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outdoor2024.01.12

トレッキングには専用のソックスを用意するのがおすすめ! 選び方のポイント3点

トレッキングを楽しむ時は、季節や環境に適したウェアを着たり、アウトドアで使いやすいアイテムを用意したりして、寒さやけがから身を守る必要があります。アウターやパンツ、トレッキングシューズなどに目が行きがちですが、ソックスも足を守るために欠かせないアイテムのひとつです。
しかし、普段履きしている靴下とトレッキングソックスは、どのような点が異なるのでしょうか。
ここでは、トレッキング用ソックスの役割や、選び方のポイントをご紹介します。

 

【目次】

■山歩きには専用のトレッキングソックスを用意しよう

・足を保護できる

・冷え対策になる

・ムレを防止しやすい

■トレッキング用のソックスに適した素材は?

■トレッキング用ソックスの選び方

・厚さは中厚手がおすすめ

・靴よりも長さのあるものが基本

・機能性の確認も大切

■ソックスを見直してトレッキングを快適に!

 

■山歩きには専用のトレッキングソックスを用意しよう

山歩きには専用のトレッキングソックスを用意しよう

 

トレッキングのような山道を歩くアクティビティを行う時は、普段使いしている靴下ではなく、山道用に作られたトレッキングソックスを用意するのがおすすめです。
しかし、普段使い用の靴下との違いがわからない方もいらっしゃるでしょう。トレッキングソックスを履くことで、以下のような効果を得られます。

 

・足を保護できる

トレッキングの際は、運動靴よりもソールが硬いトレッキングシューズを履いて、起伏のある山道を歩くことになります。街中の整地された路面よりも足に負担がかかりやすく、一般的な薄手の靴下だと疲れやけがの原因につながる恐れがあります。

一方で、トレッキング用のソックスは厚めに作られていて、クッション性に優れているのが特徴です。足にかかる負担を軽減できるので、快適に歩きやすくなります。
また、ソックスの厚みによってトレッキングシューズと足の隙間が埋まるため、靴擦れを防ぐ効果が期待できるのもメリットです。

 

・冷え対策になる

標高が高い場所を歩いたり、気温が低い季節に山に行ったりする時に注意したいのが冷えです。普段使い用の靴下だと保温性が足りず、低体温症で動けなくなるかもしれません。最悪の場合は、命にかかわる可能性もあります。

特に、体の末端に当たる足は冷えやすい部位のひとつです。歩いている間は気になりにくいかもしれませんが、休憩で立ち止まったり、座ったりすると足はすぐに冷えます。トレッキングを楽しむ時は、入念に冷え対策を行うことが重要です。
厚手で保温性に優れたトレッキングソックスを着用して、足を冷えから守ることを心がけましょう。

 

・ムレを防止しやすい

トレッキング中は、トレッキングシューズを履いて長時間歩き続けることになります。汗をかいて靴の中がムレると、不快感を覚えるだけでなく、肌がふやけて靴擦れなどのけがにつながる恐れも捨てきれません。

トレッキングソックスは厚手ですが、汗を吸って効率的に排出するようにできているものが多いです。トレッキングソックスを着用すれば、不快なムレを予防して、快適に過ごせます。

 

■トレッキング用のソックスに適した素材は?

トレッキングソックスを用意する時は、ソックスの素材に注目する必要があります。
基本的には、ウールやメリノウールと呼ばれる素材でできたトレッキングソックスを選ぶと良いでしょう。保温性や吸汗性、クッション性に優れているので、長時間歩き続けたり、冷えを防いだりする必要があるトレッキングシーンに適しています。肌ざわりが良い点もメリットです。

また、ウールと化学繊維を混紡したトレッキングソックスもあります。化学繊維の速乾性や伸縮性、ウールの肌触りの良さなどを兼ね備えており、使いやすさに優れているのが魅力です。

一方で、普段使いの靴下で使われることも多い綿(コットン)は、速乾性に劣ります。雨や汗で濡れても乾きにくく、体温を奪われたり、肌がふやけたりする原因になる可能性があるため、トレッキングの際に使うのは避けましょう。

 

■トレッキング用ソックスの選び方

トレッキング用ソックスの選び方

 

トレッキングの際に着用するソックスは、素材以外にも厚みや長さ(丈)、機能性に注目して選ぶと、快適に履くことができます。
選び方のポイントは、以下のとおりです。

 

・厚さは中厚手がおすすめ

薄手や厚手、中厚手など、ソックスの厚みにはいくつか種類があり、それぞれ特徴が異なります。
トレッキングシーンでは、中厚手のソックスを選ぶのがおすすめです。適度な厚みがある中厚手のソックスなら、足にかかる負担の軽減や冷え防止といった効果を得られます。
トレッキングだけでなく、ハイキングや登山、キャンプといったさまざまなアウトドアシーンで使える汎用性の高さもメリットです。

気温が低い時期や、標高が高い場所でトレッキングを行う時は、より厚手で保温性の高いソックスを用意するのも良いでしょう。中厚手のトレッキングソックスよりもクッション性が高いので、宿泊を伴うトレッキングや登山など、長時間歩くシーンにも適しています。

 

・靴よりも長さのあるものが基本

ソックスの丈の長さも、使いやすさに関わる重要な要素です。基本的には、トレッキングシューズの履き口よりも長さのあるものを選んでください。おしゃれ用の靴下のように、丈が短すぎるソックスを着用すると、履き口の部分が擦れてけがにつながる恐れがあります。

ハイカットのトレッキングシューズにはすねくらいまで長さがあるものを、ローカットの場合はくるぶし丈のものを選ぶと良いでしょう。
ただし、スパッツやタイツとローカットのシューズを組み合わせる時は、ソックスの長さが履き口より短くても問題ありません。

 

・機能性の確認も大切

ソックスに備わっている機能性も、確認しておきたいポイントのひとつです。着用するシーンや解決したい悩みに適した機能性を持っているソックスなら、トレッキングがより楽しくなります。

例えば、長時間履き続けることによる臭いやムレが気になる方は、抗菌・防臭機能を備えたソックスや、速乾性に優れたソックスを用意すると、悩みを解決しやすくなります。足元の衝撃を和らげ、体にかかる負担を減らしたい方は、弾力性に優れたソックスを選ぶのが有効です。

また、足指が別々になっている5本指ソックスを選ぶのもおすすめです。一般的な靴下とは異なり、それぞれの指を生地で覆うことができるので、保温性や吸汗性に優れています。指同士の摩擦を防いだり、踏ん張りを利かせたりできる点もメリットです。

 

■ソックスを見直してトレッキングを快適に!

トレッキングの時は、ウェアやトレッキングシューズに加えて、ソックスも山歩きに適したものを選ぶことが大切です。普段使いしているおしゃれ用の靴下では、クッション性や速乾性が足りず、けがや不快感につながる場合があります。
トレッキング用途に適したソックスを着用して、足元を快適な状態に保つのが、トレッキングを楽しむポイントです。

また、商品によって厚みや丈、機能性などは異なります。それぞれの特徴を確認して、自分の悩みや用途に適した商品を選ぶようにしましょう。
トレッキングをさらに快適に楽しみたい方や、これからトレッキングを始めようと考えている方は、ご紹介した内容を参考に、トレッキングソックスを用意してみてはいかがでしょうか。

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