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golf2024.08.09

タイトリスト「GT」シリーズ登場 「新素材ポリマー」クラウンで新次元の飛びへ

タイトリストは8月23日、新しいメタルウッド「GT」シリーズを発売する。

「GT」は、2018年発売の「TS」に端を発し近年「TSi」「TSR」と展開してきた「TS」シリーズからブランド名を一新した新シリーズとなるが、すでにPGAツアーでも多くの選手が使用し、高い評価を得ているという。

近年のドライバー開発は、ルールによってさまざまな規制がかかり、飛距離に対する“伸びしろ”が小さくなっている感がある。そのため各メーカーが方向の安定性重視に舵を切りつつあるなか、タイトリストはこの「GT」シリーズで「Faster(より速く)」「Longer(より遠くへ)」「Straighter(より真っすぐ)」の3要素のどこにも偏ることのないトータルパフォーマンスの向上にこだわったという。

ドライバーは高弾道で直進性が高い「GT2」、それよりも操作性が高く、スピン量を抑えられた「GT3」、430ccの小ぶりヘッドで中弾道・低スピンにこだわった「GT4」の3モデルがラインアップされる。

 

高弾道で直進性と許容性が高い「GT2」ドライバー

 

「GT2」よりややスピン量が抑えられ抜群の操作性を誇る「GT3」ドライバー

 

小ぶりなロースピンモデルの「GT4」ドライバー


「GT」シリーズドライバーの大きな特徴の1つは、空力性能を高め、ヘッドスピードを向上させるヘッドシェイプ。「TSR」シリーズよりもソール後方に傾斜がつき、斜め上方向に“お尻”が切れ上がった形状になっている。これによってスイング中の空気抵抗を軽減し、同じようにスイングしても高いヘッドスピードを実現できるという。


ヘッド後方を切れ上がった形状にすることで、ヘッドスピードの向上に寄与する


一方で、このような“尻上がり”の形状では、ヘッドの重心が高くなり、適正なスピン量を得にくい。そこで「GT」シリーズではクラウン部分に軽量な「新素材ポリマー」を採用。これによって得られた余剰重量をヘッドの前後に低く適切に配分することで(スプリットマスコンストラクション)、理想的な形状のまま重心位置の最適化にも成功。劇的なパフォーマンスアップが可能になった。

この「新素材ポリマー」は、カーボンよりも強靭・軽量なうえ、質感が金属的で、フルチタンに近い打球音・打感を得られるのも大きな特徴。クラウンパーツの接合面が見えないシームレスなデザインで、タイトリストらしい顔、打感を実現できる点も高く評価されている理由の1つと言えるだろう。

 

クラウン部分に「新素材ポリマー」を採用することでヘッド内部の重量配分を最適化
全体的な性能の向上につながった

 

クラウン部はシームレス構造で“タイトリストらしい”美しい見た目に


フェースは、前モデル「TSR3」で高い評価を得た「スピードリングVFTフェース」を採用。フェースセンターでの高い初速を確保しつつ、オフセンターヒットでも初速が落ちにくいフェースとなっている。

また、フェースデザインは、よりスクエアに構えやすい視覚効果を狙ってフェースのトゥーとヒール側のコントラストを高くしている。

 

どんな状況下でもスピン量を安定させる

 

スクエアに構えやすいフェースデザイン


タイトリストが重視するアジャスタビリティ機能も、高い次元で実現。とくに「GT3」は5ポジションの可変ウェイトを備えており、「TSR3」ではヘッド後方だったものをヘッド前方に移動するなどさらに実用的・実戦的なシステムになっている。また「GT4」では、ヘッド前方のウェイトと、後方のウェイトを前後で入れ替えることで「GT2.5」とも評される重心配分に変えられるなど、高い弾道調節機能を備えている点にも注目したい。

ロフト設定は「GT2」「GT3」に8、9、10、11度の4種類、「GT4」が8、9、10度の3種類で、シャフトの選択肢も豊富。ヘッドのバリエーションや調節機能と相まって、非常に幅広いゴルファーに対応できる。

 

ヘッド後方にウェイトを搭載することにより高い慣性モーメントと弾道の安定を実現する「GT2」ドライバー

 

弾道の傾向に合わせた調整できる可変式ウェイトを搭載した「GT3」ドライバー


「GT4」ドライバーには前方と後方にウェイトを搭載。スピン量を最適に抑え、強弾道を実現する


ドライバーと同時に、フェアウェイメタルも発売。シャローフェースで弾道安定性と許容性が高い「GT2」と、ディープフェースで操作性にも優れた「GT3」のラインアップで、「GT2」は13.5、15、16.5、18、21度の5番手、「GT3」は15、16.5、18度の3番手構成となっている。

フェアウェイウッドもドライバー同様クラウン部に「新素材ポリマー」を採用(16.5度以下のモデル)。フェース下部でのヒットに強い「Lカップフェース」構造としたほか、前モデル「TSR」シリーズよりもリーディングエッジ部のカーブを緩やかにし、よりボールを拾いやすい実戦的なフェアウェイウッドとなっている。


シャローフェースで構えやすく許容性も高い「GT2」フェアウェイウッド

 

ディープフェースで操作性に優れた可変ウェイト搭載の「GT3」フェアウェイウッド


ゴルフ5各店舗に試打クラブが入荷しているので、ぜひご来店のうえ、その飛びとフィーリングを体感していただきたい。



<GTシリーズの詳細はこちら>

https://store.alpen-group.jp/golf5/campaign/detail.php?id=9602

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