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golf2023.09.01

【ゴルフ5レディス2023レポート】 ブリヂストンのツアーバスに突撃取材! なんでも屋さんのツアーレップ

「ゴルフ5レディス」の試合会場には、各メーカーのプロサービスカー通称「ツアーバス」が来て選手のサポートをしています。

今日は、ブリヂストンのツアーバスにお邪魔して、ツアーレップの森祐輔さんに話を聞いてきました。

ブリヂストンといえば、ボールの人気メーカー。プロボール「ツアーB X」シリーズは、今年の開幕戦ではメーカー別使用率No.1だったそうです。

そこで「ツアーB XS」と「ツアーB X」の比率を聞いたところ、女子ツアーではほぼ半々だとのこと。

「基本的にはアプローチのソフトフィーリングやスピン量を重視する選手は『XS』を、しっかりめの打感やドライバーの飛距離を求める選手は『X』を選ぶ傾向があります。前モデルまでは、『XS』のほうが少し多かったのですが、ニューモデルの『X』はアプローチのスピン性能がアップしたので、『XS』から『X』に切り替えた選手が出てきて、今年は使用率は半々くらいになりました」(森さん)

 

「ツアーB X」のスピン性能が良くなったことで「ツアーB XS」から「ツアーB X」に切り替えた選手が数名。使用率は半々程度になったという


アイアンについては、女子ツアーでは「221CB」と「222CB+」が中心ですが、「222CB+」を使うのは数人程度で、多くの選手が「221CB」を使っているそうです。

「最近は女子プロでも小ぶりでシャープな顔を好む選手が多いですね。『221CB』はヘッドが小ぶりですが球が上がるしやさしいですので、女子プロにドンピシャのアイアンだと思います。吉田優利選手や佐藤心結選手は、『221CB』のセットに5番アイアンだけ『222CB+』を入れるというコンボセッティングにしています」(森さん)

シャフトは日本シャフトの「N.S.PRO 850 GH」や「N.S.PRO 950 GH neo」を使う選手が多いそうです。
 

ロングアイアンは「222CB+」にするなどのコンボセッティングをする選手も
 

アイアンの日本シャフトのスチールシャフトが一番人気だと話すブリヂストンツアーレップの森祐輔さん


ウェッジは「BRM2」を支給していますが、ほとんどの選手がウェッジ3本セッティングだそうです。いちばん多いのは50、54、58度のセット、次いで48、52、58度のセットで、女子ツアーでは60度のウェッジを入れている選手はいないとのこと。

58度にはバウンス8度の「M」と12度の「A」があり、6対4くらいの比率で「M」のほうが人気だそうです。ただし、春先の芝が薄い時期には「A」を使い、芝が元気になってきたころに「M」にする選手もいるとか。
 

季節によってグラインドを変更する選手もいるようだ


ツアーバスでは、クラブやボールだけでなく用具・用品の提供も行っています。
バスの棚には帽子類やグローブ、傘などさまざまなアイテムが収納されています。

「帽子類は、選手によってキャップとサンバイザーどちらをかぶるかほぼ決まっていますが、8割くらいの選手がキャップですね。最近はハット型も用意しているので、日差しの強い練習日などにはこれをかぶっている選手もいます。傘は日傘と雨傘の2種類を提供しています。グローブは本革と合皮の2種類。最近では9割がたの選手が合皮のグローブを使用しているんです。近年、合皮の質がすごくよくなったので、6~7年くらい前から、プロも合皮の比率が増えてきて、いまではほとんどが合皮になっています」(森さん)


 

用品・用具の支給もツアーレップの役割


選手たちが試合に全力を注げるのも、ツアーバスがいつもサポートしてくれているおかげ。ツアーレップはまさに「縁の下の力持ち」なのです。
 


【YouTube『ゴルフ5チャンネル』で練習場中継をライブ配信(予定)】

9月2日(土) 7:40~9:40   https://youtube.com/live/49VGGF9xrU4

9月3日(日) 8:00~10:00 https://youtube.com/live/xc4F80H4FN8


【第28回ゴルフ5レディスプロゴルフトーナメント 関連動画はこちら】

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