カスタムシャフトで使いたい“振れるゼクシオ”【グッと深掘りゴルフギアVol.71】ダンロップ「ゼクシオエックス」編
ゴルフ5プレステージの腕利きフィッターたちがフィッティングの現場で気づいたギアの「深~い話」をお届けする連載【グッと深堀りゴルフギア】。
第71回目は、ダンロップの「ゼクシオエックス」ドライバーを取り上げる。
12月9日に、ダンロップからゼクシオシリーズの最新モデル「ゼクシオ13」が発売されるが、今回も「ゼクシオエックス」が同時発売となる。3代目となる「ゼクシオエックス」はカスタムシャフトの選択肢も豊富なことから、やはりフィッティングを重視しているゴルフ5プレステージとしては関心の高いクラブだという。
新しい「ゼクシオエックス」の注目点について、ゴルフ5プレステージ神戸店勤務のフィッター濱西剛史さんに話を聞いた。
ゴルフ5プレステージ神戸店勤務のフィッター濱西剛史さん
「『ゼクシオエックス』は、『ゼクシオ13』よりも重心が少し浅めでバックスピン量が少ないので、『ゼクシオ13』ではちょっと吹き上がってしまうという人、強めの弾道を求める人には、こちらのほうが合うと思います。ヘッドはさすが『ゼクシオ』の系譜に連なるだけあって飛距離性能も高く、2枚に増えた『アクティブウイング』の効果で安定性も高い。『ゼクシオ13』と比較しながらフィッティングしていけば、飛距離アップできる方は多いと思います」(濱西さん)
「アクティブウイング」が「ゼクシオ13」同様2枚になった
また濱西さんは、「ゼクシオエックス」のもう1つの強みはつかまりのよさにあると話す。
ヘッドスピード40m/s前後のゴルファーにハマりそうな対抗機種、テーラーメイド「ステルス2」やキャロウェイ「パラダイム」と比べると球がつかまりやすく、このゾーンのクラブでは球が少し滑るとかスライスが出るという人にとっては優先順位が高くなるだろうとのこと。
その点は、ずっと「やさしさ」を追い求めてきたゼクシオシリーズのノウハウが、「ゼクシオエックス」にもしっかり詰め込まれていると言え、スライサーにとっては大きな武器になりそうなクラブだ。
重心が深すぎずにスピンが少なめで、球のつかまりはいい
セオリー通り「振れるゼクシオ」という立ち位置をしっかりカバーしている「ゼクシオエックス」だが、カスタムシャフトの選択肢が多いため、ハマるゴルファー層はかなり広くなりそうだ。
「純正のSシャフトで総重量が301gですが、プレステージではフジクラ『スピーダーNXブラック』や『ベンタスTR』シリーズ、三菱ケミカル『テンセイブルー』など各社の人気シャフトが多彩な重量帯・フレックスで選べますので、320g前後のしっかりとしたスペックで組むこともできます。パワーはあるけれどやさしくつかまるヘッドがいいという方は、意外にクラブの選択肢が少ないのですが、そこをしっかりカバーしてくれるクラブになりそうです」(濱西さん)
シャフトの選択肢が豊富で、しっかりめのスペックに仕上げることもできる
「ゼクシオエックス」は、「ゼクシオ13」と違ってネック調節機能も搭載しているので、弾道の微調整もできさらにフィッティングの幅は広い。
カチャカチャ機能で「ロフト」「ライ角」「フェース角」を調節できる
「ゼクシオ13」では少し物足りないという人は、試してみる価値がありそうだ。
ゴルフ5プレステージでは、豊富な試打クラブ/シャフトに加えて、経験豊富なフィッターが対応してくれる。気になった方はぜひ足を運んでいただきたい。
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