おしゃれなキャップの被り方を解説! 髪の処理や選び方のコツとは
日差しが強い夏場の外出やアウトドアなどのアクティブなシーンで、紫外線や熱中症対策として使えるキャップ。実用性に優れているだけでなく、メンズ・レディース問わず、コーディネートに取り入れてアクセントを効かせられる点も魅力です。
しかし、コーディネートに取り入れたいものの、おしゃれに被るのが難しい、前髪は出すのかしまうのかわからない、といった悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
ここでは、おしゃれなキャップの被り方や、選び方のコツなどをご紹介します。
【目次】
■おしゃれなキャップの被り方
キャップはコーディネートに存在感をプラスできる一方で、取り入れ方次第では子どもっぽさややんちゃな雰囲気が強く出てしまいます。ストリート感を抑えながら、おしゃれにキャップを活用するには、どうすれば良いのでしょうか。
大人らしくおしゃれにキャップを被るためのコツをご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
・前髪の有無で印象が変わる
キャップを被る際、最初に確認したいのが前髪のバランスです。メンズ・レディースを問わず、前髪をおろして残すのか、上げてキャップ内にしまうかによって印象が大きく変わります。
【前髪を残す】
前髪をおろしてキャップから出すように着用すると、顔の面積が狭まり小顔に見せることができます。カジュアルな雰囲気やこなれた印象に仕上げたい場合におすすめです。
ただし、子どもっぽい印象を与える場合もあるので、束感を作る、無造作にアレンジするなど、髪の毛を遊ばせて工夫を行うと良いでしょう。特に、男性で髪が短めの方は、前髪をおろすと幼い印象になりやすいので注意が必要です。
【前髪を上げる】
前髪を上げて髪の毛を隠すと、額が出て顔周りがすっきりと見えます。清潔感や爽やかさといった印象を与えたい場合に最適です。大人っぽさを強く出したい場合は、前髪を上げることをおすすめします。
・被り方の深さ
キャップをどれくらいの深さで被るかも重要なポイントです。浅めに被ると、おしゃれでこなれた雰囲気やトレンド感を演出できます。
一方で、深く被るときちんと感を出すことが可能です。男性の場合は髪型次第で武骨なイメージに、女性の場合は大人っぽい雰囲気に仕上げることができます。顔に影ができる場合もあるので、深く被る場合は後ろに傾けてつばを少し上げるのがコツです。
つばと後方が真っすぐ水平になるのを基本に、自分のイメージやコーディネートの雰囲気と合うかどうかを考えながら、被り方の深さを決めるようにしましょう。
・後ろ向きに被るのもおすすめ
キャップをあえて後ろ向きに被るのもおすすめです。メンズの場合はアクティブな雰囲気に、レディースの場合はボーイッシュで明るい印象を演出できます。後ろ向きに被るのは子どもっぽい印象を与えがちなので、つばが短く、コンパクトで落ち着いた印象のキャップを活用するのがポイントです。
ストリートファッションを楽しみたい、普段と異なるコーディネートに仕上げたいという場合は、試してみるのも良いでしょう。
■ロングヘアの方はヘアアレンジも楽しもう
ロングヘアの方は、髪の毛をいかしてヘアアレンジを楽しむのも良いでしょう。例えば、髪の毛をまとめておだんごにすれば、すっきりした印象にまとめられます。他にも、ポニーテールや三つ編みといったアレンジを楽しむのもおしゃれです。
おだんごなら小顔に見せられる、三つ編みやゆるくカールさせた巻き髪なら可愛らしい雰囲気を演出できるなど、髪型を工夫することでバランスを整えたり印象を変えたりする効果が期待できます。
ロングのストレートヘアにスポーツテイストの強いキャップを合わせて、軽やかな印象を与えるのも手です。
また、後ろ髪ではなく、前髪をアレンジして遊ぶことも可能です。例えば、前髪をふんわりと仕上げたり、センター分けでおでこを出したりすれば、全体の印象を大きく変えられます。
どんなスタイルにしたいのかを考えながらヘアアレンジも考えると、よりおしゃれにキャップを着こなせます。
■キャップを選ぶコツ
子どもっぽさを抑えながらおしゃれにキャップを着こなすには、キャップの選び方もポイントです。購入する際に確認したいコツをご紹介します。
・サイズ感の合ったキャップを選ぶ
キャップのサイズ感が合っていないと、デザインの良いアイテムを選んでもおしゃれに着こなすのが難しくなります。きつさやゆるさを感じない、自分に適したサイズの商品を選ぶようにしましょう。
キャップにゴムが入っていたり、後頭部にアジャスターがついていたりして、サイズを調整できるものだと、頭に合わせやすく便利です。
また、サイズ感がぴったりで全体的に丸みがあるキャップを選ぶと、頭の形がきれいに出て、武骨な印象を抑えられます。柔らかな印象に仕上げたい方は、キャップのサイズと形状を確認しておくのがおすすめです。
・シンプルなものを使うのがおすすめ
色やデザインがシンプルで、主張が少ないキャップを選ぶのもコツです。ロゴが大きかったり、派手な色合いやデザインだったりすると、コーディネートに合わせにくくなるうえに、ストリート感が増してしまいます。
キャップをあまり被らないという方は、アースカラーなど主張し過ぎないキャップを選ぶようにしましょう。シンプルな色合いやデザインのものなら、幅広いコーディネートに合わせやすく、全体をおしゃれにまとめられます。
色選びで迷った場合は、トップスと同系統の色を選ぶのもおすすめです。全体のバランスが取りやすく、キャップだけ浮いてしまうのを防ぎやすくなります。
ただし、トップスやボトムスをシンプルにまとめるのであれば、あえて赤色などのカラフルなキャップを取り入れるのも良いでしょう。面積の大きな服よりもワンポイントとして使いやすく、コーディネートの外しにできます。
・キャップの素材にもこだわろう
キャップの素材にこだわるのも着こなしのコツです。例えば、夏場は定番のコットンやリネン、秋冬はツイードやウールといった素材のキャップを選べば、おしゃれさと季節感を両立できます。
よりおしゃれにキャップを活用したい方は、季節ごとに異なる素材のアイテムを複数用意しておくのもおすすめです。
■キャップをおしゃれに被ってコーデの幅を広げよう
キャップは、1年を通して使うことができる便利なアイテムです。適度な存在感があるため、コーディネートに抜け感を追加したり、アクセントを効かせたりと、よりおしゃれを楽しめるようになります。
一方で、やんちゃで子どもっぽい印象を与えやすい、ストリートファッションテイストに仕上がってしまうなど、取り入れ方が少し難しいのも事実です。大人っぽく着こなすには、被り方に加えて、デザインやサイズ感などにも注意しなければいけません。
キャップを使ったコーディネートに悩んでいる方は、今回ご紹介した被り方や選び方を参考にしてみてはいかがでしょうか。
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