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other2019.03.08

UMBRO「HERITAGE」のデザイナーが語る、伝統を進化させた最新アパレル

UMBRO(アンブロ)が築いてきた歴史と伝統に、現代のトレンドを付け加えてライフスタイルに変革をもたらすアパレル「HERITAGE」。今回、スポーツデポやアルペンで展開する「HERITAGE」について、UMBROのチーフデザイナーであるデサントジャパン株式会社の清川聡氏に話を伺った。

――まずはUMBROの歴史について教えていただけますか?
 
清川:UMBROは、1924年にイギリスでハンフリー兄弟(HUMPHREYS・BROTHERS)が設立した会社です。「UMBRO」という名称は、創業時の社名「HUMPHREYS・BROTHERS社」から「UM」と「BRO」を取り出して組み合わせた造語となります。

UMBROはイギリスで発祥したサッカーのクラブチームや各国代表チームのユニフォームを手がけています。1930年から開催されたFIFAワールドカップで、UMBROのユニフォームを着て初めて優勝した国がブラジル(1958年)でした。ブラジルは2連覇をし、続く1966年にはイングランド代表を含む16チーム中15チームがUMBROを着用しイングランドが初優勝したことでUMBROの人気に火が付き、世界で確固たる地位を確立することができました。

チーフデザイナー:清川聡氏

――デサントは、いつからUMBROを取り扱っているのですか?
 
清川:デサントは国内でのUMBRO の商標権を取得し1999年春夏シーズンから日本での展開をしています。当時は、マンチェスターユナイテッド、チェルシーやイングランド代表のユニフォームなどを中心に取り扱っていましたね。
 
2002年の日韓ワールドカップでイングランド代表のデイビット・ベッカムがUMBROのユニフォームを着用し、様々な世界的なアパレルブランドやデザイナーとコラボレーションをしたことで、さらに注目されました。
 
当時、UMBRO商品を扱うのはサッカー専門店などに限られていましたが、チェーン展開すると一般層への認知度が高くなりました。

――UMBROのロゴには、どのような意味が込められているのですか?
 
清川:初めのロゴは、UMBROの文字を菱形でかこんだものでした。そこから現在のダブルダイアモンドロゴが生まれ、時代の流れとともにロゴは変化をしていきました。現在のものは多くのクラブチーム代表チームがUMBROを着用していた90年代に敬意を表し、当時のロゴを採用したクラシックなものとして位置付けされています。

――スポーツデポとアルペンで扱うアパレルの特長について教えてください。
 
清川:春から扱うものは、ジャージ(上・下)、スエット(上・下)、Tシャツとなります。これらは生活の必需品ですし、90年代のデザインやパターンを取り入れていて着心地が良いものとなっています。
 
カラーはブランドに紐づいていまして、スポーツミックスでカジュアル感が増すようにしました。
 
ターゲット層は主に20代以上の男性と女性となります。UMBROと言えばビックロゴであると思います。男女共に気軽かつ、普段着としても着れるイメージを考えて上手く落とし込んで着こなせるようにしています。


 
――UMBROのアパレルは、かなりおしゃれですよね。サッカー元日本代表選手の明神智和選手(AC長野パルセイロ)、遠藤保仁選手(ガンバ大阪)、橋本英郎選手(FC今治)、森岡亮太選手(ベルギー・シャルルロワSC)と話した時に、「デザインが良く普段から着れる」と大絶賛していました。
 
清川:ありがとうございます。近年の国内で展開するアパレル全般が日本企画となっていまして、90年代のUMBROに今っぽさを組み合わせて表現しています。
 
選手達と上手くコミュニケーションを取るようにしていますね。アパレルやスパイクについて要求や提案もあるので、できるだけ反映させるようにしています。

――最後に今後の展望について教えてください。
 
清川:UMBROはサッカーブランドですが、普段でも気楽にご利用いただけるものを多く取り揃えています。おしゃれなアパレル、シューズ、バックなど色々あるので、もっと知っていただく機会を作っていきたいですね。



取材協力:14 SHOWROOM
http://t-planning.tokyo/

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