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golf2024.03.19

先調子系の「テンセイ」が登場! 高MOIヘッドとの相性◎【グッと深掘りゴルフギアVol.86】三菱ケミカル「テンセイプロレッド1K」編

ゴルフ5プレステージの腕利きフィッターたちがフィッティングの現場で気づいたギアの「深~い話」をお届けする連載【グッと深堀りゴルフギア】。

第86回目は、三菱ケミカルのウッド用シャフト「テンセイプロレッド1K」を取り上げる。

話題の最新ヘッドがリリースされれば、それに合うシャフトは何かというのは、いつもフィッターたちの話題の中心にある。「10K」を標榜する高慣性モーメントヘッドをはじめ、話題の最新ドライバーが出回り始めているなかで、ゴルフ5プレステージの腕利きフィッターたちが注目しているのが、三菱ケミカルの「テンセイプロレッド 1K」だ。


三菱ケミカル「テンセイ」シリーズの最新シャフト「テンセイプロレッド 1K」


もはやツアーでもアマチュアの間でも市民権を獲得し、大きな人気を誇る「テンセイ」シリーズ。「オレンジ」に始まり、手元調子の「ホワイト」、中調子の「ブルー」とキックポイントの異なるモデルが続々ラインアップされてきて、ついに待望の先調子系の「レッド」が登場した形だ。

その特徴を、ゴルフ5プレステージ名古屋店勤務の金子尚平さんに聞いた。


プレステージ名古屋店勤務のフィッター金子尚平さん


「『テンセイプロレッド 1K』は、『1Kクロス』という非常にきめ細かい織目のカーボン素材を使っていて、しなやかにしなります。インパクト前後でのヘッドの走り感が気持ちいいですね。既存の『テンセイ』シリーズ同様にカウンターバランスなので振りやすく、先中調子ですがクセも少ないので、パワーヒッターでなくても球を上げやすく、扱いやすいと思います」(金子さん)


先調子らしくインパクト前後でヘッドがスムーズに走るが、極端さはなくスムーズ


三菱ケミカルが「ディアマナ」シリーズなどでも採用している「クロスリンクテクノロジー」を採用し剛性も高いので、慣性モーメントの大きなヘッドでも当たり負けせず、強いインパクトが可能。その意味では先調子だからといって吹け上がったり引っかかる心配はなく、もちろん振り遅れることもない。

従来の「テンセイ」シリーズと比べるとやや弾道が高めで飛距離性能が高いが、それが極端ではないので扱いにくさにならない点も好評価。


樹脂の組成を最適化して「架橋構造(=クロスリンク)」を作り強度をアップする「クロスリンクテクノロジー」


「最新ヘッドも最新シャフトも基本性能が上がっていますので、キックポイントによって弾道をサポートするというよりも、自分の振りやすいタイミングのものを選ぶことが大事です。その意味では『テンセイ』シリーズも先調子系の『レッド』が出たことでラインアップがそろい、選びやすくなりました。スペックも豊富ですので、ぜひ実際に試打して、最新ヘッドとの相性を確かめていただきたいですね」(金子さん)


「レッド」の登場で「テンセイ」シリーズのキックポイントバリエーションが出そろった


ゴルフ5プレステージでは、豊富なスペックで試打シャフトをご用意。経験豊富なフィッターが対応してくれるので、気になった方はぜひ足を運んでいただき、シャフトに注目してフィッティングを受けてみてはいかがだろう。
 


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