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other2019.05.30

おばたのお兄さん(芸人)がスポーツと真剣に向き合う理由「『アスリート芸人』と言えば『おばたのお兄さん』となるように頑張りたい」

抜群の運動神経を武器に全身で巧みに表現する、お笑い・ものまね・歌で大人気のアスリート芸人「おばたのお兄さん(よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属 / 30歳)」。インストラクターとしてトレーニング指導も行うなど、多彩な才能を発揮する「おばたの兄さん」は、どんな歩みを経て、今のスタイルを築いてきたのだろうか?




――身体能力が物凄く高いですね!スポーツは何から始めたんですか?
 
おばたのお兄さん:僕は新潟県魚沼市出身でして、まず4歳の頃から水泳を開始しましたね。それからアルペンスキーをやるようになり、小学2年生の時に、野球と剣道も始めたので4つのスポーツをやっていました。
 
――沢山のスポーツをできる環境にいたのですね。
 
おばたのお兄さん:ところが、スキーの指定選手となって色々な場所に行ったことで、遠征費だけで年間150万円もかかってしまったんです。それでお金がかかるスキーを断念し、「プロ野球選手になりたい」と思い、中学から野球に力を入れました。
 
――好きなプロ野球選手はいましたか?
 
おばたのお兄さん:読売ジャイアンツが大好きで、松井秀喜さんに憧れていました。野球を一生懸命頑張りましたが、高校最後の夏では新潟県大会の2回戦で負けてしまいました。
 
――プロ野球への道は、どうなりましたか?
 
おばたのお兄さん:現実を知って、断念しましたね(笑)。



――高校卒業後、どのような道を進みましたか?
 
おばたのお兄さん:兄が日本体育大学で剣道部に入っていたんですよね。僕は体育の先生か消防士になるために、日本体育大学へ進学しました。
 
――大学でも野球をやりましたか?
 
おばたのお兄さん:怪我があり、何か新しいスポーツをやりたかったので、ラクロス部に入りました。学生チャンピオンになったことがありますし、今後はラクロスを広めていく活動をできればなと考えています。
 
――いつ芸人になりたいと思いましたか?
 
おばたのお兄さん:元々、人前で何かをするのが好きで、大学4年生の頃に試しで、誰でも出場できる「R1グランプリ」に出場してみました。2回戦に進出すると、僕の出番の前がハイキング(ウォーキング)のQ太郎さんで、後ろが友近さんだったんです。お2人の芸を目の前にして、「プロはスゲーなー!」と刺激を受けて、芸人の道に進むようになりました。
 
――インタビューをしていて思うのですが、やはり小栗旬さんに外見も声も非常に似ていますね。
 
おばたのお兄さん:小栗旬さんに似ているという自覚症状が全くなかったんですが、若手芸人の仲間に「声がめちゃくちゃ似ているから、モノマネをやってみたら?」と言われて意識するようになったんですよ。
 
小栗さんとはプライベートでご一緒させていただきますし、「俺がいなくなったら、どうするんだ?」と言われています(笑)。僕のInstagramの投稿を頻繁に見て気にかけてくれているので、非常にありがたいですね。



――また、足が凄く速いですよね。TBSのオールスター感謝祭で走るキッカケは何だったのですか?
 
おばたのお兄さん:小栗旬さんのモノマネで番組に出た時に、日本体育大学卒ということもあり、声がかかったので走りました。長距離は苦手でしたが、「アスリート芸人」という肩書きがほしかったので、チャレンジをしました。順位は、初回が6位で、前々回は3位、前回は5位となりました。改めて森脇健児さんの凄さを目の当たりしましたね。凄いです!
 
――感謝祭で走るために、走るトレーニングを行いましたか?
 
おばたのお兄さん:心肺機能を上げるために、800mを3回走るインターバルトレーニングと5km走もやりましたね。
 
――成果は出ていますか?
 
おばたのお兄さん:学生時代の50mの最高タイムが6秒3だったんですが、30歳になって6秒フラットになりました。また、アクロバットでも新たに技ができるようになっているので、進化していますね。「まだまだ伸びるんだな!面白い!」と思いながら、トレーニングを続けています(笑)。
 
――それは凄まじいですね!フルマラソンにも出場しましたよね。
 
おばたのお兄さん:マラソンは1度だけ、タイのプーケットで走りました。気温30度・湿度60%の中で、6時間かかったのでめちゃめちゃしんどかったですね(笑)。僕はコントでバク宙をやりますし、フルマラソンに出ると疲労で1週間何もできなくなるので、今後やるかどうかは悩みどころです。



――おばたのお兄さんがインストラクターとして活躍する「OBATAクリニック」では、女性の参加者が多いみたいですね。
 
おばたのお兄さん:「OBATAクリニック」を昨年の11月から開始しました。参加者の99%は女性で、大阪で開催した時に男性の方も数人いましたね。
 
――参加者から、何か相談はありますか?
 
