ディアマナのニューモデルは女性にもハマる!【グッと深掘りゴルフギアVol.113】三菱ケミカル「ディアマナBB」シャフト編
ゴルフ5プレステージの腕利きフィッターたちがフィッティングの現場で気づいたギアの「深~い話」をお届けする連載【グッと深堀りゴルフギア】。
第113回目は、三菱ケミカルの「ディアマナBB」を取り上げる。
今年も各メーカーから最新シャフトが続々と発表されているが、三菱ケミカルのニューモデルは「ディアマナBB」。「ディアマナ」シリーズは、前作「ディアマナWB」以後を「第6世代」と定義しており、先端部のねじれを最適化する「New Tip Technology」を搭載することで、大慣性モーメントヘッドとの相性が向上しているという。
「ディアマナ」といえばツアーモデルとしてハードヒッター向けの印象が強いブランドだが、ゴルフ5プレステージの腕利きフィッターたちは、新しい「ディアマナBB」は軽量モデルがとくに面白そうだという感触を持っているという。
すでにいろいろなヘッドと組み合わせてテストを進めているというプレステージ名古屋店勤務のフィッター佐藤圭一郎さんに話を聞いた。
『ゴルフ5プレステージ名古屋店勤務の腕利きフィッター佐藤圭一郎さん』
「今度の『ディアマナBB』は、初代モデル『青マナ』の系譜に連なる中調子系のシャフトです。クセのない素直なしなりが特徴で、とてもニュートラル。主力となる50g台、60g台といったモデルももちろん振りやすく完成度が高いんですが、個人的には40g台の軽量モデルがハマる人が多いんじゃないかと感じているんです」(佐藤さん)
『第6世代の第2弾となる「ディアマナBB」。コスメもマット系になった』
佐藤さんの話の前提には、「ディアマナBB」のスペックバリエーションの豊富さがある。
重量帯が40g台から70g台まで幅広いだけでなく、40g台にXからR2までの5フレックスがそろっているのだ。しかも「New Tip Technology」によって先端剛性が上がっているという点も、軽量シャフトのメリットを一層生かしやすくなっているという。
従来の軽量シャフトは、軽くしなやかなぶんだけトルクもゆるく、大慣性モーメントヘッドを装着するとねじれ量が増え、モタつきやニブさが出やすかった。しかし「New Tip Technology」のおかげでそういった軽量シャフトならではのデメリットが解消され、シャープな振り心地を失わないのだ。
『マトリックスを「架橋構造」とした「XLink Tech(クロスリンクテクノロジー)」に加え、新たに「New Tip Technology(ニューチップテクノロジー)」を搭載し先端部のねじれを最適化する』
「比較的パワーがあるけれど軽いものをシャープに振ってヘッドスピードを出したいという人には『43X』などが合うでしょうし、『43R2』に大慣性モーメントヘッドを組み合わせて、女性向けのやさしいドライバーも組みやすい。振れる女性なら『43SR』や『43R』などでも行けると思います。40g台というと『S』『R』しか選択肢がないものが多かったんですが、これならフィッティングの可能性がかなり広がってくれると思います」(佐藤さん)
『40g台でXからR2まで5種類のフレックスがラインアップ』
『「ディアマナBB」は、軽量モデルに他にはない強みがありそうだ』
シャフトの特性自体もクセがなく、幅広いゴルファーが使える「ディアマナBB」。ハマる軽量シャフトがなくて困っていた人にとっては、ぜひともチェックしておきたいシャフトと言えそうだ。気になった方はぜひゴルフ5プレステージに足を運んでいただきたい。
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