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golf2023.03.03

待望の「軽いピン」がついに出た!「G430HL」シリーズ発売

ピンは、昨年11月に発売したドライバー「G430」シリーズに、軽量モデルの「G430HL」シリーズを新たに追加された。

「G430」シリーズは、これまでスタンダードモデルの「G430MAX」のほか、ドローバイアスの「G430SFT」、低スピンモデルの「G430LST」の3モデル構成だったが、そこに新たにドライバーとフェアウェイウッドは「G430HL MAX」と「G430HL SFT」の2モデルを、ハイブリッドは「G430HL」1モデルを追加しての展開となる。

「G430HL」シリーズは、「HL=ハイローンチ」をテーマに高弾道のボールを打ちやすい工夫が施されたモデル。ヘッド、シャフト、グリップすべてを軽量化しヘッドスピードがアップすることに加え、ドライバーには12度のハイロフトヘッドもラインアップ。パワーのない人でもキャリーを稼いで、単なるデータ上の飛距離ではなく、コースでちゃんと距離を稼げる実戦的な飛びを得られるクラブとなっている。

ドライバーを見てみると、ヘッドには専用の軽量バックウェイトを採用するとともに、シャフトは専用の「スピーダーNX35」(38g)、「スピーダーNX45」(45g)、グリップは35gの専用軽量グリップを採用し、総重量を「HL MAX」約274g、「HL SFT」約265gと、いずれもスタンダードモデルよりも28gの軽量化に成功している。


軽量モデルの「G430 HL MAXドライバー」はG430と見た目はほぼ変わらない


ドロー設計の「G430HL SFT」


またシャフトを46インチと長めにしたことで、ヘッドスピード、打ち出し角、スピン量すべてを得やすくなり、高弾道化に大きく貢献。テスト結果によれば、ヘッドスピード36m/sのゴルファーで約9ヤードのキャリー増を実現したという。


日本専用設計の「FUJIKURA SPEEDER NX」は長尺にすることで先がしなりヘッドの走る


ヘッドは軽量ながら、「G430」シリーズのストロングポイントである慣性モーメントを十分に確保。上下左右の慣性モーメントは8700g㎠と、オフセンターヒットに対する寛容性は非常に大きくなっている。

もちろん「G430」シリーズで採用されたテクノロジーも継承している。ロール・バルジをモデルごとに最適設計する「スピンシステンシー・テクノロジー」や超極薄の反発フェース、空気抵抗を低減させる「タービュレーター」等で高い飛距離性能を担保。そして「G430」シリーズで高く評価された新サウンドリブが心地いい打感・打音を生み出す。

バックウェイトの位置を変更できるのもスタンダードモデル同様。「MAX」が3ポジション、「SFT」が2ポジションから選択可能で、さらにアジャスタブルホーゼルによってロフト角はプラスマイナス1.5度、ライ角はスタンダードとフラットの2ポジションで調整可能になっている。


軽量モデルながらアジャスタブルホーゼルが採用されているのは、フィッティングにこだわるピンならではのなせる業だ


FWは「MAX」で約22g(5W)の軽量化を実現。ドライバー同様シャープに振り抜ける仕様になっている。


軽量モデルとは思えない端正な顔つきの「G430HL MAXフェアウェイウッド」


フェアウェイウッドにもドローバイアスの「G430HL SFT」が用意されている


番手ごとのロフト設定はスタンダードモデルと同様だが、全番手で約10%の低重心化を図ったことで球の上がりやすさは格段にアップ。これはカーボン素材でクラウンからソールの一部までを包み込む「カーボンフライラップテクノロジー」が大きく貢献している。「G430LST」ドライバーで実用化されたテクノロジーを活用したもので、この技術とソールウェイトの効果によってフェアウェイからでも確実にキャリーを稼ぐことができ、ショートウッドに関してはアマチュアでもグリーンに球を止められる。

またドライバーでも採用されている「スピンシステンシー・テクノロジー」に加え、フェースをクラウンとソール部分まで拡大して反発力を高めた「フェース・ラップ・テクノロジー」によって、高初速・ワイドスポットの飛んで上がるやさしいFWとなった。


FWのバックウェイトはHL仕様


HBに関しては、55g(#4)もの軽量化に成功。

FW同様の「カーボンフライラップテクノロジー」、「スピンシステンシー・テクノロジー」、「フェース・ラップ・テクノロジー」らを搭載し、低重心化による球の上がりやすさ、高初速化による飛距離性能、ミスヒットへの寛容性向上によるやさしさ、すべてが備わったHBとなっている。

番手構成も#3(19度)、#4(22度)、#5(26度)、#6(30度)、#7(34度)と豊富で、FWの代わりとしても、アイアンの代わりとしても幅広く使えるところも大きな魅力だ。


球が上がる「G430HLハイブリッド」。こちらにもアジャスタブルホーゼルが採用されている


「G430HL」シリーズは、曲げずに飛ばしつつもっとキャリーがほしいと思っている人にとって最適のクラブといえ、ピンのクラブを使いたいが重くて扱いにくいと感じていた人にとっても選択肢が増えることとなる。

曲げずに飛ばしたい人は「G430HL MAX」、つかまえて飛ばしたい人は「G430HL SFT」。ゴルフ5各店では試打クラブを多数入荷し発売に備えているので、両ニューモデルはもちろん、スタンダードの「G430」シリーズも含め、ドライバーからフェアウェイウッド、ハイブリッドまで実際に打ち比べて性能を確かめていただきたい。
 


<PING G430HLの動画はこちら>

https://youtu.be/KNZdb8D2KV8


<PING ゴルフクラブ一覧>

https://store.alpen-group.jp/f/dsd-001047001--?baseCatTp=3&B=498

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