おばたのお兄さん:クリニックを開始した際、参加者の方にアンケートを取ると、気になる体の部分が「お腹」と「お尻」だったので、そこに特化したメニューをこなしています。
普段は体幹トレーニングをメインに、70分間行っています。
 
「痩せたいけど、どのようにトレーニングを行えば良いか分からない」という人が多いので、「食事制限をして有酸素運動で汗を流しましょう」と答えています。



――「OBATAクリニック」で(隣にいる)YUTAROさんとタッグを組んで指導しているのですね。
 
おばたのお兄さん:はい、そうなります。YUTAROは普段からトレーニングをしていますし、見た目がシュッとしていますからね。「OBATAクリニック」にSUZUという女性も登場するんですが、そのSUZUが気になっている男性がYUTAROという設定となっています(笑)。YUTARO、SUZU、おばたのお兄さんの3人が速攻型コントをやりながらトレーニングを行います(笑)。
 
YUTARO:私は、"芸人"おばたのお兄さんの後輩であり、おばたのお兄さんが監督を務める草野球チームでも仲良くさせていただいています。スポーツ歴としては昔から野球をやってきましたし、日々トレーニングで体を鍛えています。



――「OBATAクリニック」への参加を検討している人たちに、何か伝えたいことはありますか?
 
おばたのお兄さん:年々スポーツへの関心が高まり、フィットネスなどのスポーツが、より身近なものになってくると思います。「OBATAクリニック」では、畳2畳の広さのスペースで綺麗でしなやかな身体を作ることを目指しています。ぜひ一緒に楽しくトレーニングをやりましょう。
 
これまで「OBATAクリニック」を、東京、大阪地元の新潟で開催しました。今年中に、札幌、仙台、名古屋、福岡でも行ってみたいですね。
 
YUTARO:「トレーニングは辛い・面倒臭い…」という方が多いです。そういった方のために、鍛えることの楽しさを伝えていければと思います!!
 
――YUTAROさんは、普段どのような活動をしているのですか?
 
YUTARO:私は「カントリーテール」というコンビで漫才を中心に活動しているのですが、ピンでやっている筋トレ・e-sports・野球・ボーイレスクの仕事がほとんどとなります。今後も色々な事にチャレンジして、幅広く活動していきたいです。

​――YUTAROさん、(インタビューにお付き合い頂き)ありがとうございました。​



――おばたのお兄さんには、ストイックな印象があります。食事制限を行っていますか?
 
おばたのお兄さん:食事に関しては、あまり気にしていないですね。経験したことについては伝えていますが、本で読んだものや理論をそのまま伝えることはしないですね。自分の中で効果を感じることができたものを、クリニックに取り入れています。
 
――トレーニングをしていると、体のケアが大切になりますよね。
 
おばたのお兄さん:セルフケアをするために、電気治療器具など色々なものを購入して使用しています。マッサージを受けに行ったり、サプリメントを摂るようにもしていますね。
 
――睡眠時間を十分に確保できていますか?
 
おばたのお兄さん:最低でも6時間は寝るようにしていますね。奥さんが良いベッドを買ってくださったので助かっています(笑)。
 
――奥様が非常にユニークで、素敵な方ですね!
 
おばたのお兄さん:明るい奥さんで「イイな!」って思いますね。



――2020年に向けた応援ソングを拝見しました。
 
おばたのお兄さん:何で知っているんですか(笑)?
 
――Instagramとなります(笑)。
 
おばたのお兄さん:ありがとうございます!応援歌は作成中でして、きちんとしたものを作ろうと思っています。
 
――東京オリンピックで楽しみにしている競技はありますか?
 
おばたのお兄さん:オリンピック種目として復活した野球と、陸上競技ですね。100mで日本人選手が9秒台を出しているところを生で見てみたいです。
 
――今後の展望を教えてください。
 
おばたのお兄さん:「アスリート芸人」と言えば「おばたのお兄さん」となるように頑張りたいです。
 
――まさか、国籍を変えてオリンピック出場を目指していますか?
 
おばたのお兄さん:いや、そこまでは考えてないですね(笑)。子供達の競技力向上を目的とした色々なスポーツの大会を行う「おばたのお兄さんカップ」を主催してみたいです。お笑い要素を全く入れないで真面目な大会です(笑)。



――最後にスポーツを通じて伝えたいことがあれば教えてください。
 
おばたのお兄さん:僕は団体競技を行うことが多かったですからね。チームワークや仲間との絆は、同じ苦しみを経験したからこそ、得ることができたと思っています。大学時代の仲間は何かあればすぐに連絡をくれますし、ライブを観に来てくれます。スポーツを通じて仲間ができたことは、ありがたいですね。



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