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golf2024.08.28

【ゴルフ5レディス2024レポート】注目ホールレポートVol.1 カギはティーショット。最難関ホール14番でも攻めの姿勢が見たい!

今年のゴルフ5レディスは、岐阜県瑞浪市の「ゴルフ5カントリーみずなみコース」(6559ヤード、パー72)で開催されます。このコースの見どころについて今大会のコースセッティングを担当した中野晶プロに話をお聞きしました。

まずはバック9に入って試合が佳境を迎えるであろう13、14番ホールを取り上げます。

 

『コースセッティング担当の中野晶プロ』


13番ホールは378ヤードのパー4。長さはありませんが、やや右ドッグレッグでティーショットの狙いどころが難しいホールです。

「ティーショットはやや打ち下ろしで、左の奥にバンカーが見えます。このバンカーに入れてはいけないので、避けようとすると右の林が気になってきます。とくにドローヒッターにとっては林ギリギリに打っていかなければならないので、少し構えにくいと思います」(中野プロ)

 

『13番ホールは打ち下ろし右ドッグレックのパー4』


ティーショットが成功すればセカンドショットは距離が短くなるので、グリーンキャッチ自体は難しくありませんが、バーディを奪うには正確な距離感が求められます。

「2打目はグリーン面が見えない打ち上げのショットになります。右手前に深いバンカーがありますが、この距離ならほとんど無視できるはず。見えないピンに対してしっかり距離を合わせ、ピンをデッドに狙っていければチャンスのあるホールだと思います」(中野プロ)

 

『バーディ奪取には距離感が非常に大切となる13番ホールの2打目地点』


続く14番ホールは、419ヤードの長いパー4。ティーイングエリアから左下に特徴的なバンカーが見えるシグネチャーホールです。中野プロは14番を「最難関ホールの1つ」だと言います。

「距離が長いうえにショットの精度も求められるので、バーディを奪うのは簡単ではありません。とくにティーショットがとても重要になるホールです。13番とは逆の左ドッグレッグで、ドローヒッターはホールなりに攻められますが、フェードヒッターは左のバンカーの上から狙っていかなければなりません。2打目が打ち上げになる長いホールですので、ピンを狙っていくためにはティーショットでしっかり飛距離を出しつつ、ちゃんとフェアウェイをキープできるかがカギになります」(中野プロ)

 

『14番ホールのパー4は「ゴルフ5カントリーみずなみコース」のシグネチャーホール』


2打目地点からはダラダラと打ち上げる形になるので、実際の距離以上に長い番手を持つことになります。選手によってはフェアウェイウッドや長いユーティリティなどで打つ必要があるかもしれません。

しかし手前からランを使って乗せるようではノーチャンス。距離はあってもしっかりキャリーで攻めるショットが必要になると中野プロは言います。

「このホールを攻略するには、セカンドショットを高いボールでキャリーで攻めることが求められます。だからこそ、いい状況から2打目が打てるようなティーショットが大事。飛ばし屋有利ではありますが、フェアウェイキープも必須。トータルドライビングが求められるホールだと思います」(中野プロ)

 

『2打目地点からは打ち上げ。しっかりキャリーで運べるかがカギを握る』


中野プロは、今大会のセッティングを「バーディがたくさん出るハイスコア必至のセッティング」だと言います。難関ホールでも守りに入らず、積極的に攻める姿勢が求められるなかで、各選手がどんなショットを打つのかに注目です。

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