フリーワード検索

other2023.06.26

阿部兄妹インタビュー「アディダスを身にまとう日々とアスリートとしての美学」

アスリートにとって、競技者から離れて、快適で心地よい時間を過ごすためにどんな工夫をしているのか。そこでは、どんな服装やスタイルで、つかの間の休息を有意義に楽しんでいるのか。

今回、2023年ドーハ世界柔道選手権大会において、東京五輪も含めて計4度目となる世界大会兄妹同日優勝を果たし、圧倒的な強さを見せた阿部兄妹(阿部一二三さんと阿部詩さん)の素顔に迫ります。

阿部兄妹が選んで着用するのは、「スポーツ生まれ、ふだん使い。」というコンセプトを掲げるアディダススポーツウェア。その洗練されたデザインが、一二三さんと詩さんの強さとしなやかさを一層引き立てている。

独占インタビューでは、阿部兄妹とアディダスとの特別な関係について、そして彼らがアスリートとしてどのような『ふだん』を過ごしているのかを語ってもらいました。


■阿部兄妹が語る、競技から離れたオフの時間で大切にしていること

――アスリートにとっては、過酷なトレーニングや試合で心身にかかる負荷を回復するための休息も非常に重要な要素ですよね。そこで、一二三さんがどのようにオフを過ごしているか、詳しくお伺いしてもよろしいでしょうか?

一二三さん:休息は僕たちアスリートにとっても重要な要素です。休みの日は主にゆっくりと過ごすことを心掛けています。自分の体調管理に多くの時間を充てることで、次のトレーニングや試合に備えるというわけです。それ以外の時間では、リラックスするために買い物をしたり、好きな料理を外食で楽しんだりすることもあります。


――詩さんは、休日にいつものトレーニングウェアとは違うスタイルで過ごすことはありますか?

詩さん:私は、休日にあまりトレーニングウェアやスポーツウェアを着ない方なんです。普段の休日はリラックスして過ごすことを心掛けているので、カジュアルな服装で過ごすことが多いんですよ。スポーツウェアは、試合やトレーニングに向けて移動する時に着用していますね。


――一二三さんにとって、アディダスというブランドと初めて出会った時期はいつ頃だったのでしょうか?

一二三さん:それは子供の頃、僕がまだ小学生だったころの話ですね。当時、両親のもとで柔道のトレーニングを始めており、そのトレーニングウェアとしてアディダスのウェアを着ていました。ですから、その当時からすでにアディダスというブランドの存在は知っていました。成長して、自分がアスリートとして活動を始め、そのアディダスというブランドと契約を結ぶという日が来たとき、その喜びはとても大きかったですね。子供の頃から親しんできたブランドとのパートナーシップを結べたというのは、誇りを感じると同時に、少し不思議な感じもしました。


――アディダスのロゴであるスリーストライプスは伝統的なデザインで、そのロゴに対して、一二三さんはどんな印象をお持ちですか?

一二三さん:スリーストライプスは非常にアイコニックなデザインで、それがアディダスのブランドを象徴していると思います。他のスポーツブランドとは一線を画すその特徴は、視覚的な強さを持っていますよね。3本の線を見ただけでアディダスだと認識できるこの強さは、ブランドの認知度を高める上で非常に価値あるものだと感じています。このロゴがなければ、それがアディダスの製品であることをすぐには認識できないかもしれませんが、このロゴの存在によってそのブランドアイデンティティが瞬時に伝わるのだと思います。


――詩さんが、いま着ているピンク色のウェアはとてもお似合いですが、実際に着用しての感想をお聞かせください。

詩さん:いま着用しているこのピンクのウェアは、その機能性とデザイン性のバランスが絶妙で、とても気に入っています。特に動きやすさと、私の体にフィットする形状が私にとっては大切です。また、スタイリッシュなデザインは、私服としても使えるので、ちょっとした外出にもぴったりだと感じています。


■ファッションに対する独自の視点と追求する美学

――お二人ともとてもトレンドに敏感で、オシャレな印象がありますが、特に重視しているポイントやこだわりなどはありますか?

詩さん:私が女性であり、また、柔道家という特殊な職業であることを考慮に入れて、自分の体形に最もフィットするような服を選ぶようにしています。色やパターンなど、細部にまでこだわりながら、自分自身に一番似合う服を選びます。

一二三さん:僕も、ファッションに関しては自分なりのこだわりを持っています。柔道家と言えば柔道着のイメージが一般的ですが、そのイメージを覆すような服装を選ぶようにしています。「柔道家だけど、ファッションイベントにもよく参加しているよね」と言われるような、柔道家の新たなイメージを作り上げられたらいいなと思っています。


――スポーツウェアをかっこよく着こなしたい時や自分ならではのスポーツウェアのこだわりなどあれば、お聞かせください。

一二三さん:試合やトレーニング中に身につけるスポーツウェアは、自分を最もかっこよく見せてくれると思います。そして普段の練習に向かう時も、試合に臨む時も、自分が頑張っている時に着るスポーツウェアが1番かっこよく見えているのだと思います。

詩さん:スポーツウェアなどスポーティなものを身にまとっているときこそ、自分のパワーと自信が最高に輝くと私は感じています。日々のトレーニングに取り組む時や、大事な試合に挑む時に着るスポーツウェアが、私の力を引き上げてくれるような気がしています。


■阿部兄妹が語る、真の強さへの追求

――お二人に質問なのですが、「目標は、兄妹二人そろって金メダルを獲ることです」という発言通り、東京五輪では金メダルを獲得。アスリートとして有言実行しています。“強さ”についてのこだわりをお聞かせください。

詩さん:私は日々稽古を積み重ねて、常に強さを追求しています。ただただ強いというだけではなく、圧倒的な強さ、言葉では表現できないほどの強さを目指しています。その強さを求める思いは、私の心に常にあり、日々の生活に影響を与えています。


一二三さん:「努力は天才を超える」を座右の銘として掲げています。この言葉は、自分自身を鍛え続けるためのモチベーションにもなります。自然に授かった才能だけでなく、日々の積み重ねが結果を生むと信じています。


――最後に、アディダスのスポーツウェアをまだ試したことのない人たちに向けたメッセージをお聞かせください。

詩さん:アディダスのウェアは、デザインがオシャレで、動きやすさや体へのフィット感もしっかり考えられています。また、様々なスポーツシーンに適しているため、是非一度試してみて欲しいと思います。


一二三さん:アディダスのスポーツウェアやシューズには、環境を意識したアイテムもたくさんあります。その中でも、僕がおすすめしたいポイントは、3本のストライプ。それが示すブランドの信念や哲学を理解し、自分自身のスポーツライフに取り入れてみてください。そうすることで、ただアディダスのスポーツウェアを着るだけではなく、ブランドが掲げるメッセージ性を感じながら着用することができると思います。

BUY NOW

SEARCH フリーワード検索