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other2021.03.25

バスケットのドリブルを上達させよう! 種類やコツ、練習方法を解説

バスケットボールは、ドリブルやパスをしながらゴールを目指すスポーツです。しかし、パスだけでボールをゴールまで持っていくことは難しく、さまざまなドリブル技の習得は欠かせません。
今回は、バスケットボールのドリブル技の種類やコツ、上達するための練習方法などをご紹介します。

 

【目次】

■バスケットボールのドリブル技の種類

・フロントチェンジ

・インサイドアウト

・レッグスルー

・ロールターン

■上手にドリブルするためのテクニック

・緩急をつける

・重心は低く保つ

・ボールを強く打つ

・ドリブルの際に下を向かない

・ボールを持っていない手の動かし方も重要

■ドリブルの練習方法の一例

・その場でドリブルする

・壁ドリブル

・2つのボールを同時につく

・鏡などで自身のドリブルを確認するのも重要

■トレーニングを繰り返して上手なドリブル技を繰り出そう

 

■バスケットボールのドリブル技の種類

バスケットボールのドリブル技の種類

 

バスケットボールのドリブルは、ただボールを床に叩きつけているだけではなく、さまざまな技も駆使しています。初心者にも簡単にできるものから難しいものまで多くの技がありますが、ここではその中から代表的なドリブル技をご紹介します。

 

・フロントチェンジ

バスケットボールのドリブルにおいて、基本の技となるのがフロントチェンジです。両手を使って、体の前でボールを右手から左手へ、左手から右手へと切り替えていきます。

ドリブル技としてはかなりシンプルなもので、初心者でも行うこと自体は簡単なので、まずはこの技を練習すると良いでしょう。ドリブルを強く鋭く繰り出したり、体重移動をしたりして相手を惑わせるようになると効果が増します。

フロントチェンジとは逆に、体の後ろでボールを左右に切り返す「バックチェンジ」という技もあります。

 

・インサイドアウト

フロントチェンジをするように見せかける技がインサイドアウトです。内側(インサイド)にドリブルで切り込むと見せかけて外側(アウトサイド)に切り返すので、こう呼ばれています。

フロントチェンジの動きを忠実に再現したインサイドアウトができると、相手ディフェンスの意識を逆方向に向けられるので、相手を抜きやすくなるでしょう。

 

・レッグスルー

レッグスルーという名前の通り、ボールを自分の股の間に通すドリブルの技術です。自分の脚を壁にして相手からボールを守れるため、相手との間合いが近かったり密集したりしている状況でもドリブルチェンジを行えるようになります。

レッグスルーのコツは、体の重心を落として低い体勢を取り、片足を大きく踏み出すような格好で行うことです。両足の中心で、ボールがV字を描くようにバウンドさせる意識を持ちましょう。

 

・ロールターン

ロールターンは、ディフェンスに対して、自身の体を反転させるようにしてかわす技です。片手でボールを引き込みながら、手首を使ってボールをディフェンスのいない方へ運びます。首を素早く回して遠心力を使って回転することと、ボールを持っていない手と背中を使って相手をガードするのがコツです。

ターンが遅すぎるとドリブルを終えてから再度ドリブルを開始したとみなされ、ダブルドリブルを取られる恐れがあるので、できるだけ素早く行う必要があります。

 

■上手にドリブルするためのテクニック

上手にドリブルするためのテクニック

 

ドリブル技ができるだけでは、相手を抜き去ることができません。より効果的なドリブルを披露するために、身に着けておきたいテクニックをいくつかご紹介します。

 

・緩急をつける

ただドリブル技を単調に繰り出し、スピードでディフェンスをかわそうとしているだけでは、相手も動きを読みやすく、簡単にボールを奪われてしまうでしょう。ドリブルを行う際は、スピードだけで相手をかわそうと思うのではなく、動きに緩急をつけることが重要です。

緩急をつけたドリブルは「チェンジオブペース」と呼ばれ、大きなドリブルから小刻みなドリブルにしたり、ゆっくりと動き始めてから一気にスピードを上げたりといったテクニックが一例です。相手が油断した瞬間などに行えば、相手を一気に抜き去ることができます。

 

