でシャープに走るタイプのものが多いせいだ。こういったシャフトは、タイミングさえ合えば球のつかまりや上がりをサポートしてくれ、飛距離や高さにプラスアルファをしてくれる部分もあるが、タイミングを取りにくい人にとってはダフったりフェースの上面に当たって距離をロスするミスの原因にもなっているという。

ベンタスシリーズの「VeloCoreテクノロジー」が高い方向安定性と初速性能を発揮する

そういう上下の打点ミスが出がちな人には、FWにぜひ「ベンタスTR」シリーズを入れてみてほしいと、プレステージのフィッターたちは言う。

とくに同シリーズのなかでも先端の動きが大きめな「ベンタスTRレッド」なら、前述のような先調子ならではのダフリを解消しながらも、一般的な手元調子のシャフトよりもやさしめで違和感なく振りやすい。もちろん同シリーズの「ベンタスTRブラック」や「ベンタスTRブルー」などでも同様の効果を期待できるので、好みの振り心地で選べばOKだ。