ウェッジにこそ入れてほしいハード系シャフト 【グッと深掘りゴルフギアVol.125】トゥルーテンパー「プロジェクトX」シャフト編
ゴルフ5プレステージの腕利きフィッターたちがフィッティングの現場で気づいたギアの「深~い話」をお届けする連載【グッと深堀りゴルフギア】。
第126回目はトゥルーテンパーのスチールシャフト「プロジェクトX」を取り上げる。
トゥルーテンパーの「プロジェクトX」というスチールシャフトをご存じだろうか。昔流行った「ライフル」の流れをくむアイアン用重量級シャフトで、同じトゥルーテンパーの定番シャフト「ダイナミックゴールド」よりもハリが強く、PGAのハードヒッターが使っているイメージがある。
しかしゴルフ5プレステージでは、この「プロジェクトX」をウェッジに装着するセッティングが秘かに流行っているという。プレステージ日本橋店勤務のフィッター木村悠野さんも「普通のアマチュアにこそ試してほしい」と話す。
『ゴルフ5プレステージ日本橋店勤務の腕利きフィッター木村悠野さん』
『ハードヒッターの代名詞的シャフト「プロジェクトX」。コスメもかっこいい』
「『プロジェクトX』は、みなさんのイメージどおり重くて硬いシャフトです。普通にアイアンに装着するなら、フレックスS相当の5.5では、(ドライバーの)ヘッドスピードが45m/秒以上はないと使いこなせないと思います。でもこの硬さがウェッジで生きるんです。とくに入射角が鋭角でダフリが多いタイプの人は、ウェッジにこういう硬いシャフトを入れることでトゥダウン量が抑えられ、ダフリのミスがかなり減らせるんです」(木村さん)
『入射角が鋭角な人、ダフリが多い人は硬いシャフトがミスを防いでくれる』
ゴルフ5のフィッティングでは、ミスの傾向によってシャフトの硬さをひと工夫することが多い。軌道がアップライトでダウンブローが強い人、ダフリが多い人には硬めのシャフトを、軌道がフラットで入射角がシャローな人、トップのミスが多い人はやわらかめのシャフトを選ぶのだ。これによってスイング中に起こるエラーを最小化し、ミスを防ぐ効果があるという。
『普通のアマチュアでも、ウェッジならS相当の「5.5」くらいのフレックスでOK』
「みなさん『プロジェクトX』と聞いただけで『私には無理』と敬遠されるんですが、実際に打っていただくと気持ちよくクリーンにインパクトできて驚かれます。もちろん誰でもというわけではありませんが、ダフリが多い人は試してみる価値はあると思います。とくに冬は芝が薄くなってアプローチやコントロールショットがシビアになります。そんな季節こそ、ウェッジには硬めのシャフトが生きるんです」(木村さん)
『実際に打ってデータを見てみれば、意外にハマる人は多いと木村さん』
ゴルフ5プレステージでは、フィッティングによってミスの傾向や入射角などのデータがハッキリ確認できる。実際に打って数値が改善されれば、「まさか」と思っている人も納得できるはずだ。
まずはゴルフ5プレステージで試打をしてみよう。いままで苦手だったウェッジが、ウソのように変わるかもしれない。
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