「順回転」を実現する人気フェースがリニューアルして復刻 【グッと深掘りゴルフギアVol.125】オデッセイ「マイクロヒンジ」パター編
ゴルフ5プレステージの腕利きフィッターたちがフィッティングの現場で気づいたギアの「深~い話」をお届けする連載【グッと深堀りゴルフギア】。
第125回目はオデッセイの「マイクロヒンジ」シリーズを取り上げる。
パターはゴルフ5プレステージで、もっとも売れる商品の1つで、お客さまも日々新しいものを探し求めている。一方で、多くのゴルファーが「あのパターはよかった」と、ノスタルジーとともに記憶に残るパターを持っているものだ。
商品サイクルが速い昨今では、気に入ったモデルも気づけば市場から消えてしまい、同じモデルを買い直したり同シリーズの別バージョンを手に入れるのが難しいという側面もある。
そんななか11月15日に発売されたオデッセイの新パター「マイクロヒンジ」シリーズは、かつての人気モデルをリニューアルして復刻した形。プレステージの腕利きフィッターたちの間でも「あのモデルが戻ってきた」と話題になっているという。
「マイクロヒンジ」シリーズの原型は、「O-WORKS」というシリーズ。ウレタン素材のなかに爪状の突起を多数配した「マイクロヒンジ・インサート」のフェースで、スムーズな順回転を得やすいと評判だった。プレステージ日本橋店勤務のフィッター木村悠野さんに話を聞いた。
『ゴルフ5プレステージ日本橋店勤務の腕利きフィッター木村悠野さん』
『かつて「O-WORKS」で人気だった「マイクロヒンジ・インサート」を搭載したニューモデル』
「『O-WORKS』のマイクロヒンジは、順回転しやすいと当時から好評で、ツアープレーヤーの間でも人気だったんです。打感もすごくやわらかいのでタッチも出しやすく、硬いボールとの相性がいい点もポイント。いつの間にかカタログから消えて、中古で探しているお客さまも多くいらっしゃいました。今回は新しく『マイクロヒンジ』として復刻されたので、かなり期待しています」(木村さん)
『黒いウレタンに金属製の「マイクロヒンジ」が配されたフェース』
『インパクト後の早い段階からボールが順回転しやすい』
「マイクロヒンジ」シリーズは、ヘッドは5種類6モデルで登場。定番のブレード型、ダブルワイド、#7(ショートスラント、ダブルベントの2モデル)、2ボールと、ボール幅の帯が強調された「マークスマンファング」。
これらはシルバーとブラックの“縦縞”のコントラストを強調した「VERSA」タイプのアライメントを採用している点も特徴。
『ヘッドは現状6種類で登場』
「ターゲットラインに直角、つまりフェース面と平行なラインをイメージしやすく人気のアライメントなので、この点もプラス要素です。さらに価格帯も税別3万5000円と最近のパターにしては比較的抑えられた設定なのもうれしいですね。“第二、第三のパター”としてもお買い求めいただきやすいと思います」(木村さん)
ソフトな打感、スムーズな順回転、フェース面を意識しやすいアライメント。こういったワードにピンときた方は、試してみる価値がありそうだ。
気になった方はぜひ、ゴルフ5プレステージに足を運んでいただきたい。
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