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golf2025.01.23

ガーミン「アプローチS50」と「アプローチS44」が新登場 ゴルフユースにフォーカスした中価格帯の高機能ゴルフGPSウォッチ

ゴルフ用スマートウォッチの人気ブランド「ガーミン」が1月30日、新たなゴルフGPSウォッチ「アプローチS50」と「アプローチS44」を発売する。

ガーミンといえば2020年に高機能ゴルフウォッチ「アプローチS62」を発売し、一気に業界でのシェアを拡大。2023年にはさらなる高機能を備えた「アプローチS70」でその地位を不動のものとした。昨年は、計測した距離をゴルフウォッチの画面上に反映できるという画期的な連動機能を備えたレーザー計測器「アプローチZ30」も発売し、ゴルフ用計測器のジャンルで他を一歩リードする存在となりつつある。

今回発売される「アプローチS50」「アプローチS44」は、機能をある程度ゴルフに絞った中価格帯モデルとなり、ゴルフシーンでの使用を主に考えている層にとっては、お手頃感のあるアイテムといえる。

 

『ガーミン「アプローチS50」(写真左)と「アプローチS44」(写真右)』

ディスプレイはいずれも1.2インチで、AMOLED(有機EL)ディスプレイを採用しているのが大きな特徴。ゴルフのような直射日光下での使用が前提となると一般的な液晶では視認性が下がりがちだが、有機ELならば炎天下でも見やすく発色もいい。ガーミン製品では「アプローチS70」が有機EL採用だが、この価格帯で有機ELを採用しているモデルは少なく、画期的といえる。

 

『ディスプレイにはAMOLED(有機EL)を採用』

ゴルフ用の機能はフロント/センター/バックエッジまでの距離が表示されるヤーデージ計測はもちろん、簡易的なコースレイアウトによるハザード等の表示や、ショットを自動で記録するオートショット機能、スコア管理、パフォーマンス統計などを標準装備。「ガーミンゴルフメンバーシップ」の有料サブスクリプションに加入すれば、フルカラーコースマップやグリーン傾斜等の機能も利用できる。

 

『フロント/センター/バックエッジまでの距離が表示されるヤーデージ計測』

 

『昨年発売されたレーザー計測器「アプローチZ30」との連携も可能』

また今回、「アプローチS50」「アプローチS44」は、いずれもコースサーチの速度が大幅に速くなっているのも大きな特徴。従来のモデルでは、スタート前にコースサーチをしようとすると数分かかったりするケースが多く、プレーヤーにとっては秘かなストレスとなっていたが、両モデルは「アプローチS70」に匹敵する高速サーチが実現。快適性が大幅に改善された。バッテリー持続時間は、両モデルとも約15時間。

 

『コースサーチの速度が速まったのも大きなポイント』

「アプローチS50」と「アプローチS44」の大きな違いは、スマート機能や健康管理機能を搭載しているかという点だ。「アプローチS50」に関しては、「ガーミンペイ」とSuicaの機能を有しており、その他にも光学式心拍計、睡眠モニタリング、ボディバッテリー、ストレス計測、HRVステータスなどの健康管理機能と40以上のアクティビティに対応できるほか、ミュージックプレーヤー機能も搭載するなど、スマートウォッチとしても十分な機能を備えていると言えるだろう。

 

『「アプローチS50」はスマートウォッチとしても機能性に優れる』

価格は「アプローチS50」が6万7800円(税込み)、「アプローチS44」が4万4800円(税込み)。「アプローチS50」はメタルボタンと超軽量ナイロンバンド、「アプローチS44」はプラスチックボタンとシリコンバンドとなる。両モデルともにアルミニウムベゼルを備えたスタイリッシュなデザインも特徴の一つだ。

 

『「アプローチS50」(写真上)はナイロンバンド、「アプローチS44」(写真下)はシリコンバンドでそれぞれ2色展開 ※「アプローチS50」のIvoryはバンドが少し短め』

ゴルフのみの使用を考えるならば「アプローチS44」でも十分といえる機能を備えており、日常でのスマートウォッチ機能もほしいというのであれば「アプローチS50」ということになるだろう。さらに「アプローチZ30」と連携したり有料サブスクリプションを利用すれば、ゴルフ面ではハイエンド機種にも劣らぬ機能を発揮することを考えれば、この価格はかなり「お手頃」と言っていいだろう。

ガーミンはほしいがちょっと手が出ないと考えていた方も、これならばゴルフ機能面での妥協なく、手が届くモデルといえる。

気になった方はぜひお近くのゴルフ5でチェックしていただきたい。

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