素直なしなりで誰もが気持ちよく振り抜ける! 【グッと深掘りゴルフギアVol.114】フジクラ「スピーダーNXバイオレット」シャフト編
ゴルフ5プレステージの腕利きフィッターたちがフィッティングの現場で気づいたギアの「深~い話」をお届けする連載【グッと深堀りゴルフギア】。
第114回目は、フジクラのウッド用シャフト「スピーダーNXバイオレット」を取り上げる。
フジクラは、長年「スピーダー」のシリーズでウッド用シャフト市場を引っ張ってきた日本を代表するシャフトメーカー。「スピーダー」「スピーダーエボリューション」と発展させながら育ててきたブランドを、2021年「スピーダーNX」シリーズとして一新して以来、「ベンタス」シリーズと併せてとくに女子ツアーで高い人気を得ているのが印象的だ。
その最新モデル「スピーダーNXバイオレット」も、青木瀬令奈選手、野澤真央選手など女子ツアーですでに多くの使用者がいる。
ゴルフ5プレステージでも、腕利きフィッターたちがさまざまなヘッドと組み合わせながらテストを行っているが、プレステージ名古屋店勤務のフィッター佐藤圭一郎さんも「女子ツアーで人気になるのがわかる」と高く評価する。
『プレステージ名古屋店勤務のフィッター佐藤圭一郎さんに話を聞いた』
「『スピーダーNXバイオレット』は、女子ツアーで大ヒットした初代『スピーダーNX』、いわゆる『NXブルー』に似たフィーリングなんです。中調子系の素直なしなりで、振り心地にクセがなくとてもスムーズ。万能で汎用性が高く、どんなスイングの人にも合いやすいシャフトだと思います。『スピーダーNX』シリーズのほかのシャフトからでも違和感なくチェンジしやすいので、早い段階から投入している選手が多いのでしょう」(佐藤さん)
『中調子で振り心地が素直。幅広いプレーヤーに合いやすいという「スピーダーNXバイオレット」』
中調子系のシャフトは、クセがなく振りやすいのは確かだが、反面「個性が弱い」という側面もあり、「振りやすいが、飛ぶわけではない」といった声も上がることがある。
しかし「スピーダーNX」シリーズは「VTC(VARIABLE TORQUE CORE)テクノロジー」という部分トルク制御技術を採用したことでさらにスムーズさを増し、「スピーダーNXバイオレット」は、初代「NXブルー」よりもトルクを絞って大慣性モーメントヘッドでも暴れにくくなるなど、代を重ねるごとに着実に進化を続けてきた。
また「スピーダーNXバイオレット」には、カーボンシートの向きを一般的な90度、45度のほかにもう1層「第2バイアス層」を組み合わせる「DHX」という新テクノロジーを搭載。ヘッドスピードアップ効果も期待できる。
このような機能面での進化が、「振りやすさ」というフィーリング面だけでなく、弾道という結果に表れるからこそ、ツアーで支持されるのだろう。
『カーボン繊維の方向を工夫して重ねていくことでヘッドスピードアップできるという「DHX」テクノロジーを搭載』
「具体的に『こういう人に合う』というよりも、誰でも気持ちよく振れるタイプのシャフトですので、振り心地にスムーズさを求める方や、シャフトに悩んでいる方にはぜひ打ってみてほしいですね。大慣性モーメントヘッドに振りにくさやモタつきを感じている人も、『スピーダーNXバイオレット』なら解消できるかもしれません」(佐藤さん)
スペックも豊富で、70g台のXから40g台のR2までそろっているので、どんな人でも適正スペックが見つかる。
『スペックも豊富で、自分に合った重さ・硬さが見つけやすい』
ゴルフ5プレステージならいろいろなヘッドを組み合わせ全スペックを試打できるので、気になった方はぜひご来店いただき、実際に打って確かめていただきたい。
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