高慣性モーメントでカスタムの幅も広い軽量ドライバー【グッと深掘りゴルフギアVol.94】テーラーメイド「Qi10MAX LITE」ドライバー編
ゴルフ5プレステージの腕利きフィッターたちがフィッティングの現場で気づいたギアの「深~い話」をお届けする連載【グッと深堀りゴルフギア】。
第94回目は、テーラーメイド「Qi10MAX LITE」ドライバーを取り上げる。
テーラーメイドのドライバーといえば、今年は「ステルス」シリーズから「Qi10」シリーズに移行し、なかでも「10K」、つまりヘッドの左右・上下の合計慣性モーメントが1万g㎠を超えるという「Qi10MAX」が話題を呼んでいる。
「Qi10」シリーズは、「10K」の「Qi10MAX」のほかも、スタンダードモデル「Qi10」の評判がよく、アスリート向けの低スピンモデル「Qi10LS」も飛ぶと高評価。
そんななか、3月22日に追加発売されたモデル「Qi10MAX LITE」に、ゴルフ5プレステージの腕利きフィッターたちの注目が集まっている。
プレステージ日本橋店勤務のフィッター柏瀬翔太郎さんも「これはニーズもあって実戦的な“売れる”モデルだと感じています」と話す。
ゴルフ5プレステージ日本橋店勤務のフィッター柏瀬翔太郎さん
「『Qi10MAX LITE』はその名のとおり軽量モデルで、総重量は281g(Sシャフト)。これは『ステルスグローレ』(278g)や、キャロウェイの『パラダイムAiスモークMAX FAST』(275g)、タイトリスト『TSR1』(273g)などと比べると少し重めですが、おおむね同クラスに位置します。しかし注目すべきは、さすが『Qi10MAX』の名を冠するだけあって慣性モーメントが大きいことです。軽量モデルはヘッドを軽くするために慣性モーメントが多少犠牲にされがちですが、そこを妥協しなかった強みは、確実にあると思います」(柏瀬さん)
「Qi10」シリーズの軽量モデル「Qi10MAX LITE」は総重量281g
上下・左右の慣性モーメント合計値は9000g㎠超えだという
「ステルスグローレ」や、「パラダイムAiスモークMAX FAST」「TSR1」などの軽量モデルは、パワーに自信のない人やシニア層だけでなく、シャープに振ってラクに飛ばしたい層に強い人気があり、“振れる”女性ゴルファーにとっても選択肢に入ってくるなど、確実なニーズがある。
そこに「軽いけれど慣性モーメントが大きく曲がらない」という「Qi10MAX LITE」の登場は、強いインパクトがある。
「『Qi10MAX LITE』のもう1つの強みは、軽量モデルにも関わらずアジャスタブルホーゼルを採用している点です。『ステルスグローレ』や『パラダイムAiスモークMAX FAST』は接着ネックでしたが、『Qi10MAX LITE』はカチャカチャ機能によって弾道調節が効き、シャフトの交換も容易なんです。そのためプレステージではカスタムシャフト対応が可能で、スペックの選択肢が圧倒的に広い。これはフィッターにとってもお客さまにとっても、すごくうれしい部分だと思います」(柏瀬さん)
「カチャカチャ」機能が搭載され、弾道調整もシャフト交換も可能
ゴルフ5プレステージではカスタムシャフトも対応可能
なお「Qi10MAX LITE」は、数量限定モデル。気になった方はぜひゴルフ5プレステージにてチェックしていただきたい。
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