golf2024.01.12

さすがフェアウェイウッド作りの名手キャロウェイ「パラダイムAiスモーク」シリーズはフェアウェイウッド・ユーティリティもすごい！

1月5日、キャロウェイから2024年モデル「パラダイムAiスモーク」シリーズが発表された。

キャロウェイが長年研究し続けてきたAI設計による「フラッシュフェース」をさらに進化させた「Aiスマートフェース」を搭載するこのニューモデルは、25万人、100万通り以上のスイングデータを元にフェースの反発性能を最適化し、「フェースのどこに当たっても飛ぶ」クラブだという。その進化はついに「ジェイルブレイクテクノロジー」を必要としないところに達し、それによってさらに増した設計自由度を生かして、重心位置も最適化。近年慣性モーメントを追求するクラブが多いなかで、あえてフェースにこだわることで独自の進化を遂げ、前モデルを大幅に上回る寛容性を実現した。

ドライバーは、スタンダードモデルの「パラダイムAiスモークMAX」のほか、ドローバイアスの「パラダイムAiスモークMAX D」、軽量モデルの「パラダイムAiスモークMAX FAST」、そして低スピンモデルの「パラダイムAiスモークトリプルダイヤモンド」がラインアップ。前モデルに引き続き4モデル態勢となる。

ドライバーはもちろん高い注目を集めているが、フェアウェイウッド(以下FW)やユーティリティ(以下UT)も目が離せない。

2024年モデル「パラダイムAiスモーク」シリーズのFWとUTも発表となった（左：FW 右UT）

とくにキャロウェイは、古くは「スティールヘッド」や「ヘブンウッド」、「X-HOT」などといった多くの名器FWを生み出してきたメーカーとして評価が高く、近年でも「EPICフラッシュ」や「ローグST」など、契約外のプロも多く使う人気FWが多い。

今度の「パラダイムAiスモーク」シリーズも、それらに劣らぬ名器FWとして名を残しそうな高機能FWとなっている。

ラインアップはドライバーと同じ4モデル。

フェースはドライバー同様「Aiスマートフェース」となっており、フレームを前モデル比で20gも軽量化したことで、重心位置の最適化がさらに進んだ。

その結果、どれも3Wは「とにかく飛ぶ」と評判だが、5Wやショートウッドに関しては単に飛ぶだけでなくタテの距離がそろう、狙った距離を正確に打てるというFW本来の「狙う」機能を高い水準で備えている。

ドライバー同様、FWにも「Aiスマートフェース」が採用。形状はドライバーと異なる

「パラダイムAiスモークMAX」はキャロウェイらしい丸型の構えやすいヘッドで、フェースのトウからヒールまで広い範囲で高い反発性能を誇る。番手構成も#3、#5、#7、#9のほか、ロフト27度の#11、16.5度の#3HL、さらにはロフト20度で7W相当のロフトながら、シャフト長が4W相当(42.75インチ)の「Heaven」を含めた7番手がラインアップされており、番手構成の自由度が高いのが大きな特徴だ。