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golf2023.12.12

4Wの存在とカスタムシャフトで番手選択の幅が圧倒的!【グッと深掘りゴルフギアVol.73】ダンロップ「ゼクシオエックス フェアウェイウッド」編

ゴルフ5プレステージの腕利きフィッターたちがフィッティングの現場で気づいたギアの「深~い話」をお届けする連載【グッと深堀りゴルフギア】。

第73回目は、ダンロップの「ゼクシオエックス」のフェアウェイウッド(以下FW)を取り上げる。

12月9日、ダンロップから、13代目となる「ゼクシオ13」とともに、「ゼクシオエックス」の3代目モデルも発売された。

「ゼクシオエックス」は、カスタムシャフト対応モデルということもあり、プレステージにおいては「ゼクシオ13」以上に期待が集まっているが、とくにFWは非常に汎用性が高く、フィッティングの現場において大いに活躍しそうだと、プレステージの腕利きフィッターたちは注目しているという。

プレステージ新宿店勤務のフィッター隠岐和也さんも、「ゼクシオエックス」の番手選びの選択肢の広さに大きな可能性を感じていると話す。


ゴルフ5プレステージ新宿店勤務のフィッター隠岐和也さん


「球のつかまりや上がりやすさに全振りしている『ゼクシオ13』と比べるとヘッドの性能がマイルドで、バランスがいいFWだと思います。もちろん『アクティブウイング』や『バイフレックスフェース』といった機能でやさしさや安定性、飛距離性能は十分高い。そこへきて『ゼクシオエックス』は4Wがラインアップされているので、この組み合わせ次第で本当に選択肢が広いFWだと思います」(隠岐さん)


クラウンの段差がFWにおける「アクティブウイング」として軌道を安定させる


重心角は「ゼクシオ13」よりやや抑えめだが、球のつかまりは十分


「ゼクシオエックス」のFWは、一般的な3、5、7Wではなく、4Wを加えた3、4、5、7Wの4番手構成。この4Wの存在が、対応ユーザー層を格段に広くしているというのだ。

4Wはロフト16.5度。これならロフト15度の3Wでは球が上がり切らない人でもキャリーを出しやすく、ヘッドスピードがあまり速くないゴルファーにとっては3W以上に飛ばせるクラブとなるポテンシャルを秘めているのだ。

そのため、一般的な3、5、7Wの3本セッティングにとらわれず、より実用的な4、5、7Wのトリオ、もしくは4、7Wのコンビといった選択肢の幅が広がるというわけだ。


ロフト16.5度の4Wがラインアップされていることで、組み合わせの幅が大きく広がる


「ゼクシオエックスは、カスタムシャフトも豊富です。7Wにはプレステージで推奨している、70~80g台のSやXといった重量級シャフトまでしっかり対応しますので、重量と振動数のフローをしっかり考慮した実戦的なセッティングを組めます。パワーヒッターがやさしく扱うFWとしても有効ですので、ぜひ多くの方に試してほしいですね」(隠岐さん)


カスタムシャフトでしっかり番手ごとの重さ、振り心地の階段を作れば実用的


ゴルフ5プレステージでは、FWの全番手が試打可能。実際に打ってみれば、従来の「ゼクシオ」の先入観が吹き飛ぶ驚きの弾道を体験できるはずだ。気になった方はぜひゴルフ5プレステージにてチェックしていただきたい。
 


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