ドライバーからアイアンを繋ぐ番手は「ゼクシオ13」なら選択肢が豊富 7Wは神クラブだった!
12月9日、ダンロップゼクシオシリーズの最新モデル「ゼクシオ13」が発売される。ドライバーもアイアンも高い注目を集めているが、そのセッティングを考えるうえでアイアンからドライバーまでの流れをどうするか、頭を悩ませている人も多いはずだ。
具体的には、アイアンを6番からのセットにした場合、その上の番手をどうするのか。ロングアイアンを入れたり、ユーティリティやハイブリッド(以下HB)と呼ばれるお助けクラブやショートウッドを入れるなど選択肢がたくさんある。なかなか打ち比べる機会もないうえに「ゼクシオ13」は番手の選択肢が豊富なため、どれがベストなのか決めかねる人も多いはず。
そこでゴルフ5所属の伊藤元気プロと、ゴルフ5フィッターの三須得至フィッターが、3つのクラブを試打してそれらの違いをチェックしたので、その様子をレポートする。
打ち比べたのは、「ゼクシオ13」の5番アイアン(ロフト22度)4HB(ロフト20度)、7W(ロフト20度)の3本。シャフトはすべて純正のSRで、伊藤プロがドライバーヘッドスピード40m/s前後で試打をした。
最初に打ったのは5番アイアン。伊藤プロの普段のヘッドスピードなら5番アイアンも苦ではないが、ヘッドスピード40m/sとなると、ちゃんと球は上がり切るのだろうか。
きれいに芯をとらえた球は、トータル177ヤードの飛距離。思ったよりも球は浮き、いい弾道で飛んだように見えた。
「球もつかまるし、それなりに球も上がって前にもいきます。構えた見た目もつかまりそうで安心感があり、5番アイアンとしては結構やさしく打てるクラブですね」(伊藤プロ)
これなら5番アイアンも十分アリかもしれない……と思える弾道だったが、4HBを打ってみるとその印象は覆された。
「やっぱり5番アイアンよりも全然球が高くてやさしく飛ばせますね。打感もいいし、フェースもかぶっていないので構えやすい。ロフトが5番アイアンより2度立っているのに、最高点は4ヤードも高く、飛距離はトータル188ヤードと10ヤード以上飛んでいます。こうやって比べてしまうと、HBの優位性が浮き彫りになりますね」(伊藤プロ)
球が上がりやすく、打感も向上しているという「ゼクシオ13」4HB
5番アイアンも悪い球ではなかったが、4HBはさらに飛んで上がって、グリーンに止められる弾道。さすがの機能性を見せつける結果となった。
しかし続いて打った7Wの弾道を見ると、4HBをさらに上回る結果だった。
「距離は199ヤードで、しかも高さが4HB以上に高い。球も曲がりませんし、ものすごく簡単に200ヤードが打ててしまいました。つかまりがいいのに顔は左を向きすぎておらず、これは圧倒的と言っていい性能ですね。『ゼクシオ13』の7Wがこんなにすごいとは思いませんでした。これは『神』ですよ!」(伊藤プロ)
「ゼクシオ13」7Wは、勝手に球が上がってつかまると高評価
伊藤プロの試打を見ていた三須フィッターも、7Wの優位性に太鼓判を押す。
「弾道の最高点を見ると、5番アイアンが19ヤード、4HBが23ヤード、7Wが27ヤードと、7Wは5番アイアンの1.5倍、4HBの1.2倍も高い。この弾道の高さは、アマチュアにとってものすごく大きな武器になると思います。6番アイアンの上は、7Wを中心に番手構成を考えるのが、絶対におすすめですね」(三須フィッター)
「ゼクシオ13」のFWは、クラウン前方からヒール側にかけてL字状の段差があるが、これはドライバーの2本の「翼」と同じ「アクティブウイング」で、スイング軌道を安定させる効果がある。さらにオフセンターヒットに強い「バイフレックスフェース」、超低重心の「ニューキャノンソール」を搭載するなど非常に高性能。これらの機能は7Wでもおおいに効果を発揮している。
FWの「アクティブウイング」はL字型。ヘッドのブレを軽減する
「バイフレックスフェース」によりオフセンターヒットしてもボール初速をしっかりと出してくれる
超低重心で簡単に球が上がる設計
こうなると、7W前後の番手構成をどうするかという悩みも出てくる。
そこで最後に、「ゼクシオ13」の3W、5Wを伊藤プロが試打し、先ほど打った7Wと比較を行った。
「どの番手もすごくいいですね。飛ぶのはもちろんだけど、球が上がりやすくて番手ごとにしっかり距離の差が出せる。7Wが199ヤードでしたが、同じヘッドスピードで3Wは227ヤード、5Wは213ヤード飛んでいます。ヘッドスピード40m/sで番手間約15ヤードずつの差が出せるのは本当にすごいですね」(伊藤プロ)
「ゼクシオ13」3Wと5W。セットで組み合わせるのも一つの選択肢
「弾道の最高点も27~28ヤードで全番手ほぼ同じで理想的。今回は試打していませんが、このほかに9Wもありますので、アイアンの上は全部FWで構成してもいいくらい。FWが苦手だと思っている人も、ぜひ一度打ってみてほしいですね。苦手意識も吹っ飛ぶと思います」(三須フィッター)
「全部打ってみましたが、『ゼクシオ13』は7Wが特にいいですね。ここを軸にして上下の番手の構成を考えてもいいかもしれません。ゴルフ5各店舗では7Wを試打することが可能なのでぜひ体感してみてください!」(伊藤プロ)
ゴルフ5では、全店舗で「ゼクシオ13」の7Wの試打クラブを用意している。ぜひご来店のうえ実際に試打してみていただきたい。
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