・重心は低く保つ

ドリブルの際は腰を落とし、重心を低く保ちましょう。重心を下げることで、自然と両手と床の距離が近づくため、ボールが手から離れる時間を減らし、相手がボールをカットしづらくなります。
また、重心を落とすことによって前傾姿勢になるので、足に力が入りやすくなるのもメリットです。

バスケットボールを始めたてで、必要な筋肉が備わっていないうちは大変かもしれませんが、普段の練習から重心を低く保つことを心がけましょう。

 

・ボールを強く打つ

ドリブルの際は、ボールを床に強く打つようにすることも大切です。重心を低く保つのと同様に、ボールが手から離れる時間が減るので、ボールを相手に奪われづらくなります。
手首だけでなく腕全体を使って、手のひらでボールを床に押し付けるような意識を持つのがポイントです。

 

・ドリブルの際に下を向かない

特に初心者の場合、ドリブル中はボールや足元に意識が行き、下を向いてしまいがちです。バスケットボールを始めてすぐに、下を見ないでドリブルを行うのは難しいかもしれませんが、できるだけ早い段階で顔を上げて前を見ながらドリブルできるようにしましょう。

前を向くことで視野が広がり、敵や味方の位置を把握できるようになります。ドリブルの上達に直接結びつくわけではありませんが、素早く次のプレーを判断するための重要なテクニックです。

 

・ボールを持っていない手の動かし方も重要

ドリブルを行う際は、ドリブルで使っていない手の動かし方も重要です。ドリブルの最中にディフェンスに入られた際に、手を使って相手を遠ざければボールを奪われづらくなります。

ディフェンスから少しでも距離を取れるように、手で相手をガードするように意識してみてください。

 

■ドリブルの練習方法の一例

ドリブルの練習方法の一例

 

ドリブル技を上手に繰り出したり、ご紹介したテクニックをスムーズに出したりするためには、練習を継続して、体に動きを覚えさせる必要があります。
上手なドリブルに向けた練習方法の一例をご紹介しますので、トレーニングの参考にしてみてください。

 

・その場でドリブルする

バスケットボール初心者の場合は、その場から動かずにドリブルを行う練習から始めるのがおすすめです。強くボールを打ちつけること、できるだけ前を向いた状態で行うことの2点に注意して行いましょう。
最初のうちはミスをしてしまうかもしれませんが、だんだんと慣れてくるはずです。

その場でのドリブルに慣れ、ある程度リズミカルに強くボールをつけるようになったら、次は素早く細かいドリブルを行う練習や、フロントチェンジを行う練習を取り入れてみてください。
指先の感覚を養うことで、ボールハンドリング技術の向上につながります。

 

・壁ドリブル

ボールを床に落とすことなく、肩よりも少し高めの壁に打ちつけ続ける練習方法も効果的です。壁ドリブルを続けることで、手首のスナップ力や指先の動きの強化につながります。

慣れないうちは、その場から動かないで練習を行いましょう。慣れてきたら利き手とは逆の手で行ったり、ボールを見ない状態で行ったりするのもおすすめです。

 

・2つのボールを同時につく

バスケットボールの実践においては、利き手などは関係なく、左右両方の手でドリブルができなければ、活躍するのは難しいです。利き手が右の場合は左手で、左手の場合は右手でと、両手でドリブルの練習を行うようにしてください。

また、ボールを2つ用意して、両手で同時にドリブルを行う練習方法もおすすめです。左右のボールハンドリング能力の向上につながります。

 

・鏡などで自身のドリブルを確認するのも重要

鏡の前で練習したり、練習風景を撮影しておいたりして、動きを確認してみるのも上達のコツです。ドリブルの際の動きを見直すことで、プレー中は気づかなかった癖や上手な人との違いがわかり、修正点が具体的に把握できます。

自分で見ても何がおかしいのかよくわからない場合は、撮影した動画を友人やチームの監督などに確認してもらうのも良いでしょう。

 

■トレーニングを繰り返して上手なドリブル技を繰り出そう

ドリブル技を上手に繰り出すためには、ボールを上手に扱えるハンドリング技術が欠かせません。そのためにはバスケットボールの練習を繰り返し、ボールの扱いに慣れる必要があります。

今回ご紹介した練習方法の他にも、1on1を行い実際にディフェンスがいる中で、動きを確認してみるのもおすすめです。
飽きないようにトレーニング内容を工夫しながら、ドリブル技の上達を目指してみてください。

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